我は北欧神話、最高神オーディンの右腕。森羅万象を司り、ヴァルハラの守護神ヘルツ・バッハ。
運命の女神アルネ(よう子)と、我が父武神ようすけとの間に生を受け、現世に舞い降りた光明神バルドルの生まれ変わりなり。
右手に封じられた邪龍ファーフ
ナーの呪いと、未来を見通す神眼ゲッターリッヒェアオゲ。
千里の道を瞬時に移動する我が相棒スレイプニル(自転車)。
そして、我が忠実なる番犬ケルベロス(チワワ・オス・三歳)。
我はこの現世において、無知蒙昧な人類を導き、世界を破滅から守る為、覚醒する。
―――なんて事を考えていた時期が、俺にもありました……。
俺、小川おがわ命みことは中学時代一人も友達が居ない過去と決別し、今日から始まる新しい高校生活で生まれ変わるのだ。期待に胸を羽ばたかせた学校登校初日、その第一歩を踏み締めた瞬間、家の前でトラックに轢かれ即死した(享年十五歳)。
すると目の前に現れたのは、俺が過去に幾重にも思い描いた黒歴史の登場人物、戦乙女ヴァルキリー。
どうやら俺は彼女に現世での行動を全て見られていた様で、それが切っ掛けになり、勇者と勘違いされてしまい、本当にエインヘリヤルに召喚されてしまうらしい。
普通の高校生(元中二病)の彼が辿り着いた先は、召喚した魂を育てる”聖ヴァルハラ学園”。
其処で俺は、新しい高校生活を送る事になる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-11 00:00:00
4412文字
会話率:65%
盲目の神、ホズは最高神オーディンの第二子として生まれるも長子のバルドルばかりもてはやされ、その処遇は悲惨なものだった。
そこへ神界の厄介者ロキがホズに囁く
「目が見えるようになりたいとは思わないかい?」
ロキの企みにはのるまいと断るホ
ズだが、その夜全身を激痛に襲われる。
それはホズがバルドルによって視力を失って以来のものだった――
迫りくるラグナロク
ホズとバルドルの関係
そしてロキの企みとは
これは世界の終わりに足掻く神々の物語。
この作品はComico様に掲載したものを改稿した作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-12-29 17:00:00
23399文字
会話率:45%
魔術師オーディンはルーン文字の秘密を得る為に、ユグドラシルの木で首を吊り、グングニルの槍に突き刺さし、自らの命を最高神オーディンに捧げたという。(北欧神話)
中学生のボクは、兄に貰ったゲーム機で人気の多人数参加型オンラインゲームをプレイし
ていた。それは2足歩行戦闘兵器を操作した対戦バトル物。いわゆる近未来ロボットバトルウォーズを疑似的に体感できるシューテイング・アクションゲーム。クラスメイトの勧めで徐々にプレイにのめり込んていくのだが。。。それが思わぬ事件へと発展するのだった。
それは兄の名誉を掛けたボクらの小さな戦いだった。
旧題)エンド・オブ・ライフ折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-01-19 00:00:00
90408文字
会話率:11%
俺様王子と七色の瞳の乙女・神崎シオンとの異世界ラブファンタジー。
太古から語り継がれてきた、絶対的な力を有する『七色の瞳の乙女』
七色の瞳の乙女にはどんな望みも叶える力があるという。
信じる者はその力を求め、奪い合う。
ある者は、国のため
。
ある者は、恋を成就するため。
ある者は、愛してしまったから。
伝説と化した『七色の瞳の乙女』を巡る、異世界ラブファンタジー。
※ベリースカフェに公開しているものを改稿した作品です。アルファポリスでも公開しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-01-10 23:04:45
132350文字
会話率:31%
ベノンスネーカーは、ヒト、エルフ(ライト&ダーク)、ドワーフ、蛇族といった4つの種族の血を受け継ぐ最強の混合(キメラ)種であり、ユグドラシルに属する9つの世界のパワーを手に入れる可能性を持つ者である。
ある日の夜、美しきヴァルキリー、
アウロラ・セレス=ワルキューレと恋に落ちた彼は、数年の同居の後、彼女の故郷アスガルドへと移住。アスガルドの最強のカップルとしてアウロラと共に暮らしていた。
しかし、アスガルドを統べる最高神オーディンが、彼の肉体を奪い、9つの世界を崩壊させ、新たな世界を創造しようとしている事が判明し、果敢にも立ち向かうが、窮地に陥る。アウロラは重傷を負い、虹の欠片となって世界中に散らばり、ベノンスネーカーは宇宙の彼方へ墜落してしまった……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-10-24 14:57:55
160265文字
会話率:48%