今日、定年退職の日を迎えた私。
たそがれの中、喜びよりも戸惑いや疲労を濃く感じ、立ち止まった私は一軒のカフェに気付く。
『今の私に相応しいお茶』、とは?
『たそがれの魔法売り』『ヤグルマギクの温かいお茶』と同一世界観のお話です。
最終更新:2024-01-14 12:00:00
7275文字
会話率:12%
家族に可愛がられて育ったものの、窮屈さを感じていた『私』は、就職と共に実家を出てようやく自分らしく生きられるようになった。
そんな時に出会った彼と恋人同士になるが、彼に圧倒されるように自分を見失いそうな危機感を感じ、ぎくしゃくし始める。
喧
嘩別れになったとある日、『私』は夕映えの町にたたずむ不思議なカフェへといつの間にか導かれていた。
家紋 武範様主催『夕焼け企画』参加作品折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-12 16:57:03
5001文字
会話率:11%
ここは小さな信用金庫の小さな休憩室。昼休みの1時間が特別な時間に変わるかもしれない。
最終更新:2022-01-07 23:33:01
626文字
会話率:25%
真面目な私がふしだらに――!?
『白銀の聖女』と呼ばれるシルヴィエラは、修道院の庭を掃除しながら何げなく呟いた。「はあ~。温かいお茶といちご大福がセットで欲しい」。その途端、彼女は前世の記憶を思い出す……だけでは済まず、ショックを受けて青
ざめてしまう。
なぜならここは『聖女はロマンスがお好き』という、ライトノベルの世界だったから。絵だけが素晴らしく内容は駄作で、自分はその、最低ヒロインに生まれ変わっている!
それは、ヒロインのシルヴィエラが気絶と嘘泣きを駆使して、男性を次々取り替えのし上がっていくストーリーだ。まったく面白くなかったため、主人公や作者への評価は最悪だった。
『腹黒女、節操なし、まれに見る駄作、聖女と言うより性女』ああ、思い出すのも嫌。
ラノベのような生き方はしたくないと、修道院を逃げ出したシルヴィエラだが……?
一生懸命に生きるヒロインの、ドタバタラブコメディ。ゆる~く更新する予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-09 19:16:46
101314文字
会話率:37%
『神隠し』、『黄泉戸喫』、彼女が犯した禁忌は、この二つの片方、或いは――。
とある土砂降りの日、普通の女子高生『楓』は、神社で着物姿の男性『千影』と出会い、雨宿りのために二人で拝殿の中で過ごす。
風邪をひくと言って羽織を貸してくれたり、温か
いお茶を淹れてくれたり、と優しく接してくれる千影に感謝する傍ら、幼い頃祖母に言われたことを思い出して――。
※10分あれば読める作品です。『黄泉戸喫』の考え方を少々変えております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-05-20 13:15:44
4580文字
会話率:36%
あなたのお悩みを聞くために、温かいお茶を用意しておきました。
最終更新:2016-02-25 23:51:09
13828文字
会話率:56%