お葬式では礼服より、まず数珠を手にしましょう。
Tシャツ、短パンでも良いです。
最終更新:2024-04-05 23:32:05
200文字
会話率:0%
「マリア。私は、君との婚約を破棄しようと思う。承諾してくれるだろうか?」
テオドール伯爵家の令嬢である私は、イシュトヴァーン公爵家のグラディスから婚約破棄を通告された。
私の目の前に、婚約を確かなものとしていた血の契約書が置かれ、事実
上、その撤回を要求される。
「……分かりました。承諾いたします」
私はグラディスの圧力に負け、彼との婚約破棄に同意した。
しかし、私には婚約破棄された心当たりがあった──。
自由に動かない両足だ。貴族学園で悲劇的な事故に遭い、私の両足はただの飾りと化していた。
公爵夫人としての仕事をまっとうにこなせない私など、不要というわけだ。
そして、私は事故に遭ってから、婚約者だけではなく友人達も失った。
……いや、仮初めの友人達が、私の下を去っていった。
「私にはもう、誰もいなくなっちゃったなぁ……」
「……マリア様。そんなことを言わないで下さい。まだ私がいます」
私の呟きに侍女のエルザが目から涙を溢れさせる。
ついには、大粒の涙を流して、子供のように泣き出してしまった。
私は、そんなエルザを見て、軽く微笑みながら優しく語り掛けた。
「エルザ。そんなに泣かないで。実は私、スッキリしてるんだ」
「……マリア様?」
「私はもう自由なの。これからは、『公爵夫人になるのに』と咎められることもないのよ?」
私は真っ青な大空に右手をグッと伸ばすと、雲をつかみ取るように手の平を握りしめる。
「私の前には、希望に満ちた無限の未来が広がってるのよ! 私は諦めない! 私はこれから、エルザと一緒にたくさんの幸せを手に入れるんだ!」
これは、全てを失った伯爵令嬢が、持ち前の明るい性格を生かして、より良い未来を求める物語です──。
※当初、短編として公開予定でしたが、あまりにも長くなってしまいましたので、九話に分割しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-06 12:51:46
52513文字
会話率:48%
人生を勝ち負けで判断するのは、愚かだと思いつつ。
この唄が、誰かの救いになればいいと思う。
しんどいなら、泣いてもいいと思う。
だけど、涙に溺れないで欲しいと思う。
その涙の価値も、あなたの未来の重さも、あなたが決めていい。
泣くか泣
かないかも、あなたが決めていい。
それを誰かに、委ねてしまわないで欲しい。
あなたはあなただから❕❕❕折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-18 22:10:31
332文字
会話率:0%
「別れて欲しいの」
交際していた彼女に、「夢だったアイドルになる」こと、「これからは私のことが好きなファン全員の恋人になる」と告げられた空木常若は、彼女と別れた。
彼女と出会い交際するまでの日々を夢見た常若は、彼女のことが狂おしいほど
好きであると気づいてしまう。
そんな中、幼馴染の神奈川焔華が常若を好きだと告白する。
ある人物の逆恨みにより、常若との関係を週刊誌に暴露された虹花は謝罪会見を行う。「アイドルになる為に大好きな人とお別れした」「ファンのみんなが恋人」であると告げた虹花は、会見の直前「テレビに映る私は本当の私じゃないから泣かないで。アイドルを卒業するまで待っていてほしい」と告げ、常若はそれを了承する。
それから4年後。デビュー5周年の記念日に卒業公演を終えた虹花は、常若を呼び出す。
「常若くんを好きな気持ち以外、全部嘘なの」虹花は人に言えない秘密を嘘で塗り固め、虚像のアイドルとしてステージに立っていた。
「これからは嘘で塗装された虹色の薔薇としてではなく。常若くんの色に染まる白い薔薇として、ずっと一緒にいるから」虹花の嘘と本音を聞いた常若の返答はー-
☆
★特殊体質のダウナー系男子・素直になれないツンツン系幼馴染・嘘で塗り固められた国民的アイドルの三角関係
★ファンに大金貢がせておきながらファンにいい顔して彼ぴっぴとよろしくやってる国民的アイドルが熱愛報道をすっぱ抜かれて一度は熱愛を否定するが、アイドルを卒業後幸せになる話。
★ブラウザの検索機能を使って「*」を検索すると、長編小説のように読めます。何日かに分けて読みたい方は番号をメモすると栞代わりとしてお使いいただけます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-23 17:41:09
67290文字
会話率:60%
もう泣かないで。きっと幸せよ。
最終更新:2020-12-28 13:30:14
1948文字
会話率:18%
もうそんなに泣かないで。
最終更新:2020-12-27 22:00:00
991文字
会話率:9%
*処女作です。深夜の勢いで書いたもので、誤字、脱字、など多々あるかもしれません。拙い文章ですので、ゆるーくお読みください。---私は、死んだ。愛しい彼の最後の顔は大好きな笑顔ではなく泣き顔だった。泣かないで。私は君の笑顔がみたい。もう一度、
君に会えるのなら…私は、何だってしてみせる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-09 09:00:00
5348文字
会話率:16%
「約束、しよう。
僕はずっとずっと、君の傍にいるよ。
だから…もう泣かないで。
僕のアリス」
心に深い傷を持つ女子大生 瑠衣。
傷が癒えないまま時間だけが過ぎる、そんなある暗い雨の夜に出会ったのは不思議なウサギと不思議な世界で
した。
封じた思い出と忘れられない想い。
世界を巡り、彼女が見つけたたった一つの鍵(真実)は?
************
この作品は『ベリーズカフェ』にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-05 23:17:28
50099文字
会話率:36%
「……!!!い……、……めん……い……」
……すげぇ泣いてる、その子よりもでかい身体を抱きしめて。
腕の中にいるやつは、腕は脱力していて血を流していた。でも、その口元は微かに笑っていた。
「私のせいで……??」
……あーあ。そんな小
さな子泣かしちゃダメだろ。
夢だってわかってる。わかってるのに、思わず手を伸ばした。放っておけなかった。何だか、他人事のように思えなかった。
抱きしめて泣く子の肩に触れた時、思った感情はただ一つ。
―――どうか泣かないで。俺が君を守るから。
何度も同じ夢を見る。目が覚めると忘れてしまう、なんてものではなく、目が覚めても覚えてる。でも、なんの夢なのか全くわからない。
そんな俺がある日目覚めた先は、魔法が存在する世界。そして、力がないことに涙を流す一人の少女。
「力を、貸して……ください。」
「俺がいる世界じゃ、俺、結構えらいんですよ?」
涙は女の武器、ってか?
それとも惚れた男の弱み、か?
「この腕、この命。あなたに捧げることを誓います。」
「私は……っ、」
俺、黒沼宇宙。一応、頭なんだけど、異世界で一人の女の子に仕えることにしました。
平和を望むあなたを、放っておけなかったんです。
泣くあなたの顔を、どうしても見たくなかったんです。
あなたが創る世界を、近くで見たいと思ったんです。
自分を、非力だなんて思って欲しくなかったんです。
平和を望む一国の長と、それに仕える異世界の頭が、魔法が存在する世界を平和にしたいと望む話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-03-03 10:03:57
94647文字
会話率:60%
大丈夫だよ。ほら、僕がいる。ねぇ泣かないで。
キーワード:
最終更新:2019-01-23 19:23:22
742文字
会話率:0%
私のお父さんは泣き虫だ。
ちょっとしたことでもすぐに涙を流す。
けれどもその日、お葬式でお父さんは涙を流さなかった。
誰かのお葬式で涙を流さないお父さんの姿を見るのは、初めてだった。
そして、家に帰ったお父さんは……
【時空モノガタリ投稿
作品】に、修正を加えた作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-12-11 00:01:53
1848文字
会話率:8%
誕生日に初めて会うおじいちゃんの家へ向かう。ボロボロのお店、怖そうなおじいちゃん。
でもね、泣かないで。ここには魔法のキャンドルランタンがあるんだよ?
どんな物語か……それは読んでからのお楽しみ。
最終更新:2018-05-29 10:26:34
3146文字
会話率:44%
小さなちいちゃんは、とってもこわがりのさみしがりや。ちいちゃんがお風呂で泣いていると、大好きなおもちゃの金魚たちがしゃべりだした!
「ちいちゃん、泣かないで。私達と金魚のお城に行きましょう。」
お風呂の中は海のよう、金魚の仲間たちや女王様に
こわーいサメまで!?
「わーい、ちいちゃん人魚になっちゃった!」
小さなちいちゃんの小さな冒険、はじまりーはじまりー
アルファポリスにも重複掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-12-20 22:53:11
11479文字
会話率:44%
心臓に突き付けるナイフ
誰のせい?
頭に突き付けられた拳銃
誰のせい?
お願い、待って。
いつかの誰かが辛くなった時に、ほんの少しでも、君の価値を示せればいいなと思ったんです。私はもう、誰にも消えてほしくないんです。
もう、一人で泣か
ないで。
苦しまないで。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-10-09 07:23:45
1635文字
会話率:2%
君に泣かないでほしい理由。
最終更新:2017-05-31 14:42:38
270文字
会話率:0%
『何があっても、この世界を失うわけにはいかないーーー』
『絶望を知るからこそ、私は日だまりが愛しいのですよーーー』
『この世界は残酷で、理不尽で、でもそれでもーーー』
『泣かないで。私は、貴方と出逢えて幸せだったわ、ありがとうーーー
』
『たとえどのような理由があったとしてもーーー』
『やっと見つけた。君はーーー』
世界の全てを知るミステリアスな少年。
自らの力に翻弄され自由を求める少女。
今は亡き最愛の少女の遺志を継ぐ少年。
王国に殺された家族の復讐を誓う少女。
相反する心に悩む異世界から来た少年。
国の名を背負い闇の世界で生きる少年。
遠い遠い縁が絡み合い、彼ら6人が出会ったのは偶然か必然か。
―――これは、彼らが出会う前の話。凡才だった少年が過ごしていた世界の物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-05-23 19:00:00
4105文字
会話率:20%
前作「どうか、夢であって。」の主人公視点の続きです。
目を覚ましたそこには、真っ白なカーテン、見慣れた部屋、そして一人の少女が居ました。
最終更新:2016-08-18 13:02:40
289文字
会話率:17%
ごめんね、キミを傷つけて。
最後まで泣かせてばかりで。
ーお願い、泣かないで。
最終更新:2015-05-02 23:42:49
782文字
会話率:36%
僕の愛をキミにあげるよ。だから、泣かないで。
シャイなでちょっぴり卑屈な少年、緒方誠。
不思議な雰囲気を纏う、どことなく寂しげな少女、不破美莉。
彼らが出会った時、運命の歯車が回り出す。
家族、友達、進路、そして幼い恋。
思春期の、まだ未完成な少年と少女が必死に生きる道を見つける為に、手を伸ばした。
しかし、そこには思いもよらない障壁が。
無関係と思われた医療事故が、二人の行く手に暗雲をもたらす。
サスペンス要素含む純愛ラブストーリーです。
*縦書き読み推奨です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-10-01 13:41:39
16051文字
会話率:36%
恋愛したいけど、人付き合い自体が苦手な私。…片思いを伝える前に、結婚しちゃったあの人。泣きじゃくった居酒屋のトイレで やり手のホープな後輩君に見つかっちゃった。そしたら「泣かないで。僕は、『幸せのクマ』なんです。皆が幸せになるのが、仕事なん
です。僕が幸せにします。」 引っ込み思案の女の子×チョット強引な男の子 の恋物語折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-09-29 00:00:00
19867文字
会話率:27%