「アルタイルさん!貴方は男子禁制の女学園に女装して潜り込み、女生徒に不埒なマネをするという大罪を犯しました!貴方みたいな変態は国外追放ですわ!処刑されないだけありがたいと思いなさいっ!!!」
「ふざけやがって……!俺がこの国に舞い戻ったら
速攻でお前はぶちのめして俺の女にしてやるからなっ!!!?!!」
俺の名前は弱杉粕弥。ある日突然トラックが突っ込んできやがった!気が付くと神様を名乗る爺さんが俺の目の前に!異世界にチート魔法『なれば?セット』を持って金持ち大貴族イケメン嫡男アルタイルに転生させてくれるだって?俺の人生にもツキがまわってきたぜ!
メイドと奴隷の美少女達でハーレムを作り上げてチートで毎日ちやほやされてウハウハだ!地球ではいじめられっ子で虐待児童の家庭崩壊貧乏ブサイクチビデブハゲ眼鏡の高校退学済中卒だったがこれで俺も勝ち組だぜ!
ん……?家督を譲って隠居した爺さんどうしたんだ?国のために第2皇子と公爵令嬢を婚約破棄させろ……?魔法学校に入って公爵令嬢を誑かせ?しかも女学園だから女装して潜入しろ?身分設定は俺の双子の病弱で出生を明らかにしていなかった妹?
おう!やってやるぜ!ついでに他の令嬢たちも食い散らかして俺はこの国の『雄王』になってやる!!!あれ……?女として生きるの難しい?女ってめっちゃ大変?
幼馴染の子爵令嬢に正体がばれそう?来年入学するメスガキ婚約者が俺の惨状を珍しく悲しんでる?初めてできた女の親友がめっちゃ距離感近くて性欲爆裂しそう?生徒会長に裏口入学したことを弱みに握られている?レズ美人女教師が誘惑してくる?ドジっ子従者が色々やらかす?公爵令嬢が前世のクラスメイトかもしれなくて?思い返すと歴史上にはどう考えても地球生まれとしか思えない人物が多数いて?そして第2皇子には絶対誰にも知られてはいけない秘密があって……?
偶々公爵令嬢の話を盗み聞ぎしてたらこの世界は実は乙女ゲー世界?原作主人公のヒロインが来年入学してくる?俺は原作では聖女ポジションで重要人物?いずれ爆発する王室の陰謀?攻略対象の男達が起こす問題?なんだよそれやべーじゃん!
国に不満を持つ獣人!聖女を崇める教会の暗躍!深まる転生者と世界の謎!魔族との戦争の予兆!めんどくせぇハーレム管理!自分の子供に顔を忘れられる苦痛!糞みてぇな女社会!学園ドタバタラブコメディここに開幕!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-25 07:21:54
752185文字
会話率:25%
※11/4~6 (20時更新)にかけて番外編を追加します。
『次の転生先に、乙女ゲームの世界なんてどうですか?』
105年の人生に幕を閉じ、輪廻転生の輪の中に戻って行くのだと信じていたあの日。
私は白い空間で、光の球体からそう言われてた
。
『聖女として天寿を全うしてくれるだけで良いのです。のんびりできますよ』
なんて、悪徳業者が言うようなセリフにうっかり騙されてこの世界に降り立ってしまいました。
ルーブルシア王国の悪役令嬢マーガレット・レヴァイン公爵令嬢として……。
降り立った日(前世を思い出した日)が断罪イベントの真っ最中なんて誰が思うでしょうか?
しかも、大国アイストルスト王国の女王陛下に粗相をした聖女と言われているエミリーの身代わりに、国外追放にされてしまった。もう、どうすれば良いの。
瘴気渦巻く森に捨てられる運命に付き合うと言ったのは、元近衛騎士のダグラス・ゲートスケル伯爵。
しかし彼は、前世で政略結婚をした元夫だった。
愚かな私は政略結婚でも、夫から少しくらい愛情をもらえると信じていた。
だけど夫は本妻の私と子どもを数人作った後、責任は果たしたとばかりに妾を作って家の事は私に全て任せっきりになってしまう。
はっきり言って、二度と近寄りたくない相手だった。
そう思って離れようとしているのにダグラスは付いてくる。
前世の贖罪とばかりに私の世話をしてくれていた。
ダメダメ、ほだされては。また同じことを繰り返すつもり?
エミリー排除のざまぁ有(ラスト近く)、愛なんてもう信じないと思っているのにモテ期が来たり。
王室の陰謀に巻き込まれそうになったりの『のんびり』とは程遠い波乱万丈の人生になる予定です。
毎日20時更新。1話700文字~2000文字弱。
本編71話+番外編1話
よろしくお願いいたします。
『うちの駄文の世界観 異世界・ゲーム物(改訂版)』
https://syosetu.com/userblogmanage/view/blogkey/2603887/
※誤字・言葉の間違いを教えてくださいましてありがとうございます。
いつも助かっております。(他サイトも全て修正しました)
これからも、よろしくお願いいたします。
9/4に修正してくださった方、ありがとうございました。
面倒くさい修正に何時間も使って頂いて。
感謝しかありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-06 14:00:00
121697文字
会話率:35%
アウストラル王国の三の姫であるギュゼルに仕える女騎士、ルべリアは身体を震わせた。目の前には“魔王子”と囁かれる第二王子、アウグストがおり、ルべリアを腕で作った檻に閉じ込めているのだ。
「さあ、どうする? 己の主人のために、その命と純潔以
外の全てを私に捧げられるか?」
「わたしは……」
はい、と答えるしかなかった。ギュゼル様の為なら命さえ惜しくはない。
「では、その唇は今から私のものだ」
吐息を漏らすようにそう言うと、アウグストは宣言通りにルべリアの薔薇のような唇を蹂躙した。
※このお話は「おバカで真っ直ぐなイケメン女騎士ルべリアが、厄介な王子様たちに翻弄されながらも愛しのお姫様を守るために頑張る、近世初期のヨーロッパ風世界でお城と魔法使いと毒薬と陰謀がキーワードの恋愛?物語」です。なかなか主人公たちが出会わないという、ゆっくり展開につき…ごめんなさい。
※本編完結しました。挿絵がある回に★印をつけることにしました。カラーイラストページへは上部のシリーズリンクから跳んで下さい。
※改稿作業に入ります。本筋は変わりませんが序盤の描写が前後する可能性があります。ご迷惑をおかけします。2016.10.08
※同じ王国を舞台に新連載始めました。『宿命の星~したたかに見えてポンコツなお嬢様とやる気のないチャラい騎士のおはなし~』です、よろしくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-07-29 19:02:21
333013文字
会話率:56%