伯爵令嬢のマリットは王都で婿を探すため、英雄である魔術師の秘書となった。
そこでひとつの魔術に触れ、前世を思い出す。
国宝である黄昏の杖。その杖であった前世の自分は、使い手の少年をかばって砕け折れていた。
しかし後悔はしていない。
むしろこ
うして転生し、英雄と呼ばれるまでに育った彼を見られるのは嬉しい。
立派な好青年になっているはずだと期待して再会した元使い手は、杖に話しかける偏人になっていた。
――ダメだこの子、早くなんとかしないと……!
===
短編「元杖の伯爵令嬢は、英雄を結婚させたい ~元使い手は杖を偏愛していました~」に加筆しました。
8話までは短編とほぼ同じ、全12話でさくっと終わります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-09 14:02:28
37415文字
会話率:42%
「やべえ、完全にイカれてやがる……駄目だこいつ……早くなんとかしないと……」
→「顔はかわいいのに……なんっって残念なやつなんだ……」
→「あぁ、心配ないよ。俺のマユは最強なんだっ!」
→「マユ……俺はお前の圧倒的な性能に心を奪われた! こ
の気持ち……まさしく愛だっ!」
→「俺はお前が超! 大! 好き! だぁーーっ! 愛してると言ってもいいね!」
→「日比野天地は、世界中の誰よりも……凩マユを、愛しています!」
犯罪者が謎の地下ダンジョンに放り込まれる鬼畜な世の中。
殺人の罪を負った高校生、日比野天地は一人の女の子と出会った。
とびきり頭のイカれた猟奇的かつ残虐的なキチ少女、凩マユ。
なぜか二人っきりでダンジョンを放浪することになった日比野は、徐々に彼女の
キチかわいさに心惹かれて恋に落ち、暴走と迷走を繰り広げる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-12 13:14:04
480539文字
会話率:27%
日本人なら誰でも知っている、昔話の桃太郎。
その主人公である桃太郎に何故か転生してしまった主人公だが、
「なんで俺が赤の他人のために鬼退治なんて危険なマネをしなくちゃいけないんだよ」
「俺は別に鬼に困らされてないし? 本当に困ってるなら
誰かが倒してくれるよきっと」
と持ち前の自分至上主義な考えから、本来の桃太郎の仕事を放棄し、自由気ままな旅に出てしまう。
しかし運命か偶然か、気が付いたらイヌ、キジ、サルの獣人達が仲間になって旅はどんどん賑やかに、そして危険なものに。
それでも戦う気のない桃太郎は修行をサボりまくり。
結果、主人公としてあるまじきことに、周囲のパワーインフレに置いて行かれる始末。
それでも皆は勘違いに勘違いを重ね、桃太郎を最強と信じてやまない。
「こ、こんな奴らと一緒にいたら死んでしまう……。早くなんとかしないと」
桃太郎は果たして争いの無い平穏な生活に戻れるのか。
コメディ中心で、シリアスなお話や名前があるキャラが死ぬような展開はなしでやっていきます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-01 14:02:46
88299文字
会話率:38%
名うての暗殺者一族の息子として生まれた主人公リーベル。歴代最強の才能と世界最高水準の教育でメキメキ腕を上げていく。そんなある日、リーベルは事故に遭い、前世の記憶が蘇ってしまった。
前世は、ごく普通の日本人で大学生。平和主義で終末思想も
ない。恋や就活に悩むありきたりで平凡な男だった。そんな男が、暗殺家業を営む一家に異世界転生したのである。価値観は、前世と百八十度違う。子供達を世界最強の殺し屋にさせるべく英才教育をする両親。「殺すのが好きです。でも、壊して遊ぶのはもっと好きです!」と、シリアルキラーを地でいく妹。そして、そんな一家をサポートするのを天命と感じる狂執事達。
だ、だめだ。こいつら早くなんとかしないと。
既に大人でイッってる両親達は諦めた。せめて、年端もいかない妹だけでもまともに教育してやらないと。これは前世、日本人だったリーベルが、平和主義を貫けば貫くほど、周囲が凄腕の暗殺者だと勘違いするストーリー。
※本小説は「カクヨム」「アルファポリス」にも投稿しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-29 12:14:49
124784文字
会話率:29%
さて、これから吉法師様の教育を・・・ん?どこじゃ!!どこに行かれた!!信秀様も厄介な仕事を・・・早くなんとかしないと諌死(かんし)一直線フラグじゃないか!!
戦国武将織田信秀・信長の2代に渡って使えた平手政秀に転生してしまった中年男の物語・
・・
西の長島には長島一向宗、北には美濃の斎藤家、南東側には松平家に今川家・・・
ゲーム機(何故かキーボードとマウスw)片手に諌死で死ぬのではなく天寿を全う・・・出来るといいなぁ~
平手政秀の口調は、作者の普段の言葉遣いと同じです。【え!?駄目なのかい?】
閑話小話?は本編の後でお読みください。【←これ重要!!】
この小説はクロスオーバー作品です。
早見様の「ゲーム機片手に天下統一!Player1 〜瀬田に我が武田の旗を立てよ〜」、
霧島ナガツキ様の「ゲーム機片手に天下統一!Player2 ~我、長宗我部ニテ立チ上ガラントス~」、
ソルト様の「ゲーム機片手に天下統一!Player4 ~戦国大名の娘は天下を掴みたい!~」、
と、なっております。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-19 21:31:38
116123文字
会話率:27%
ある日突然、俺に前世の川島響介だった時の記憶が甦った。これってまさかの異世界転生? これでラノベ主人公のようなチートなセカンドライフが満喫できる! と浮かれていたのだが……俺を転生させた女神がとんだ堕女神だったのだ。
「加護は受けられる
んですよね?」
「は? 加護? 無いですよ?」
「え? それじゃあチート能力は?」
「そんなものあるわけ無いじゃないですか」
「実は私が怠けているうちに邪神に力を奪われちゃったんですよね~。エヘッ。というわけで愛と勇気でなんとか邪神を倒して下さい!」
「ふざけんなこの堕女神! 俺はア◯◯ンマンじゃねぇぇぇ!!」
「響介さん! 落ち着いて下さい。その伏せ字だとアイア◯マンと勘違いされますよ」
「そっちの方が良かったわ!」
ダメだこの堕女神、早くなんとかしないと…‥。
俺は仕方なく現代知識と魔法を融合させ、幼馴染のディアナと共に冒険者として成り上がり、邪神と戦うハメに。
チートなセカンドライフは自分の手で切り開く! そんな思いを胸に俺は旅立つことにした。
※10月から月水土の週三回の更新とさせて頂きます。よろしくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-03-24 20:41:20
531858文字
会話率:49%
「あ!俺んとこブラックだから」
と口癖のようにへらへらと口にする師匠。
何を言ってるか分からないけど、どうせろくでもないことだろう。
はぁ師匠に力がなければ何度張り倒していたかわからない。
しかも最近は「俺実は異世界人なんだ」
と
か真顔で言ってくるし。ついに思考だけじゃなくて記憶もおかしくなってしまったようだ。
早くなんとかしないと。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-05-31 22:45:55
6454文字
会話率:62%
書きたくなった書かずにはいられなかった。ハッピーエンド以外は認めない。
最終更新:2012-12-22 03:22:37
656文字
会話率:0%