推理小説好きの少々偏屈な男性医師・来栖幸喜(くるす こうき)。定年を迎えた翌朝心臓発作を起こし、謎のチェンジリング現象によって精神だけが異世界の人間の体へ。
新しい体は、連続殺人事件の犯人として死刑になったばかりの少女、マリオンのものだった
。
転移した先は、科学も魔法も発達している世界で、幸喜(コーキ)が保護されたアルグランジュは、特に科学の発展した近未来民主国家だった。
知識チートの余地はなかったものの、マリオンの義弟アルフォンス(エリート警察官)と同居しながら、趣味の推理小説をライフワークにして気ままに生活の基盤を築いていく。
そこにもたらされた不穏な招待状。
マリオンは、【チェンジリングの王】と呼ばれる伝説的な人物の、莫大な遺産を相続する権利を持つ候補者の一人であった。体とともに権利も引き継いだコーキは、十五年ぶりに開かれる一族の遺産相続人選定会に、アルフォンスとともに乗り込んでいく。マリオンが犯人とされた十五年前の選定会での殺人事件の真相を、明らかにするために。
そして一族が集まったいわくつきの館で、再び惨劇の幕が上がるのだった。
死のゲームを仕掛ける復讐者『女王の亡霊』の正体とは?
一族とは無関係を公言するコーキは、障害物(人)を排除しながら、外部と切り離された館からの生還を目指して暗躍する。
※主人公は時折脳内で毒を吐きますが、あくまで偏見に基づく個人的な考察であり、間違った思い込みである場合もございます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-11 20:03:21
549610文字
会話率:23%
探偵は間違えない。怪人は間違い続ける。
「名探偵」彼方より降臨し、旧き神々を葬り、新世界を生み出した存在。神のように災害のように、世界を変容させる者。
「怪人」異形へ変じ、異能を操る存在。神に仇なす者。
これは名探偵配下の探偵であり、同時に
怪人たちを束ねる組織の首魁である「悪性令嬢」芦間ヒフミと配下の怪人たちによる「探偵殺し」の物語。
(アルファポリス様及びカクヨム様にも掲載しております)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-24 22:45:21
252900文字
会話率:39%
※毎日お昼か夕方くらいに更新予定です。
寺社仏閣が立ち並ぶ観光都市「詩留部市」は、春爛漫の季節を迎えていた。
そんな空気とは裏腹に、高校一年生の花咲茉莉は、飼い猫が行方不明になったせいで気分はどん底まで落ち込んでいた。その姿を友人にも呆れ
られていたところ、たまたま行きがけにチラシで見かけた探偵事務所を頼ることにする。
だがしかし――その事務所には、奇妙な依頼がよく舞い込むようで……。
本作は「怖くないホラー」を目指しました。
どこかで見たような要素もあるかもしれませんが、どうぞよしなに。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-21 18:00:43
55471文字
会話率:50%
ヨロズ探偵社?
あぁ、あのビルの3階だよ。
もの好きだねぇ、いやいやこっちの話さ。
チンピラみたいなのが、一人でやってるよ。
大概事務所にいやがるから、今もいるんじゃないかい?
いや、まぁ。あそこに行くってこたぁ、そうゆう事だろ?
若いのに
大変だね。いやま、腕は確かだよ。
ただし…そっちの話限定だけどね。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-09-18 03:25:10
3168文字
会話率:41%
ここは、都内某所にあるマンション安楽荘《やすたのそう》。ここの管理人はシルクハットでマントな探偵、安町太平。彼はマンションのコンセプト、「安心して楽しく暮らせるマンション」であるために、時には追跡し、時には悪を討ち、住人達の依頼のために奔走
(?)する!
はてさて、本日の依頼人は?
※注 推理系の小説ではありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-12-02 18:54:46
36280文字
会話率:49%
推理しない探偵と、不条理なトリック。
暇を持て余した探偵少女の気まぐれに巻き込まれ、助手の男と共に『雨の森』へとドライブへ出かける。しかし、その途中で車が故障し、雨の森をさ迷い歩くことになる。
雨の森にひっそりとたたずむ洋館で起こる、ひ
とつの殺人事件。
犯人は『既に見ている誰か』・・・。
果たして、探偵少女と助手は真相にたどり着けるのか・・・?
おなじみの気まぐれで書き進めていくシリーズです。
犯人とトリックだけ決まっているものの、時間が無くてまともに執筆している暇が無いと思われる。
そんなわけで、未校正で投稿して、読みながらちょいちょい修正していきます。
そして、あくまでも推理モノじゃないのでくれぐれも注意。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-07-22 21:47:32
2816文字
会話率:45%