「いじめられる方にも問題がある」
そんな戯言は、いじめるクズが自分を正当化するための見苦しい言い訳だ。
あるいは、どんな正論も否定したがる無責任な傍観者の的外れな中傷だ。
現に、私は一年以上も理不尽にいじめられている。
同級生にも担任にも
見捨てられ、なんの合理性も生産性もない陰湿ないじめによって苦しめられている。
耐え切れなくなった私は、自殺を図って無意識に迷い込んだ樹海の中でスクールカウンセラーの青年、春原大晴と出会った。
彼に身の上を話したことで、もうちょっとだけ生きる力を取り戻した私は、気づけば毎日彼に会いに行っていた。
彼との他愛のない雑談や、いじめていた奴の不可解な事故死によって、私は徐々に絶望の淵から這い上がり、将来の夢や尊敬する人を見つけることができた。
しかし――ようやく手にした平穏が、憧れが……ある日突然、消え去った。
ずっと続いて欲しいと願った日常を失い、私が選んだ道は…………。
地獄から私を救った偶然の出会いと、切ない別れの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-22 19:04:28
40342文字
会話率:37%
嘘の種類は千差万別。優しい嘘。見破れぬ嘘。残酷な嘘。甘い嘘。薬が時に毒となるように、どんなものにも用法と限度があるもので……。
つまりはエイプリルフールにカップルがイチャイチャエロエロする話。
最終更新:2017-04-01 10:00:00
6549文字
会話率:45%
平凡無害それが学校での亀水(キスイ)の評価。そんな学園カーストの楠では行うことができないでいた行動を、学園カースト最恐の雲雀(ヒバリ)が自分の協力者になることを条件に手を貸すと持ち掛けられる。
亀水の目的のためには雲雀の協力が必要であっ
たため、亀水は雲雀の提案を受けることにする。
そう、確かに提案は受けた、だけどその中に放課後に女装をして学内活動をするなんて内容は含まれていなかったはずだ!
シリアスさんがすぐに抹殺された学園女装もの。嘘と嘘が交差する青春群像劇、シリアスなドロドロ描写をするつもりが、なぜこうなった?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-02-02 17:44:06
1132文字
会話率:20%
私から貴方へ。最後の唄を歌おう。君がついた残酷な嘘。
愛してたんだ。誰よりも大好きだった。
最終更新:2016-10-31 22:49:25
215文字
会話率:0%
彼女は嘘つきだ。とても残酷な嘘をつく。それでも僕は――
最終更新:2014-04-13 20:50:47
1224文字
会話率:16%
その残酷な嘘には続きがある――。その日は大国主がやけに冷たかった。いつもの完璧な微笑などみじんもない、冷えた目つきの彼に、義父スサノオは原因を知ろうと彼に詰め寄る――。大国様シリーズ第四弾、エイプリルフールのちょっとした騒動?です。注:腐表
現を含むお話ですので、閲覧の際はご注意ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-04-11 21:30:07
8327文字
会話率:35%
ただ大切な人を救いたい、そんな純粋な優しい嘘。だけどそれは優しすぎて残酷な嘘だった。
四人の少年少女が吐いた嘘が交わった青春ストーリー。
残酷な嘘を幸福な現実に変える。それが贖罪だ!
最終更新:2013-10-26 15:43:01
3109文字
会話率:41%
4.1計画。私はその恐ろしい計画について知ってしまった。だから、貴方にこの手紙を残しておこう。この手紙が届く頃には私はもうこの世にいないかもしれない。だから、その恐ろしさをここに書き連ねておこう。あなたが、4.1計画に巻き込まれてしまわない
ように。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-04-01 00:00:00
3126文字
会話率:31%
寒空の下、弥彦は健気に咲いている花を見つめていた。弥彦と学生時代から親しい飛鳥には恵介という共通の友がいた。ポケットに入れている携帯が震え、友人である飛鳥から"ノアの方舟"に来てほしいといわれる。
「僕の為にサキが作って
くれたんだよ」と嬉しそうに話す恵介、その恵介と関わりのあるサキという人物。サキを見つけたと飛鳥に聞かされた弥彦は倒れてしまった。最後に見たのは懐かしい光。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2009-12-06 21:24:45
2321文字
会話率:0%