傭兵兼何でも屋のユーリは友人であり幼馴染のリンファとブラックマーケットに寄った帰り、連邦軍から逃げる白銀のAF(アームドフレーム)とそれを追う軍隊のAF群に遭遇する。謎の既視感からユーリは白銀のAFに近づくとそれは反応しコクピットを展開する
が、そこには10年前にユーリの家族が虐殺された日に出会った少女型ドールが眠っていた。
訳も分からぬまま連邦軍の襲撃を受け、乗っていた少女型ドールの手で認証させるも自律モードとして回避行動しか行わない。絶体絶命の状況下でユーリ自身の手を使って認証すると、オペレーターとして認証され操縦桿が展開される。そのまま、初めて乗ったにも関わらず、まるで長年付き合った相棒のように動かせるのを疑問に思いながらも連邦軍を一機で半壊させ、撤退させることに成功するのだった――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-30 02:38:35
7796文字
会話率:23%
長かった古き戦乱の時代は終わり、永き平和と安息の時代を迎えた。
人類は進出した月を中継基地にし、果ての星々にまで住環境をととのえることに着々と成功し、みるみる発展、地球というヒトツの入れ物のナカにとらわれず今もなお広く栄えつづけている。
各国により結成された世界規模の軍隊、ガイア連合軍。
ハイアジアのとある工業地帯の訓練場で訓練機エッグゼロによる訓練は今日も行われている。
ガイア連合軍の盤石さを担う未来の若き卵たちが、ただただコックピットシートと握る操縦桿に汗を流していた。
そんな者たちと関係なく通うのは軍関係ではない、余計な息のかかっていない至ってフツウの学校。
2年1組在籍のミツル・ヤナギは学校の屋上でゲーム疲れの気晴らしにサボっていたところ、ズケズケとミツルのテリトリーに現れた……彼をよく知り気にかけるメガネの先生に珍しい月へのチケットを餌に、専門外の世界へと誘われてしまった。
今年で30周年を迎えるロボットゲーム以外は彼にとって、専門外。されどロボットを操ることには学校の授業をサボる余裕があるぐるいに他人より秀でている。
しかしリアルとゲームでは動かす物体のスケールが違う、はじめての経験に苦戦せど笑われど──スベテは月へのチケットのために……。
そんなマンネリ化していた彼の日常が新たな経験でもやもやと少しずつ変わりだすと、全く彼の知らないところで招いてもいない煙たい危機が不意に紛れ込んできた。
地球に突如現れたのはメタロールと呼ばれるガイア連合軍の軍機と全く異なるフォルムをした未確認未知のテクノロジーと武装を搭載した敵機であった。
この音もせず訪れた分からない悲惨な状況をクリアするため、現役高校生でフルVRゲーム電王のプレイヤーであるミツル・ヤナギは数奇な運命に託されたキューブ兵器Dreamerを起動した────────。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-23 02:10:41
9983文字
会話率:45%
「俺はまだ野球をやりたい、こんなところでまだ死んでたまるか!」
前方に見えるグラマン機の大群に味方の機体は撃墜され、ひとりぼっちのコックピットに残された石塚進士は、衝撃と共に目の前の世界が真っ赤に染まった。
火を噴きだした進士の機体を敵のグ
ラマン機には格好の獲物であり、肉に群がるハイエナのごとく食らいつき攻撃の手を緩めない。
なすすべもなく打ち込まれる弾丸に進士が握りしめたのは操縦桿ではなく、戦友からもらった真新しい野球ボールだった。
「もし、野球ん神がおるんならもう一度だけ俺に野球ばさせてくれ」
弾丸が右肩を貫いてもボールを離すことも、苦悶の声を上げることもない。薄紫のマフラーを左手でかきむしり、飛行服のポケットの中にある恋人の写真に手をふれた時
「その願い承った」
耳元で聞こえたその声に進士は驚愕する。
その瞬間、進士の搭乗した特攻機は紅蓮の炎に包まれ空中爆発した。
戦前の職業野球球団『名古屋軍』で活躍した伝説のエース石塚進士が、現代に転移しその前身である中日ドラゴンズを日本一に導くまでの物語
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-08 23:53:04
4506文字
会話率:42%
突如現れた巨大な竜により、人々の生存が脅かされる幻想大地(エルディリア)。しかし、その戦局を一変させたのは、純粋で無垢な少女たち、通称「お嬢様」だった。彼女らは古代遺跡に眠る聖遺物、一角獣石を動力源とした巨人兵器「機甲騎士」に乗り込み、竜に
立ち向かう。そして、二十年の時が流れた。
その頃、竜に故郷を焼かれた少年カイルは、第七都市防衛隊に志願し戦いに身を投じていた。機甲騎士に乗れないまでも戦おうとする少年の前に、赤いドレスに身を包んだ本物のお嬢様が舞い降りる。
突然の敵襲。少年は己のできる援護で機甲騎士の戦いを支えようとしたのだが……突如お嬢様が登場不能になり、彼に希望と操縦桿が託される!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-01 19:11:12
8699文字
会話率:33%
新昭和2030年、“秩序的な暴力による問題解決”が最適化した時代。
地下に建造された巨大都市“トーキョー”では、人型兵器“遂行機”による戦いが日常の一部として日夜繰り広げられていた。
誰もが人型兵器を所持している、誰もが20mm口径のマシ
ンガンを撃つことができる、誰もが操縦桿を握っている……引き金が軽くなった非常識な世界で、人生のドン底でもがく少女“ミクミ”と、彼女に目覚めさせられた古い時代のサイボーグ“田中ライロウ”が、数多の遂行機戦を生き抜いてゆく。
▼各章ごとに最後まで書き終えてから更新します
▼ノベルアッププラス・カクヨムでも同時投稿しております折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-29 22:26:22
17843文字
会話率:39%
第一次世界大戦時、ドイツ軍最高のエース・パイロットだったマンフレート=フォン=リヒトホーフェン、通称『レッド・バロン』。「真のパイロットは、死ぬまで操縦桿から手を離しはしない」と語っていた男は、その言葉通り、空で命を燃やし尽くした――……
。
――そことは違う次元に、人類と異形の怪物が戦い続ける世界があった。敵は、人の形をしながらにして人にあらず、歩くだけ、息をするだけでも周囲に不快な音を撒き散らすことから、|騒音(レルム)と呼ばれていた。人と怪物は決して相容れず、互いに敵対者であり続けた。彼らとの戦争は、人類の歴史そのものだった。
戦争は、あらゆる技術を劇的に進化させる。とりわけ、世界に棲む動物達の兵器転用は白熱した。犬、馬、鳥――そして飛竜。怪物は人類に先んじて飛竜操作技術を確立させ、航空戦力を組織するに至る。史上初となる空からの攻撃に、人類はなす術もなく敗走を続け、ついには首都までもが陥落。人類も稚拙な飛竜空軍を各地で急造するが、次々と壊滅していった。
やがて辺境の地にまで戦火が伸びたとき、一騎の赤い飛竜が大空に飛び立った。青空の中、敵性飛竜を次々と撃墜していく飛竜を駆る少女の名は、エリカ=エア=レーザ。少し勝ち気で勇敢なだけの村娘だった彼女の中では、かつて『レッド・バロン』だった頃に培った空戦技術が覚醒していた。
竜の中で最も気位が高く、その存在は天災に等しいとまで言われる赤い飛竜に跨り、『レッド・バロン』は今一度、空を駆ける。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-09 17:34:13
4804文字
会話率:30%
握った操縦桿が震えるのは機体が軋んでいるからだ。彼はそう思おうとした。
この足の震えも恐れているからではない。そうだ、自分は何も恐れてはいない。祖国のためならば命など惜しくはない。そう思い、志願したのだ。特攻隊員に。
……そうせざるを
得なかった。そんな空気、いやそんなことはない。自らの意志で、国の未来、子孫のために憎きあの侵略者の船に向かって――
『聴こえますか? もしもし、聴こえますか』
「え?」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-06 12:00:00
1361文字
会話率:50%
護衛艦ゆきやま襲撃事案から17年ー。
停戦状態を迎えている日本とローゼンリア連邦、混乱する政治、領土の半分が占拠され経済は機能していないも同然。
そんな状況下、ローゼンリアに立ち向かう為操縦桿を握った1人の少女の青春物語。
最終更新:2023-10-21 00:53:06
68581文字
会話率:43%
1つ、実在した飛行機を使用しなければならない。1つ、設計に改変を加えてはならない。1つ、史実に則った塗装を施さなければならない。1つ、撃墜された者は死ぬ。
西暦4100年。地表を失った塔の世界で、それでも人類は命賭けの娯楽を求めた。さながら
古代ローマの剣闘士(グラディアトル)のように、囚われの少女たちは剣に代えて操縦桿を握る。
2020年10月~
シグドリ見てたらなんとなくこういう話が書きたくなったので書きました。
「エンジェル・ストライクに気をつけろ」と共通の世界観です。物語的な接点は特にない(はず)。
カクヨムにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-23 09:25:31
28074文字
会話率:39%
『ロボットゲームと同じ操縦方法?』
◇
俺は何故か戦闘中の巨大ロボットのコクピットで目を覚ました。
複座式の操縦席には、黒髪ショートの見知らぬ女の子。
敵ロボットと交戦中……
女の子は奮闘するけど、だめだ! この子操縦が下手
すぎる!!
死ぬ、死ぬ、絶対死ぬぅ!!
混乱の中、その子が俺に言った。
『有馬優介くん、アナタなら出来るはずよ! この【パトリオット】の操縦を!』
【パトリオット】?
【パトリオット】って、あのゲーセンにあるロボット操縦シミュレータゲーム【パトリオット・オンライン】に出てくるロボットの事か?
そういえば見覚えがある、この操縦桿。
ゲームの通りにやれば良いんだな?
じゃあ任せろ。
なんたって、俺は、【パトリオット・オンライン】で〝世界ランキング一位〟になった男だぞ?
操縦桿を握り、俺は言った。
『〝世界ランキング一位〟の実力見せてやるよっ!』
◇◇◇◇◇◇◇
このお話は死後、異世界へ召喚されたゲームオタクの『有馬優介』が、唯一の特技『ゲームスキル』を駆使して人型機動兵器【パトリオット】を操縦し、いずれ異世界最強のエースパイロットになるまでの物語です。
生前、学校にも行かずとにかくゲームに明け暮れた有馬少年の操縦技術は、異世界でもスーパーエース並み。
機体出力や身体能力的ハンデをテクニックと知識で切り抜けていきます。
しかし、【パトリオット】を動かせるのは本来女性のみ。
そんな戦場に英雄的なエースパイロットの有馬少年が突如現れたものだから……。
魔力で動く人型機動兵器【パトリオット】
ゲームしか能のなかった彼の人生が大きく変わっていきます。
……まぁ、一回死んでるんですけどね?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-27 22:46:05
164371文字
会話率:32%
地球は狙われている! やってくるのは意味不明な化け物たち!
そこへさっそうと現れたのは、純白に輝く機甲騎士!
そして、地球の命運をかけた戦いに、その場の流れで一般人が巻き込まれた!
運命の操縦桿を握らされたのは、そんなに普通じゃない女子高生
の高原真希と、普通の元英語教師の町田香織!
さぁ、心を燃やして星になれ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-14 13:24:25
306078文字
会話率:46%
幼い頃、祖国を侵略した国セルジア連邦の無差別な爆撃によって家族と友人の全てを失い、国自体も実質的に破壊されたアリサカ・カイトは憎しみを抱きながらも生きるために、セルジア連邦の捕虜兵となり、局地戦闘機に乗り果敢に戦った兄のように空で戦っていく
ことに決めた。仇敵であるながらセルジア連邦のパイロットとして戦果を挙げていくのだが—折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-25 05:25:46
18432文字
会話率:35%
謎の戦闘機が海中から出現し、都市を空爆する。
それを迎え撃つのは、女子高生の空軍少女特務テレワーク部隊。
彼女達は、タブレット、ヘッドセット、小型操縦桿で遠隔から無人戦闘機を操り、敵機を迎撃する。
最終更新:2021-01-27 06:50:21
8977文字
会話率:44%
2048年。日本。
一家に一台。いや一人に一台という時代がやってきた。
《Battle Order Xaxis》
バトル オーダー ザクシズ
通称BOXと呼ばれるそれは、
男の子なら誰もが憧れるであろうコクピットを自室に持つことの出来
るゲームだった。
全長2メートルの黒塗りの立方体の箱に入り、アーム(フランス語で魂、英語で腕、と2つの意味をかけているらしい)と呼ばれる人型ロボットを操縦する体感型ゲーム。
両手で操縦桿を握り、両足でペダルを踏む。
左右には様々な計器が付いていて、視界は全方位見渡せる全天モニター。
そんな夢のような機械を自宅に置いて、いつでも気軽にプレイできるのだ。
もう、わざわざゲームセンターに行ってやる必要はない。
一昔前の高級パソコンを買うくらいの値段でこのBOXは手に入る。
発売から1月で、このBOXは瞬く間に情報が広がり飛ぶように売れた。
誰しもが、自分の部屋の中に自分だけの空間を創り、世界に没頭した。
これは、そのゲームにハマった者達【箱乗り】に起きた、実に摩訶不思議で奇妙な物語である────。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-07-03 23:21:04
71746文字
会話率:49%
この世界に生きる、全ての飛竜を殺す。
あの日の俺は、想いを胸に。
絶対の存在たる飛竜類の下、抑圧によって築き上げられし人類史『パクス・ドラゴニカ』。
互いの干渉がごく限られたものに過ぎなかったかつての時代はとうに終わりを迎え、今や
人と飛竜が共に血を流し合う、新たな時代を迎えていた。
大国エブリーウェルに端を発する産業革命の余波が、全世界を圧巻しつつあったPD1924年。
空中海賊団ダヴレンにその身を置いていた、亡国の飛空士ジョイ。
彼はエブリーウェルにおける大仕事の帰還中、愛機の飛空機――レシプロエンジンによって飛行する、この世界の移動手段の一つ――であるネイリング号の操縦席から、エブリーウェルが所有する三機の軍用飛空機と、一匹の飛竜が交戦している様を目撃する。
飛竜の吐き出す業火、逃げ惑う飛空機たち、人類側の明かな劣勢。
一連の空戦を目にし、胸中に生まれた狂悦の想いから、ジョイは歪な笑みを浮かべる。
そして彼はやがて、その手に握った操縦桿を渦中に向け、側部のスロットルをただ全力で押し倒すのであった。
この物語は、かの戦乱を生き延びた元飛空士ジョイが綴る、壮大な回想録の全貌である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-09-23 17:21:12
1801文字
会話率:3%
上空5400フィートを飛ぶ紅蓮の艇。その名を「赤蜻蛉」。空送屋トンボ運送が所有する30メートル級の小型飛空艇だ。轟轟と魔導エンジンが音を立てて速度を上げる飛空艇にぐんぐん近寄る巨大な影、空の旅人の天敵「翼竜」。操縦桿を握る15歳の少女は激
しく揺れる船内で短い金髪を振り乱して泣き叫ぶ。
「追ってきてる!追ってきてる!めちゃめちゃ追ってきてるよぉおおおおお!!」
トンボ運送頭目ヴァン=ヴェガ。黒髪の刀使いナナセ。軽薄ナンパ男マグナ=レ―ヴェンガルド。金髪幼女整備士ベル=ベルベット。四人を乗せた紅蓮の艇が全空を駆け回って大騒動を引き起こす。
命知らずのアウトローな空の無法者よ!己の自由と信念と金の為に空を飛べ。
空を駆ける純正ファンタジーは朝焼けの天空より開幕する!折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2016-09-13 10:18:13
26278文字
会話率:56%
ワイヤリングレス。
そのアウトプットは、正確ですか。
自信はありますか?
最終更新:2015-05-08 23:31:26
509文字
会話率:0%