『あやかしは斬り祓う』一択だった無愛想青年と、事情を抱えたあやかしたち。
ときどき美味しい甘味を楽しみながら、あやかしと人の心に触れていく、ちょっと切なくも優しい物語――。
祖母から"お守り"の鳴らない鈴を受け取ってい
た、綺麗でカワイイもの好きの会社員、柊彩愛《ひいらぎあやめ》。
上司に騙されてお見合いをさせられるわ、先輩の嫉妬はかうわでうんざり。
そんなある夜、大きな鳥居の下で、真っ黒な和服を纏った青年と出会う。
「……知ろうとするな。知らないままでいろ」
青年はどうやら、連日彩愛を追ってくる『姿の見えないストーカー』の正体に気づいているようで――?
祓い屋? あやかし?
よくわからないけれど、事情も聞かずに祓っちゃダメでしょ――!
こじらせ無愛想青年がポジティブヒロインに振り回されつつ、絆されていくお話。
※カクヨム、エブリスタでも掲載中です
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-27 00:08:29
143965文字
会話率:41%
真砂国の都が深い雪に包まれ早数年。
大納言家の菜月姫が剣を手に立ち上がる。勅命を受けて単身、北の砦に着任するものの、砦を守っていたのは男子だけ! 雪に囲まれた僻地で、あやうい共同生活の開幕。
冷たい風を切って春を呼び戻したとき、出遭ったもの
とは。菜月の剣と、出生の秘密も明らかに? 菜月を巡る、強引男子カズヤと無愛想青年のリヒトとの恋の鞘当ても見逃せな……い、はずの平安風恋愛ファンタジーです!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-09-17 23:03:10
100231文字
会話率:58%
江戸から東京へ名が改まった明治の世。
家族を失くし、生まれ育った村を後にして東京に出てきた娘、飯守日向子。
彼女は、愛想なしで口の悪い青年、黒瀬桐彦の家に住むことになる。
桐彦の生業は、相談屋。
日が暮れると香が焚かれ、商い中を示す木札
が下げられる。
今宵もまた、ひとつふたつと集う相談客の影。
ただ、その相談屋は少々変わっていて――。
これは、娘と青年、そして様々な悩みを抱えた《相談客》の少し変わった日常のお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-02-26 20:00:00
139279文字
会話率:34%
自称、死神の無愛想青年と少女の旅物語。
最終更新:2012-02-11 03:09:01
1844文字
会話率:33%