「教室で口を開くことは極めて少ない。そういえば、自分にはあだ名がなかった。」
クラスメイトはおろか、親とも上手く話せない高校生の龍生。
他人への飢餓感から配信を始め、イベントに参加する。順調にフォロワー数が伸びていくにつれ、より閉じ籠もっ
ていく。
そんな中、いつものように登校した龍生は、地味かつ凄まじい体験に逢う。
「何者かになりたい」欲と外界への恐怖を描く、暗い青春小説です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-06 19:31:13
17549文字
会話率:23%
やる気なし、コミュ力なし、ついでにカノジョいた歴なしのなしなし尽くし今時っ子、筵田喜一郎には二人の幼馴染みがいる。
陽キャの王と陰キャの女王。自分らしさを貫く二人に挟まれながら、いつまでも冴えない人生を送るのだろう。そう達観する喜一郎に突
然告白してきたのは、いろいろと悪いうわさの絶えない学年一の美少女――朽木氷織だった。
平穏な恋人生活も束の間。何かの間違いと自己否定を繰り返す喜一郎に衝撃的な裏切りが明かされる。そのうえ、彼女から想像を絶する過去を聞かされて。
しかし、それこそが、彼を「別れさせ屋」の道へと引きずり込む出会いとなった。
「私が別れさせるよ。――必ず、ね」
恋愛×スパイでお送りする、禁断の青春・工作物語。持ってない「無キャ」が行く先は、果たしてどっちだ!
※この作品は、小説家になろうにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-20 23:00:00
78696文字
会話率:39%
SNS、それは今の時代を生きる我々日本人、いや世界中の誰もが様々な目的を持ち利用している。恐らく、スマートフォンを持つものはどれかしらひとつは利用しているはずだ。今この小説に手を掛けた君もまた、LINEかツイッターのどちらかはやっているので
はないだろうか?通知は来ているかな?もしや、5分前位に載せた投稿にいいねが来なくてそわそわしているところかな?
SNSは心の鏡だ。日常生活と比べてやけに饒舌になる事はないだろうか?心の内を文字に変えて語ることが出来るから自分本来の姿がそこには映し出される。時には自分が思っている以上に反応があり、もしかしたら…?と時に自分の何かしら才能を信じてみたりするだろう。自信を付けるのは良いことだ。
でも気をつけてほしい。君の心の鏡は、君だけに反映されるものでは無いという事を…。
※このお話はフィクションです。実際の人物、企業、団体等実際にあった事件とは一切関係ございません。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-11-23 13:44:43
11853文字
会話率:45%
春、出会いの季節。
私が出会ったのは
殺人経験豊富な クソニートのお兄さんでした。
最終更新:2017-05-06 22:29:46
2514文字
会話率:31%