突如異世界に転生した高校生・レイジは、絶大な魔力を持ちながらも“世界を破滅させる危険因子”と恐れられていた。王や連合軍は彼の「封印」や「排除」を検討するが、闇商人ユダの陰謀や“神の実験”の影が迫る中、レイジは賢者学院の仲間たちと絆を築きな
がら自らの力を磨いていく。
火・氷・風・雷――四つの属性を同時に扱う“多属性制御”を研鑽することで、彼は次第に「破滅の力」ではなく「世界を護る力」へと可能性を開花させる。邪悪な封印破りを阻止し、騎士アリシアや研究者セトと共に学院を守り抜いた実績は、やがて王や連合軍にも認められるのだった。
しかし、逃亡中のユダは次なる破滅の火種を狙い、神の干渉はいまだレイジを“実験体”として観察し続ける。いつ再び暴走の危機が訪れるか分からない――それでも彼は仲間を信じ、学院で学び、自らの意思で“神の実験”を終わらせようと決意する。
果たしてレイジは、命輝石を蝕む力を完全に制御し、闇商人や神の企みから世界を救えるのか? 仲間と笑い合う学院生活のかたわら、いずれ再来する大いなる試練に立ち向かう日々が始まる。破滅をも覆す多属性の魔法が、今こそ希望を示す鍵となる――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-19 19:00:00
148943文字
会話率:21%
『スラムは気を付けなきゃいけねぇ。人狩り。死体漁り。異界の怪物。どいつもこいつもロクデナシ。明日も見えない奴らばっかだ! けどドブネズミの唐揚げが欲しいなら行くしかねぇんだな』
外に出たことのない少女ソラの日常は一瞬で崩れ去ってしまった
。原因は便利屋を自称しレイルと名乗る漆黒の機械。彼への復讐を誓いながらも他に頼れる存在もなく仕方なく行動を共にしていく。
「あなた達に依頼したいことはたった一つです。ラインフォード商会……異界の技術による武装提供を主にする企業です。そこの地下研究棟で【白の十三番】と呼ばれる被検体を破壊してください」
「愛、愛だとも。僕らは破滅を望んでるんだ。愛すべき主は光が地を滅ぼすことを望んだから」
荒廃した世界。スラム。策略を絡ませていく企業。終末世界の終わりを望む教団。やがて少女に関わる真実にたどり着いたとき、絡みついた陰謀と破滅の力が牙を向く。
発達しすぎた科学と異界の技術を武器にして一人と一機は全てに抗い、決着をつけるべく行動に出る。
表紙絵師兄貴のTwitter↓
https://mobile.twitter.com/Nitrus14/media折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-08 20:05:13
148201文字
会話率:47%
あるとき世界は持たざるものに、特異な力祝福が与えられる世界となった。
聴力の無いものには鋭敏な知感能力が、腕を動かせないものには、見えざる手を自由に扱える力が。
彼等はブレスと呼ばれ、救いの力と破滅の力を有していた。ブレスに全てを奪われた少
年が自身もブレスとなり、世界と向き合っていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-14 01:00:00
678文字
会話率:50%
その世界には2つの力が存在していた。
1つは「調和の力」。その力は「平和の力」とも呼ばれ、この力を持った者は平和の象徴として世界を旅し平和の輪を広げるために生きることを義務付けられる。
もう1つの力は「破滅の力」と呼ばれ、世界を破滅へと
導く力として恐れられている。この力を持つ者が現れた時代は世界が無惨に壊されてしまう。
この「力」は同じ時代に存在することがなかったのだが、神の悪戯か同じ時代に現れてしまう。
そんな前代未聞の事態に世界は大混乱に陥ってしまう。
未知が溢れる世界で君がプレイヤーとなり世界の行く末を見届けよう。
平和も破滅も君次第!さぁ世界に飛び出そう!世界が君を待っているぞ!
~メイク・ガーデン{アルセピラの運命}あらすじより~折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-24 01:45:30
1291文字
会話率:0%
かつてすべての宇宙に向けて終わりが放たれた。
かつてそれに対抗するために、破滅の力を受け入れた人々がいた。
かつて激しい戦いがあった。
そしてそれは、たった一つを残して終わった。
物語の主題はとうに終わっている。主人公の目的は達
成されている。ここにあるのは残骸だけだ。紡がれる物語はエンディングであり、エピローグだ。もはや結末は変えようがなく、ただ終わりがやってくる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-09-16 21:23:39
12457文字
会話率:29%
とある村に住むやさしい少年『エト』は思想の違うもうひとつの人格が自分の中に住み着いているのを自覚した。『彼』は恐ろしく強く、この世の強者と呼ばれる剣士が束になってかかってきても打ち倒せてしまうほどだった。少年『エト』は『彼』に願う。この世の
中をもっとよいものにしたいと。そのために、力を貸してくれ、と。
時は遥か古代に遡る。あるところに、凄まじく強大な力を持った人間の集団『祈りの種族』と呼ばれた者たちがいた。しかし彼らは突然起きた魔力の爆発によって壊滅し、滅んだ。それは非道な実験によって得た力で世界を支配しようとした彼らへの天罰のようだった。
滅び去ったはずの『祈りの種族』。『彼』に鍛えられ、正しい正義感を持つ剣士『エト』。
彼らが出会った時、世界が蠢く。
※しばらくは毎日更新します。夜の十二時更新です。さらに毎日複数回更新します折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-08-23 18:05:50
108952文字
会話率:31%
※他サイト転載予定。2008年頃に執筆した小説のリメイク作品です。
時は二×××年。時代旅行も出来れば、安楽死も出来るようになった未来。
日本のある研究所が二つの力を開発する事に成功する。
一つは人々を癒し、世界を救う唯一の手段“救世”。
もう一つは罪人に痛みを与え、世界を滅ぼす唯一の手段“破滅”。
救世の力は十六歳の少女、宮園志那に。破滅の力は十八歳の少年、坂見慈に。それぞれ与えられる。
使いとして志那は南雲諒太と、慈は秋村周と共にまずは日本中を“救う”あるいは“傷つける”為に転々とする日々の始まりだった。その中で彼らは人々と触れ合い、知らない世界を知っていく。
しかしある日に謎の事件が起き、志那と慈を苦しめる。
事件の首謀者である謎の少年エイリと少女ミナと対峙する。二人の関係はまるで“神”と“使い”のよう。
その目的を知った志那と慈は全世界の命をかけた決断を迫られるのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-03-13 15:35:53
12821文字
会話率:54%
ある目的のために生きる青年と世界に呪われ破滅の力をもって生まれてきた少女はであった。2人が出会い契約を結んだ時から世界の歯車は狂い始めた。世界は激動の時代に入り、2人は争いの渦中へと誘われる。2人が歩むは修羅の道。 寄り添いあう2人は進む
。契約のときに誓った願いをかなえるために・・・折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-11-08 10:33:52
38158文字
会話率:38%