とある牧場で母親と平和に暮らす一頭の仔馬。
ひょんなことから前世人間だった頃の記憶を思い出した仔馬は、自分がサラブレッドという経済動物であり、将来競馬のレースで勝てなければ殺処分されてしまう運命にあることを知る。
中途半端な競馬の知識を
得てしまったばかりに、GⅠというレースを勝たなければ人間に殺されると思い込んだ仔馬は、殺処分という最悪の未来を回避する為レースの世界に死に物狂いで飛び込んでいくのであった。
これは、そんな思い込み激しい一頭の馬が、レースという修羅の世界を走り抜く物語。
そしてそんなおかしな馬の生き様に魅せられ、振り回された、熱き男たちの物語である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-29 12:00:00
480355文字
会話率:15%
好きな人のセフレになることを申し出て三ヶ月。彼はセックス中だけでなく、セックスが関係ないときにもたくさん「好き」を伝えてくれる男だった。絶対に勘違いしたりしないと心に誓っているけれど、さすがに限度というものがある。
「……あの、さ。別に
セックス中でもないのに好きとか言わなくていいよ」
「……え、なんで?」
セフレを申し込んだ(つもりの)女の子と、好きな子と付き合っていると思って幸せに浸っていた男の子の話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-31 13:01:29
9400文字
会話率:49%
アラフォーOLが記憶を持ったまま転生した先は異世界でした。
恋愛何それおいしいの?ってくらい枯れた彼女は婚約者もかわいい弟妹や甥姪と同じ扱い。
そんな彼女が偶然聞いた会話から婚約解消を考え始めた。
果たして婚約解消はうまくいくのか。
最終更新:2020-10-29 15:15:44
6999文字
会話率:46%
北西の国のお姫様と大陸中央の皇子様の恋物語。
ティア姫はそれはそれは美しい、絶世の美少女です。美しくても醜くても自分だけを見つけてくれる「星の王子様」に憧れている、ちょっと思考が変なお姫様。
ある日、海岸にてティア姫は運命の星の王子様と
出会ったと思い込みました。
ティア姫と2人の兄、3つ子の誕生日祝いの晩餐会に招かれたルタ皇子です。
ルタ皇子はティア姫が見抜いた通り良い男なのですが、女性に偏見を抱いています。何やら過去に嫌な目にあったようなのです。
「容姿端麗な女は恐ろしい。男を惑わし、極悪の限りを尽くそうとする」
「毒牙にかかる前に、薔薇の棘に刺される前に逃げる」
「見た目で釣ろうなど、恐ろしい女」
せっかく美少女に生まれたのに初恋の相手は、ティア姫を嫌がるような男性でした。しかし、ティア姫は思い込みが激しく、ティア姫の周りの者も妙にルタ皇子を囲うので2人の恋物語が始まります。婚約したり、政略結婚の話が出たり、かと思えば反対されたりです。
おまけにティア姫の暮らす国には、何やら不穏な気配がしています。果たしてティア姫の初恋は実るのでしょうか? もちろん、実るのです。これは恋物語ですから。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-31 19:08:33
93299文字
会話率:42%
恋愛結婚すると決めたアイラ王女。自分磨きに励んだ結果、縁談が降るように舞い込みますが、王女はうんと言いません。
「だって、ときめきがないんですもの~!!」
ふと知り合った人は昔飼ってた犬みたい。あら?これって、ときめきなのかしら?
「神官は
神に舞を捧げる」スピンオフ。アイラ王女が結婚するまで。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-01-20 20:00:00
7791文字
会話率:39%