地球の環境が激変し、氷期に突入した遠い未来。
何処とも知れぬ広大な氷原の片隅で、細々と命脈を保つ人類の生き残りたちがいた。
「背骨山脈(スパイン)」のふもと、氷原に擱座した「船」で暮らす小集団に属する少年・ザンカは、父祖から受け継いだ極地
用機動外装「ヴォルツ・エッジ」の操縦者として、愛機「ヤリガンナ」と共に半機アザラシを狩りに出た。
大きな群れを見つけて意気上がるザンカは、目標のさらに奥に倒れ転がる一機のヴォルツ・エッジを発見する。アザラシに蹂躙され粉砕されるはずのところを辛くも救い出して出会ったのは、ザンカたちの知らない巨大集団「皇城」から出奔した科学者の娘・シュリだった。
外からの血がもたらされると喜び、彼女を取り込もうとする船の人々。だが、シュリは人類に再び文明と光熱をもたらす「真の転換器」を巡って、皇城からの追跡を受けていた。
シュリを追って現れた皇城の機動外装「フロストドーザ」の部隊が船を襲う。ザンカは一族とシュリを守るため、ひいては文明再建のための戦いと探索にいやおうもなく身を投じていくのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-30 21:07:38
9820文字
会話率:36%
氷原でみんなのために頑張るぺんぎんの物語。
キーワード:
最終更新:2024-06-10 14:33:23
734文字
会話率:22%
闘病中の単なる愚痴なのかもしれない。
キーワード:
最終更新:2022-07-31 12:00:00
977文字
会話率:0%
ソロキャンプ中に見つけた洞窟。
中に入ると、ゲームで見るようなみずみずしいスライムが突撃してきた。
持ち前の経験を生かしスライムを倒した青年はそのまま奥へと進んでいく……その場所はこの先人々からダンジョンと称されることになる危険な場所とは知
らずに。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-08 21:07:41
13783文字
会話率:17%
この物語は少女に救われた少年が、少女に憧れて少女のような強い人間になることを目指し成長する冒険譚。
最終更新:2020-05-05 01:29:18
83106文字
会話率:42%
南戸 進(ミナミへ ススメ)が3度目の南極観測隊員として、また日本の代表団副団長として南極観測船《しれとこ》に乗る。ただし今回はススメだけでなく妻と3人の子供に義理の母まで連れていく異例の出発だった。1度目の参加でミナミに出会い、2度目に
は新種生物サラドンを発見し、今回はその生物に感染されたかもしれない子供たちと共に、某国の南極ゲンパツ計画を何とか中止させる交渉に赴くのだ。
(ここまでが第1章)
勝ち目のない交渉に絶望しそうになりながらも、家族の総力を結集して、某国代表団を渡り合おうとするカナタ。しかし思う以上に某国の壁は厚く、とても太刀打できそうにない。ついには手段を選ぶ余裕もなくサラドンの協力を仰ぎ、氷底のイザナミ湖だけでなく南極や地球の環境を護持するための闘いに挑んでゆく。幸い謀略は思い通りに進行するが、逆に某国の怒りの逆襲を招く結果になってしまう。
(ここまでが第2章)
ついに某国が本気で牙を剝いてきた。あの手この手で裏切りの自国の代表団を粛清にかかる某国元首と側近のギール。某国のそれなりの武装に対して、拳銃とヘリしかない昭和基地をどのように護るのか? 戦争5分前のような危うさの中、南戸一家の作戦に全員が命を張って闘う。
そんな中、長女セイラを庇って長男カナタが銃弾を浴び、氷原に倒れる。闘いを経て悟る一家の絆とは…
(ここまでが第3章)
アメリカの詩人、ロバート・フロストの「抜け出すための一番の方法は、やり抜くことだ」という名言を軸に、南戸一家の絆の物語を描いていく。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-23 18:13:59
170718文字
会話率:54%
「どうやら私は貴女に一目惚れしたようです」
とある小国の貴族令嬢ピカロ・ノスティール。
彼女に告白してきた男は神をも殴る、最凶最悪の魔人だった。
「貴女は自由に生きて下さい、貴女は自由に怒って下さい、貴女は自由に泣いてください」
「へ
?」
「貴女がこれから進む道の障害を全て排除してみせましょう。貴女の怒りの源を全て叩き潰しましょう。貴女に涙させる根源を全て消し去ってみせましょう」
恋は盲目。
愛は最凶。
城も国も嘘も真も正義も悪も神も悪魔も。
あらゆるものを殴り倒す。
「嘘も真も関係ありません。私には貴女が真実です」
ただひたすらにピカロを甘やかす、魔人と手下のピカロ溺愛物語、ご堪能ください。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーここからあらすじです。
貴族の令嬢ピカロ・ノスティール。
とある王族の第五婦人の誘いを蹴ったら、反逆罪で島流しに。
流された先ソズモズ島は、遥か昔から人も動物も神さえも近付かないと言われる島。
別名『最果ての大氷原』
過酷な環境の中でも死にあがらうピカロ。
そんなピカロの前にあらわれる巨大な魔獣。
「これは無理だ。これは私、死んだわ」
ワンワン!
「ペロ、何か見つけたのかい?」
ワンワン!
死を覚悟したピカロの耳に聞こえてきたのは、場違いなほど穏やかな声だった。
ちょっと曲者の令嬢と超絶マイペースな魔人、それにしたがう個性豊かな手下達が繰り広げる、楽しく愉快な物語をご堪能ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-11-05 12:00:00
16488文字
会話率:49%
拗らせてる人たちによる恋愛模様話の短編集みたいな感じで。
最終更新:2019-10-16 22:03:32
6560文字
会話率:66%
わたしの孤独は凍てついた。
それは、ある人に出会って、溶かされた。
人生という辛く暗い路でも、わたしはあの人に出会って救われた。
最終更新:2018-06-14 03:58:43
826文字
会話率:0%
2015年7月辺りに書いてた短編みたいな奴。気が向いたらまたさくっと書きたいです。
最終更新:2018-06-05 00:02:43
5139文字
会話率:61%
上流カメラマン智子が北極圏で動物の中の何かを撮ろうとする
最終更新:2017-11-04 23:53:28
5241文字
会話率:60%
表現の自由、思想の自由などさまざまな「自由」が保証される現代。
しかし人はその自由さ故に悩み、苦しむこともあるのもまた事実である。
これから語るのは、ここではない世界、今ではない刻(とき)
――「自由」が保証されず「自由」の為に人が立ち上が
った時代の物語。
夏に無料配布した班紙より一部改変・転載です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-03-29 22:52:52
13460文字
会話率:51%
海藤がまだ特務課に入隊して間もない頃の話。
人は、過ぎ行く時の中で自然と感情を押し殺すことを覚えてしまう。
バトルアクションと切ない想いが交差する物語、全8編の構成です。
※自サイト【氷原の灯火】より一部加筆修正して転載
最終更新:2014-03-08 21:00:00
13386文字
会話率:26%
時代は遡り、まだ特務課が結成されていないある日のこと。
ある人物に焦点を置いた、過去を語る作品第2弾。少し長くなりそうなので分けて連載、全7編でお送りします。
※自サイト【氷原の灯火】より一部加筆修正して転載
最終更新:2014-03-05 20:00:00
9608文字
会話率:24%
これはまだ特務課が結成されてから間もない話。舞台は過去に遡り、ある人物に焦点をあてた物語。全2編でお送りします。
※作者の自サイト【氷原の灯火】から、加筆修正をして転載。
最終更新:2014-03-04 00:00:00
10146文字
会話率:29%