ある時大雨の中目覚めると、泥だらけで大怪我していました。なんやかんや大丈夫そうなので、助けてくれた男の子にお礼を言って帰ろうとしましたが、魔法やら不思議な夢やら、よく分からないので、愉快な仲間たちと旅にでます。
最終更新:2025-06-25 17:54:53
701370文字
会話率:59%
高校時代、俺は毎日のように近所の悪ガキ2人組の面倒を見ていた。
ガキ大将で泥だらけで、口も態度も悪くて──でも、どこか憎めない“甥っ子”だと思っていた。
……そう、思っていた。
8年ぶりに田舎へ帰った俺を待っていたのは、
制服姿で現れた
“悪ガキ2人”──
……いや、双子の美少女姉妹だった。
「あの頃の続き、したかったんです」
「お兄ちゃん、今さら逃げんなよ?」
可愛がっていたつもりが、
いつの間にか“可愛がられる側”になっていた俺。
昔の関係には戻れない、
でも今の関係にも名前がつけられない──
これは、“兄”だった男と、
かつての“妹”たちが再会して始まる、
ちょっと複雑で、甘くて、危なっかしい話だ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-13 17:10:03
8971文字
会話率:56%
40歳、就職氷河期世代。
非正規雇用を転々とし、ついには老いた母の介護で働くことすらできなくなった俺――葉山義久。
父は災害で早くに他界。支援の網からも外れた母子家庭は、財布に十円すら残らない極貧生活へと落ちていった。
「お願い……わたし
を、殺して」
アルツハイマーを患った母の言葉は、悲痛の極みだった。
その願いを叶えた俺は、自責と絶望の果て、自らも命を絶つ。
だが――その瞬間、あの古びたお稲荷さんの祠が、青白い光と共に語りかけてきた。
「見とったぞ。ようがんばったな。ひとつ、来世をやろう」
気づけば俺は、代々総理大臣を輩出する名家の御曹司、葉山悠真として転生していた。
金も、地位も、未来も約束された“上級国民”。
使用人も教育も最高レベル。だが、そこに“貧困”も“痛み”もなかった。
幼い頃から前世の記憶を持ったまま育つ中、俺はこの社会の異常なまでの格差に気づく。
下級国民は存在しないことにされ、上級国民だけの「檻のような理想郷」が築かれていた。
でも――俺は知っている。泥だらけでも、必死で生きる子どもたちの存在を。
「今度こそ、誰かの“生きたい”を守れる社会を作る」
幼い俺は、AI〈chatGPT〉と手を組み、匿名で教育・医療・福祉支援の仕組みを構築し始める。
それはやがて、少年企業家としての伝説となり、政界への足がかりとなっていく――。
「おにぎりすら買えなかった俺が、総理大臣になって、この国を変える」
これは、ただの成り上がりではない。
絶望の果てに生まれ変わった男が、もう一度この世界を信じるために歩む物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-30 19:00:00
7456文字
会話率:23%
そんなかっこうのいいものじゃありません。
最終更新:2024-01-02 22:07:35
540文字
会話率:0%
雨ばっかりの森で一人で暮らしていたルディア。
ある日イタチのような不思議な生き物キューと一緒にキノコ採りへ出かけたら、
川辺で泥だらけで倒れている男を発見する。
背中には毒矢。完全に訳アリの男。
自分の身の安全を考えるならこのまま見捨てるべ
きだが…
これは不思議な力を持つ明るく食いしん坊なルディアと、
流れ着いた異国の青年の、
追って追われて進んでいく、泣いたり笑ったりの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-29 19:01:22
511476文字
会話率:41%
血と膿と泥だらけで発見された少女は過去の記憶が一部抜けていた。どのような生活を送っていたのかは鮮明に思い出せるが、母や父といった家族の顔と名前、どこに住んでいたのか、またその生活が終わった最後の一瞬間に何が起きていたのかが思い出せない。何よ
り致命的なのは、自分の名前でさえもわからないことだった。
彼女を引き取ったフォルタ夫妻のおかげで、その子供には「シャナ」という名前がつけられたが、肝心の記憶は戻らないまま、十一年の歳月が流れる。
誰もが振り向く見目麗しい女性となったシャナはある日の出来事をふと思い出し、民を守る騎士の試験を受ける。
髪を結いあげ、剣を腰にさし、十一年前からずっと持っている翠のペンダントを握りしめ、シャナは試験へと赴く。
彼女の人生は、そこから大きく変貌していくー
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-10 21:58:59
470文字
会話率:28%
ヒーローになりたかった青年の物語。
青年はヒーローになりたかったのだ。悪しきを挫き、全てを護れる。泥だらけでも傷だらけでもそれでも大事なものを護り抜ける、そんなヒーローになりたかったのだ。
強い願いは、想いは、夢はやがて、在り方を変え
ていく。『なる』は『ならなければならない』へ。夢は、想いは願いは希望は呪いへと移り変わる。
呪いはやがて、現実と理想との違いを映し出し、精神を蝕む。こんなはずではなかった、と後悔を嘆いても最早全ては手遅れ。
さぁ、物語の幕をあげよう。これから始まるのは狂気の物語。護りたいと願った男の成れの果て。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-14 07:00:00
28236文字
会話率:39%
雨の日に、男を拾った。泥だらけで汚い、けれども眩しい男を。
ヘタレわんこ×年上ゲイ
2016年10月に発行した同人誌の再録です。再発行の予定はありませんので公開します。他サイトでも公開しています。
同人誌を購入くださった方、ありがとうござい
ました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-15 17:00:00
25429文字
会話率:34%
枯れかけた花に価値を目を留めた。
その花は泥だらけで、自らも死を望んでいた。
だが、どうしても。
このまま枯れることは許せなかった。
気づいたら、
その花を掘り出していた。
花弁についた花粉が、涙のように見えた。
最終更新:2018-03-23 04:07:05
1785文字
会話率:20%
乙女ゲームのメインヒーローでありながらヒロインも悪役令嬢も奪われたセカド・カイング(転生者)がテイコック帝国の皇女イド(こちらも転生者)と婚約し、S級冒険者キラリ・タナカ(女だった前世の本名)となって一年経った頃の話。
イドの幼なじみを名乗
る当て馬皇子の登場により、二人の間に亀裂が走る。
……こともなく、咬ませ犬の登場で火がついたキラリが馬鹿な賭に乗ってダンジョンを駆け回り、泥だらけでイドにプロポーズする話です。
※この作品は以前投稿した『ヒロインも悪役令嬢も奪われたメインヒーロー様な俺(前世:女)』と『ヒロインも悪役令嬢も奪われたメインヒーロー様に仕えるメイドな私(実は皇女)』の続編です。
両作品がユニークアクセス二万を超えた記念に作成致しました。二作品を読んでくださった皆様、本当にありがとうございました。
※※『残酷描写』は保険です。前半はキラリ視点、後半は三人称でお送りします。
※※※転生者が多いので注意。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-11-13 01:24:56
14923文字
会話率:39%