久しぶりに訪れた、嘗てはお気に入りだった喫茶店。
雰囲気も、内装も、マスターも、香りも、音楽も、寂れ具合すらも完璧で、当時は足繫く通っていたものだ。
しかし、それも今は昔。
テレビで取り上げられ、一躍人気店となってしまったそこは、三か月
の間をもってしてもブームは収まらず、今日も今日とて喫茶店にあるまじき程に活気づいていた。
時は2025年も始まったばかりな、ある日。
ショッピングからの帰り道に偶然、懐かしい喫茶店の前を通った私はいつの間にか、カランコロンと店の扉を開いていた。
奥からパタパタとやってくる店員に人数を伝え、カウンター席に移動しようとした次の瞬間――
「―――!?」
突然の金切り声と、男が女性に水を浴びせる場面に出くわすのだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-04 19:02:36
2515文字
会話率:60%
魔王は勇者によって殺された。けれど魔王は最後の力を振り絞り、自らの体を魔物が再現無く生まれるダンジョンに変化させた。次なる魔王を生み出す為にーーッ。
そんな危機に対して人類は、ダンジョンに"夢"を見て冒険者となり危
険を顧みずに挑んでいく。様々な事情を抱いて……。
だが、忘れてはならない。魔物等だって"魔王"になる為に己が力を研ぎ澄ませているのを……ッ。
1人は、己が逃げたが故に悲劇を経験した者。
1人は、居心地の良い場所がある王を目指す者。
そして1人は、危険を無いモノとし夢だけを見て挑む我が儘な者。
はたまたダンジョンを拒む者達が現れる。
ダンジョンが底にある街の名は、かつては魔王城が建ち。今はダンジョンの恵みを求めて街となった。
此の街で冒険者達は経験する。大いなる危険と富と名声と力を。そして目にするだろう、正義心を宿した勇者の誕生を。
※他小説サイトにも掲載をしています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-11 23:01:07
20219文字
会話率:33%
数多の星を司る神々の頂点に君臨する星の王がある日、十二神を王の間へと呼び出した。
王は十二神のここ数百年の過ごし方に怒りを覚えていた。
ある者は酒に溺れ、ある者は女に溺れ、ある者は傍観し、ある者はその正義心で傷つけ、ある者は弱者を痛めつけ
る。
王の次に位の高い十二神が本当にこの者達でいいのか知るために試すことにした。
王は十二神に「世は酷く其方達に失望した。自らの使命を果たさず己の欲を満たす日々を過ごすなど。だが、一度だけチャンスも与える」と。
だが、そのチャンスが何よりも恐ろしい死の闘いだと知ったとき十二神はそれぞれ別のことを考えていた。
自らの宿す星座を司る人類の中から共に闘う戦士を選べ。
チャンスを受けれるのは一神だけ。
それ以外は地位も権力も力も全て剥奪する。
殺し合いで勝敗を決めてもいいし話し合いで決めてもいい。
勝者が決まるまでこの闘いは続く。
そうして、王の宣言の十二神は地上へと降り立ち自分の代理者を選ぶ。
今、神と選ばれた人間が協力し人類史上最悪な闘いが幕を開けた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-17 17:30:33
73749文字
会話率:46%
落ちこぼれ高校生の朝倉玲二はある日、道を歩いていると見慣れない手帳のようなものを見つける。落ちこぼれの癖に正義心だけは人一倍な玲二は交番に届けるが、持ち主が見つからず結局自分のものに。
家に帰り調べてみると、訳の分からない文字だらけ。どうや
らこの世に存在しない言語らしい。ページをめくっていると、急に目の前が真っ白になり、気がつくと…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-28 22:46:48
3023文字
会話率:2%
異能を保有する者達が【サイキックホルダーズ】略して【ホルダー】と呼ばれる現代。地方の警察官をしている稲月雷輝という青年は、雨が降りしける中、路地裏で着物をきた黒髪の少女と出会う。彼女は記憶喪失で、裏の世界から追手が来ていた。稲月雷輝は彼女を
守る正義心から、裏の世界へ通じる黒い渦に飲み込まれたのだった……果たして彼は無事に脱出することはできるにだろうか?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-28 15:03:55
76538文字
会話率:43%
高校で英語教諭を務める永瀬祐介は失恋のショックの中、突如謎の男に出会い、女子高生となって正義のために戦うことを要請される。元より人一倍正義心の強い永瀬はその要請を受け入れ、正義のために戦うことを誓う。
様々な葛藤の中、永瀬は己と向き合うこと
で成長していく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-12 21:18:54
15742文字
会話率:59%
【リベンジャー】(=revenger)
復讐の果てに生きる彼らは、決して屈しない。
その身に復讐の鬼を宿し、現世に蔓延る悪を滅する。
それが、正義心に満ちていようが、暇つぶしの一環だろうが、彼らの根幹にある感情は主として復讐の塊であり、
そ
う至らしめた原因を創った元凶こそが、彼らの復讐の対象に当たる。
【悪異】(=evil strange)
その存在は、生来の者には視覚はおろか感知し、認知することさえ許さない、この世の理を外れた存在。世の理とは根本的に「異形であり」「異常であり」「悪である」それらは、古来から地殻変動、未知の伝染病、戦争の引き金、など様々な事象を現世に与えてきた。
であるならば、理外の領域に至る、それらに直接的であれ、間接的であれ、死に追いやられた者の末路は果たしてどうなるのか。
宿命論を外れた彼らへの救済措置なのか、はたまた更なる地獄への誘いなのか、
その真意は全くの謎であるが、その者たちこそが【リベンジャー】であり、彼らもまた、理外の狭間に生きる。
寿命という概念のない彼らの果てにあるのは、殺るか殺られるかの結末だけなのか。
まだ見ぬ、その先の何かを知り、掴み取るために今日も彼らは戦い続ける。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-12-01 06:00:00
11406文字
会話率:40%
可愛いものが大好きな相原侑介は同クラの橋本芽瑠に誘われクリートの世界に行くことを決意する。
クリートの世界では現実では信じられない様な激しい闘いと不況に襲われている
クリートの世界の伝説にはこのようなものがある
この国を救う勇者には永遠の
願いが叶う香水を授ける
これにより争いが絶えないクリートに欲望半分、正義心半分の相原が戦いを挑む折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-06-12 00:15:54
1041文字
会話率:47%
あらすじ:
のどかな村に生まれ、のどかな村に育った、少年セルク。
冒険心は特になく、正義心があるわけでもなく…。
そんな彼を、運命は選んだ。
“夢見の旅人”セルクの、永い永い一人旅が始まった…。
コメント:
妙なテンポでお送りする変な
小説もどきです。
著者のブログに載っけてるヤツに、ちょっと手直ししてます。
お楽しみ頂けたなら、これ幸い。
注意:
挿絵を使って文章を表示させてる箇所があるので、挿絵を表示しない設定にしてると、意味が繋がらないです。また、「挿絵あり」に期待してると確実に裏切られるので、ご注意をば。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-08-04 11:32:46
56871文字
会話率:31%
諦め癖と正義心を併せ持つ主人公は神々のゲームに巻き込まれた。
そんな主人公がゲームで死なないように、とりあえず頑張っていくが
無意識に最強になっていって世界を巻き込んだ戦いを起こしていく・・・
(読みやすくして欲しいとの意見が多かったの
で頑張って修正してみましたが、
俺に文才はないのでしょう・・・
皆様の脳内補完をお願いしたいです。 すいません・・・)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-03-11 02:40:01
86254文字
会話率:21%