2023年春。江都東京都心は混乱を極めていた。
2年前から続く未確認生命体による無差別破壊攻撃「ゆくりなき地上波事件」。
対して人類は予てより建造していた人型二足歩行兵器「リンネ」の予定を前倒し急造する。
富士総合火力演習にて披露されたそれ
は成す術を持たない人類の反撃の鏑矢となりうるのか。
時を同じくして陸上自衛隊から派生された対電波放送局が発足。
荒れ果てた墨田区錦糸町錦糸公園をリンネ操縦者育成学校。「都立錦糸中央高等学校」としての運営を開始する。
入学式のある日主人公は散り行く桜に消える猫と遭遇する。それは運命か必然か。
波乱に満ちた学園生活の始まりである。
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折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-22 20:48:36
20909文字
会話率:26%
現代の東京都心で働いていた会社員、遥川治は昼休み中会社へ帰っていた時、人類が消失するという現象に遭う。どこにも人はおらず、恐怖に押しつぶされそうな中、治は自身の友人である四人だけは消えていないことを知る。
人が消えた世界でも四人は協力し
て生き延びていく――。これは、そんな彼らの日々について描いた、物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-08 16:48:42
1064文字
会話率:0%
第三次世界大戦で大敗した日本国。
政府機関は海外政府の犬となり下がり、日本国内は海外勢力によってかつての在り方を失ってしまった。防衛力を欠いた日本国が垂れ流す黄金の蜜――『科学技術力』『農産業技術』『日本国総資金』を根こそぎ奪い去ろう
とする三つの海外勢力『繁栄には美酒と口づけを』『初夜に耽る子猫の吐息』『紅龍七』。日本国最後の護り刀『無明先見党』の四つを纏めて首都四大組織と呼ばれている。
『繁栄には美酒と口づけを』に所属する少女――稲神沙羅。彼女は時代錯誤な魔術師という生業をしていた。生きる為に組織から下された命令を黙々とこなす日々。魔術師とは『世界真理を探究する者』、魔術とは『世界真理に至る為の術』。だが、沙羅にとって魔術とは『自分が生きる為の純粋に相手を壊す力』。
そんな沙羅が『自分の在り方』に疑問を抱く――自分が自分らしく生きる為の『在り方』を見つけ出すため、荒廃し犯罪国家へと姿を変えた都心で沙羅は魔術を行使する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-06 22:04:53
284031文字
会話率:51%
渋谷駅スクランブル交差点を取り囲むマルチ・ビジョンがビデオ・ジャックされた。
〝すべてのGは呪われよ!”
巨大なメッセージが交差点に集まった群衆を圧倒した。
同時に、ストリート・ライブ中だった戸田青葉が拉致された。
拉致を目撃した青
木蒼穹は、改造ママチャリで誘拐した車を追った。
蒼穹はニューヨーク仕込みの自転車便のメッセンジャーだった。実践的な護身術のクラヴマガを身に付けている。
疾走する蒼穹に、〝グロースター〟と名乗る人物から自転車便の依頼が入った。前籠に入れられた小箱を〝G〟に届ける依頼だった。
小箱には生きながら切断された女の指と、謎かけの言葉が書かれたメモ紙が入っていた。
次々と換わる依頼に従って、蒼穹は東京の言論統制に関する歴史を辿っていく。
随所で待ち構えた敵に行く手を阻まれながら、蒼穹は改造ママチャリで東京都心を疾駆した。
敵を倒し、勝ち進む蒼穹の姿は、〝走る女戦士〟としてネット上を賑わしていった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-10-20 00:12:12
186374文字
会話率:24%
彼は、出生の秘密から追われていた。東京都心で必死に逃げるも、ある組織から銃撃されてしまう。
最終更新:2018-09-08 00:00:00
1228文字
会話率:0%
これは僕と彼女の物語
「東京都心に突如出現した巨大建造物は、巨大化の一途を辿っています!皆さん、近寄らないでください!」
ニュースキャスターは叫ぶ。
今日未明、東京都新宿に、突然変な建物が現れたとの話。
だが待って欲しい。TVに映され
たのは僕の家がある場所。
いや、あった場所。
僕は1人家の中で嗤う。
「ハハハ、すごいなぁ。これがダンジョンか。」
僕はダンジョンマスター。
そして、今急速に拡大しているこの建造物は、ダンジョン。
日常に現れた非日常。
全部僕がやったこと。
けど僕にもよくわからないんだ。
なんでこんなことが出来るのか。なんでこんなことになったのか。
僕は、死にたかっただけなんだ。
ただ、最後に願ってしまった。
「死ぬのであれば、彼女に殺されたい…。」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-04-03 22:00:00
3214文字
会話率:20%
十二年前、東京都心は亡霊(ファントム)によって、焼却都市となった。十二年後の現在、零は高校生になり、十二年前の過去と同じような事が起ころうとした時、零の雷の亡霊 イカヅチと出会い、二度と過去の事をおこさないように、世界を守ろうとする力のない
兄の物語折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-10-19 11:01:59
4727文字
会話率:23%
ある夏の日、東京都八王子市にある高尾山から突如として怪獣が出現した。
怪獣は高尾山から東へ向けて移動を開始する。
破壊活動を続けながら、東京都心へ向かう謎の怪獣。しかも怪獣の行動は予測が出来ない。
前例のない事態に混乱する日本政府。市民を避
難させながら、市街地で実弾を使った怪獣撃退を迫られる自衛隊。どのように避難を進めてよいかわからないながらも、住民の避難に全力を注ぐ東京都庁と警察、消防、各交通機関。そして、車も鉄道も機能しない状況下でどこへ避難してよいかわからないまま、逃げ惑う市民。
日本政府と自衛隊、そして二人の高校生の男女を中心に、想定外の怪獣災害に巻き込まれ、そしてそれに挑んでいく人々を描く。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-09-28 07:03:56
40879文字
会話率:28%
東京都心の大学に通うべく大学から近い明仲荘に引っ越してきた祐也だったが、いろんな意味で面白おかしい人間やそうじゃないモノに囲まれて絶対非日常が約束された日々を過ごすはめになった一人の青年の物語。
最終更新:2016-09-06 19:55:19
21308文字
会話率:56%
第1章(高校編)
ごく平凡な少年、八坂孝(やさか・たかし)。中学時代はそれほど目立つわけでもなかったが、なぜか高校入学直後に再会した小学校時代の幼なじみ的な少女、古川明日実(ふるかわ・あすみ)からの告白をきっかけに、偶然街で再会した中学の同
級生、桐生椿(きりゅう・つばき)からも告白され、三角関係に。唐突なモテ期到来に戸惑う孝の明日はどっちだ?
第2章(大学編)
同じ大学に行くという約束をしたものの守れなかったがために孝は椿や明日実と離れ、東京で一人暮らしを始める。そのアパートで出会った大学の同級生となる女性、橋本桜(はしもと・さくら)との出会いが、新たなる騒動の始まりだった。
本作品は2006年11月に発表した「ラブコメ?」と、2007年4月に発表した「ラブコメ? -second season-」を全面的に改稿し、加筆修正を加えたリメイク作品です。第1章、2章ともに基本的には旧版のストーリーに準拠してますが、それぞれいずれも終盤のみ大幅な変更を加えております。
また、高校編・大学編それぞれ短い期間の物語しか描かれていないのは旧版からの仕様です。
なお、舞台となる地名などの設定は現代の日本ですが、いわゆるパラレルな日本だとご理解の上、お進みください。
※具体的には、第1章および2章でのメイン舞台は架空の地名、2章でちょこっと出てくる東京都心部の地名はわかりやすくするため実在の地名を出しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-02-17 18:00:00
164866文字
会話率:48%
親の仕事の転勤で東京都心から日本地図に載らないど田舎、「園町(そのまち)」へと引越すことになったみのりは好奇心旺盛な中学2年生。膨大な自然、澄んだ空気に一時は感動する彼女だったが、その集落は、外界から遮断されることで法や規則が一切存在しない
無法地帯だった。反日本国を謳う園町住民が目指す「再改革」とは?みのりと、行きずり駐在員星野の運命が動き出す。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-04-24 00:34:23
16571文字
会話率:56%
2011年2月、東京の日比谷線では不気味な都市伝説が流れていた。数日前に起こった地下鉄の脱線事故に際し、事故を起こした運転手が女の子の幽霊を見たというのである。しかもこの運転手は、事故後入院していた精神病院から抜け出して事故死していた。榊
原探偵事務所事務員の深町瑞穂は、大学の友人から聞いたこの都市伝説を事務所の主である榊原恵一に話す。そんな中、榊原は警察から都市伝説の舞台となった場所の近くのビルで起こった謎の殺人事件の調査を依頼される。発見された遺体は、東京都心部のビル内部だというのに全身泥まみれになっていたというのだ。さっそく捜査を始める榊原。だが、真相にたどり着いた榊原はこう告げる。「これは地下鉄少女によって引き起こされた殺人だ」……。そして、この事件の背後には、榊原でさえ予測できなかった真の恐怖が待ち受けていた。果たして「地下鉄少女による殺人」とは、どういう事なのか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-03-15 01:12:48
29000文字
会話率:69%
2019年 日本
東京都心を中心として発生した大規模な地盤沈下。それは都心を巨大な大穴へと変え、何千の命を奈落へと吸い込んだ。
政府は安全の一時策として大穴を囲うように巨大な壁を築く。しかし、何年かければ総ての壁が築かれるのか? それさ
えも不明なままだが、それがその時にできる精一杯の対応策だった。
一年後、災を免れた学生たちに噂が飛び交う。「壁の向こうでは穴から出てきた怪物が死骸を貪り食っている」「未知のウィルスが発生し、ゾンビになった人間が何人も壁に縋りついている」
ただの噂だ。何の証拠もない。頭のいい現実主義者はそう言って鼻で笑う。―――――でも、もしかしたら……マイナス思考の人間は恐れを抱く。
そんなことが普通の時代。一人の学生が高校を中退した。若干伸びた黒髪に眼の下のクマが少し異彩を放っている以外は至って普通の少年。容姿も飛び抜けて良いわけでもない。
少年はいつもよりも断然早い時間、仕事場であるとあるファミリーレストランのチェーン店へと足を運び、一人黙々と開店の準備をする。店長不在の店で代理である少年の日常はいつも通りのはず――――――だった。
――――――――――――幼馴染が亡くなったと知るまでは………
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-11-28 00:23:14
15642文字
会話率:19%