家紋武範さま主催。「牛の首企画」参加作品。
俺の家は代々酪農をやっている。
妻が妊娠をした。娘だと分かると爺さんたちが渋い顔をした。
娘が産まれた。
娘の頭には牛の角が生えていた。
最終更新:2022-07-23 21:45:23
6721文字
会話率:20%
ミレイとシングは訳あって冒険者稼業をしている。
ある時、ヴィンランド王国軍と冒険者の混合隊に志願していた。災厄の怪物、その内の一体を足止めするため。
そして、戦いの後に思わぬことになる。なんと!? ミレイに牛の角がちょこんと、
それに尻尾が生えていたのだ!
ミレイとシングは、この状態を元に戻すためにも、王国軍に同行する事となる。
果たして元の状態に戻ることが出来るのか!?
更新は一週間に一回。土曜日です。
この作品は小説アプリ『ノベルバ』様にも掲載しています。
宜しくお願い致します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-24 17:47:29
135977文字
会話率:40%
多忙で家を空けがちな父を持つ、小学五年生の西江賀慶作には、通いの家政婦や家庭教師はいるが母親も兄弟もいなかった。
日常に心細さを感じていた慶作は、父親に「ペットがほしい」と願い出る。
ペットショップを巡るうちに、珍しい生態を持つ新種の鳥・ハ
ネカエドリを飼育することになる。慶作は鳥を「ルス」と名付け、大切に世話をする。鳥の飼育は引っ込み思案だった慶作を明るく積極的に成長させる。
ある日慶作は、常食としていた鶏肉の代わりに魚肉をルスに与えた。すると数日後、ルスの背中に背びれが生えた。牛肉を与えてみると、今度はルスの頭に牛の角が生えた。
ルスは「食べた生物の特徴を獲得する」というハネカエドリの突然変異体だった。奇跡のような特殊さに興奮し、慶作は様々な生物の肉を与え、ルスを改造する。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-16 12:00:00
88265文字
会話率:49%
読心スキル持ちの主人公アルムが旅をするお話です。是非読んでください!
最終更新:2018-03-31 00:18:09
2341文字
会話率:13%
牛頭。
それは地獄の番人とされている雄々しき獣。
牛頭。
それは非情の輩を裁く者。
牛頭。
お前は何を想う?
ちょっと牛獣人の少年とサイコパスな父の物語。
※(グロが出で来るかもです)
最終更新:2017-08-09 00:28:50
5615文字
会話率:28%
あなたはどんなときに苦笑いをしますか?
どんな苦笑いをしますか?
三星堂国語辞典第5版の小型版には「にがにがしく思いながらも笑うこと」と記載されていました。
ネットではさらに詳しく「苦しかったり調子が悪いけれども気を紛らすために笑うこ
と」と書いてあります。
その時は苦笑いで一時的に回避しても、あとできちんとどういう気持ちだったのか考える必要があると思います。
この話は答えが出せないときなどはいつも苦笑いで逃げ続けてきた人間とその元カノが再会したときの物語です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-09-15 00:24:04
5946文字
会話率:37%
突然、女子大学生の私の元にイケメン男が訪ねてきた。
イケメンだけど……頭に牛の角。
どうやら牛の妖精らしい。
なんでそんなのが私の所に、と思ったら遠い先祖に家畜として飼われていたようで。妖精になって気付けば私の元に足が向いた、と。なんだそり
ゃ。
「何せ家畜だかなら。飼い主の役に立てない家畜に存在価値はない」
そう言う。
それが口癖だ。
でも、すぐにいなくなった。
現代は車社会で、重い荷物は車で運ぶ。
「飼い主の役に立てない家畜に存在価値はない」
それだけ書き残して、彼は消えた。
そして私はそれから頑張って卒業して、就職して、元気に明るく働いた。もしも彼が消えきってなくて、私が落ち込んでるところを見たら「飼い主の役に立てない家畜に存在価値はない」とまた悲しむだろうから。だから頑張った。
やがて、結婚。
引っ越した先は田舎。ふと木々の間を見ると、彼の姿を見たような気がした。
あなたが役に立っていたこと、気付いてくれたならうれしい。
丑年に年賀小説として書き、自ブログに発表した旧作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-11-07 10:01:32
2390文字
会話率:33%
鬼が来ると言われている鬼門とは丑寅の方角にある。
故に鬼の姿は牛の角を持ち、虎の毛皮を身にまとう者とされているのであった。
災厄の象徴として忌み嫌われる鬼。
これはそんな鬼の住む世界の物語。
最終更新:2010-11-22 19:02:21
40257文字
会話率:44%