つめたく、他人に関心を持たない『氷の王女』ミサ殿下には、ヴァルさまという許嫁がいらっしゃいます。殿下たっての願いで婚約し、年齢的に、またヴァルさまのお家の希望もあって、結婚が近いと噂されていました。
しかしわたくしは、その結婚が決してな
されないと知っています。ヴァルさまが本当に愛しているのは、わたくしなのですから。
©2024 弓良 十矢
リハビリ作品 改稿可能性あり
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-01 14:35:18
19056文字
会話率:26%
《昔々、とある国に白く美しい髪を持った心優しい王女がいました》
悲しみの歴史の中心にいる氷の王女、オフィーリア・バラク。
これは、彼女がまだ、心優しい王女、オフィーリア・レヴィンだった頃のお話。
王女が生まれた時代は、半端者への人
々の偏見が強く、半端者や交ざり者を奴隷にしている貴族が何人かいる、そんな残酷な時代だった。
そんな時代の中で王女が求めたのは、永遠の愛か、それとも永遠の悲しみか。
そして、後に王となったカストル・レヴィンは、何故半端者の王と呼ばれるに至ったのか。
あなたに会いたい。
決して忘れられないその思いが、後に王女から笑顔を奪う。
悲しみの歴史は、ここから始まっていた。
これは、氷の王女と半端者の王の出会いの話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-28 14:25:47
31845文字
会話率:14%
《昔々、とある王国に白く美しい髪を持った心優しい王女がいました。》
国民に恐怖を与えた《半端者の王》と、それを倒して王位についた勇敢な王のお話。
レヴィン王国には、そんなおとぎ話のような歴史が存在している。
だが、現実の歴史がそん
なに美しいはずがない。
レヴィン王国には、誰もが忘れたがっている悲しみの歴史や、目を覆いたくなるような悲惨な戦争がある。
次期女王となることが決まっている、王女セレナ・レヴィンは、この国に隠された恐ろしい歴史や、なかったことにされてしまった悲しい物語に、果たして何を思うのか。
そして、悲しみの歴史の中心に存在する、《氷の王女》。
心優しかった彼女は、なぜ氷の王女と呼ばれるようになってしまったのか。
ただ、あなたに会いたい。
そんな願いさえも踏みにじられた、哀れな王女の物語が
今、始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-17 12:57:34
153136文字
会話率:23%
「お前のような冷たい女より、ひだまりのように暖かく愛らしい聖女の方が我が婚約者に相応しい!よってこの婚約は破棄する!」
バーデン王国第三王女のエルフリーデは、怜悧な美貌とニコリともしない様子から”氷の王女”と呼ばれていた。婚約者の公太子イ
オルから婚約破棄を宣言されても、なんとも思わなかった。そんな彼女を迎えに来たのは、結婚の約束をした前世の幼馴染。
「依子、なんで氷の王女なんて呼ばれてんの?こんなにかわいーのに」
「ばか唯人。すぐそういうこと言わないで!」
「あー可愛い。早く結婚しような」
今世では幸せな結婚をする二人の、再会の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-30 09:10:00
12903文字
会話率:72%
前世で完全に心を閉ざしてしまった氷の心を持つ少女。
少女が剣と魔法がある異世界に転生、レイフィスト・ラ・グランシア・アストリアとして、アストリア王国の王女となり、紡いでいく物語。
アストリア王国は変わっており、王位を継ぐのは王の子から、王
の兄弟、その子までが王位を継げ、強い者から順に王位継承権を持つ。
主人公、アストリア国王が第一子、第一王女レイフィスト・ラ・グランシア・アストリアは王位継承権第一位。
氷魔法の使い手であり、底知れない魔力の持ち主である。
※異世界転生した主人公が前世の知識を使って広めるというものはありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-15 00:00:00
2082文字
会話率:31%