もう一生、記憶なんて戻らなくてもいいんじゃないの?
反抗的な態度ばかり取っているシャーリーは、夫と口論になりがち。「愛してない」とまで言われてしまうけれど、本心では彼と仲良くしたいと思っていた。
ある日、夫が記憶喪失になってしまう。その
途端に、彼は別人のように愛を注いでくれるように。
最初はそのことに翻弄されていたシャーリーだったが……?
これは、意地っぱりだった令嬢が、素直さを手に入れて幸せになるまでの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-27 12:35:33
11011文字
会話率:45%
魔女見習いのエマはお師匠様から、とってもかわいい魔法の生き物をもらいます。
でも魔法の生き物の主人になるということは、簡単なことではなくて……。
小さくてもちゃんと一つの命なのです。
意地っぱりの小さな魔女としっかり者の弟子と不思議な魔法の
生き物たち。
けっこうにぎやかな山の中の魔女の家。
二人の初めての冬のお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-15 05:00:00
3272文字
会話率:2%
大学の頃に出会った翔と道香は、お互い憎からず思っているのに関係は進展しないまま早10年。
ついつい意地を張ってしまう道香と、そんな道香がかわいくてわざとそのままにしてる翔の二人のなれそめ話。
「クールなメガネ上司の裏表」のスピンオフになり
ます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-14 19:56:22
101892文字
会話率:40%
それはそれは昔々の噺でございます。
とある山深い渓谷にある里の、それまた奥にひとりの娘が住んでおりました。
その娘は大層美しかったのですが、他の者と違うところがありました。
白魚のようにしなやかな指先の爪はどこか長く、花のように赤く色づく
口からは白い牙が、艶やかな黒髪を割るようにしてその額には獣のような角がふたつ生えていたのです。
――とある国の伝承御伽より抜粋――
今は昔のお伽噺の伝承が色濃く残るその国では、年に一度の大祭に想い相手と自ら手作りしたある贈り物を交換する儀式がある。
しかしそれは手先の不器用な者においては苦痛でしかない。
こんなものを渡せるものかと美しい幼馴染みを囲む人垣を見てさらに少女は固く心に決めたのだった。
角もつ彼らの恋愛奇譚。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-10-05 22:00:00
14636文字
会話率:21%
綾美には、和真という幼なじみがいる。ある日、二人が『ただの幼なじみ』にしては仲が良すぎるのではないかと指摘され…。
最終更新:2010-05-18 23:20:01
10233文字
会話率:30%