人間を凶暴化させるウイルスが全世界に蔓延して三ヶ月、地上の覇者は人間から感染者へと移り変わった。警察、自衛隊は壊滅し政府機関は機能停止。文明は崩壊しわずかな生存者が息を潜めて暮らす中、少年は廃虚と化した街で一人生き延びていた。感染者の目を盗
み、部屋の一室に引きこもる生活。しかしある日出会った少女によって、少年の生活は一変することになる。(注:第二部からご覧になっても楽しめると思います)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-03 01:12:18
1178127文字
会話率:32%
先日、執筆のために一人で温泉旅館に宿泊しました。
そのときに起こった不思議な出来事です。
半分は実話です。
最終更新:2021-07-08 22:15:37
6145文字
会話率:8%
マナ村に住む少年マッキーは車の整備工場に雇われている、母は随分前に亡くなり、父は酒におぼれ仕事をしなくなった。マッキーは父に呆れ家を出て一人で暮らしている。
マナ村は以前の賑わっていた頃の時と違い、今では廃虚に近い村になっていた、その原
因は水不足であり、数年前に起きた地震の影響で地盤が歪み水路が寸断、誘発された火山が噴火を起し山の形が変わると山水さえも滞ってしまった。
多くの住民が出て行ってしまった、でもマッキーはあまり不自由は感じていない。しかしずっとマッキーは一人だった。
ある日、整備工場に車の廃車依頼が入りマッキーは一人でよその村まで車を引取ることになる、そこで初めて目にする他の町への驚き、また同じ年頃のシュナジーと言う男に出会うと、話し込んでしまう。廃車する車があまりにも奇麗なのでシュナジーが貰いたいと言うが結局自宅に置く場所がなく断念する。マッキーは整備工場へ帰り一度は廃車処理をしょうと思ったが、もったいなくなり自分の住む家に持ち帰ってしまった。その車の名前はクラウス。
時が経ちクラウスの行方が気になったシュナジーがマナ村までマッキーに会いに来た、クラウスがあると分かるとシュナジーはこの車を治してレースに出そうと言った。
修理したクラウスは不思議な動きをし、速く走りレースは優勝した。それを見ていたラウルやハーネスがクラウスを追う、昔おきた出来事の関係者で、知らない間にマッキーとシュナジーは事件に巻き込まれていく。また車の開発者と名乗るモーリスも現れ、物語は一転する。
二人はクラウスの謎を探るように決心すると、昔に何が起こったのかが次第に明らかになっていく。それに伴い命も狙われるようになる。
クラウスの謎の先に眠る金を求めて、組織が動いていた。
しかしクラウスの本当の謎は完全には解明されてなかった。マッキーはクラウスを使い命を懸けて謎を解こうとするが、記憶喪失になってしまった。シュナジーは訳が分からなかったが調べるうちにクラウスに関係している浮いた山の存在を知る。その山には住人もいたが地上とは違う世界だ。
浮いた山にランドロスと言う支配者が存在していた。それが以前マナ村に引き起こした地震や噴火、水不足に関係していた。
マッキーとシュナジーはその謎を解き、ランドロスと戦い、最後にはマナ村への水を取り戻して、村は豊かに戻った。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-13 16:00:00
123697文字
会話率:72%
廃虚になった未来で王を倒して王になると
最終更新:2017-07-30 10:40:29
615文字
会話率:0%
旅をする目的を見つける為に旅をする旅人の話。
記念すべき第一話は『気持ち』がテーマです。
最終更新:2016-02-10 18:52:49
8292文字
会話率:76%
ある日、恋を知った天使は
幾度となく堕天を繰り返す。
最終更新:2014-08-24 01:43:22
12423文字
会話率:62%
「君、──誰?」
「1人で、ずっと…?」
「うん。…1人で。」
「此処から、出よう。」
* * * * *
極普通の少年、夕真(ゆうま)が迷い込んだ先は既に崩壊した廃虚と化したパラレルワールドだった。
其処にはたった1人
で歌う少女、ふわりが居た。
その少女は唯一の生き残りらしい。
──2人で、この世界から出よう。
そう誓い合ったのも束の間、夕真は元の世界に戻ってしまう。
どうにかこうにかして、ふわりを夕真の居る元の世界へと引きずり出すが、一週間もしないうちに、ふわりに異変が起こる。
止むを得ずパラレルワールドに戻るが、そこにはもう1人、見知らぬ男が居た──
明かされる2人の過去。
その過去が示す先とは──?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-01-01 10:48:18
285文字
会話率:31%
夏休み。悪戯に騒がす侵入者。
僕らは、蹴散らすだけ。
ぬるい怪異譚でございます。
最終更新:2013-08-09 11:33:12
963文字
会話率:21%
フランス南西部を流れる、ロアール川の流域には、いくつかもの古城が点在する。そこは、この国に無数に存在する観光ルートの一つだった。しかし、フランス政府の財政事情も手伝って、そのどれもが見学可能という訳ではなかった。外観は立派でも、中は廃虚同然
であったり、土台と外壁以外は、すべて崩れ落ちてしまったようなものも多かった。観光ビザで入国した秋津隆也は、そんな薄暗い廃虚のような城の一つの中で、大きく口を開けた石畳の床下を覗いていた。その穴の中で、炭坑夫のように穴を掘っていたのは、ピエールという名の金髪の美青年だった。日本で、建築家としての夢に敗れた隆也は、この国の古い城を巡る旅を続けていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2007-07-17 15:38:11
33592文字
会話率:41%