とある雑誌社の編集長とカメラ係が、その昔に豪商が遺したとされる孤島の洋館へと向かった。
昼過ぎに上陸し、夕方にようやく発見した洋館は、すっかり廃墟と化していた。
そして二人は、その薄暗い建物の中へと潜入した直後に閉じ込められ、幽霊と強制的に
かくれんぼさせられる羽目になる。
朝が来るまで隠れられたら勝ちで、夜のあいだに見つかったら負けだとルールなのだが、はたして二人は無事に日の出を拝むことが出来たのだろうか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-05 20:00:00
4113文字
会話率:57%
「この部屋は絶対に開けないでください」
給仕のアルバイトで孤島にポツリと建つ洋館へやってきた主人公、久遠アラタは、バイト初日にそんな念押しをメイド長からされる。
まるでこの部屋には関わるなと言いたげだが、アラタの仕事には、その部屋の
前に置かれた食事の後片付けも含まれていた。
この館で働いていくうちに、アラタは次第に部屋の正体に惹き込まれていく。
高ぶる好奇心。疑惑。交錯する思惑。
部屋の中にはいったい何があるのか、そしてなぜ開けてはいけないのか。
孤島の洋館を舞台にした、『シュレディンガーの猫的ミステリー』開幕。
※こちらは短期連載となります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-08 20:00:00
22609文字
会話率:39%
こんな夢を見た。
私は一人孤島にいた。
そして使命のために孤島の洋館へと入った。
洋館には男が眠っていた。
私はその男に向かって…
最終更新:2016-09-15 22:52:36
1091文字
会話率:15%
海で嵐に見舞われ、ボートから転落し遭難した主人公が目覚めると、孤島に流れ着いていた。助けを求めるべく、人を探し求めてあたりをさまよっていると洋館を発見する。助かったと安堵するも、洋館の中には複数の死体が転がっていた。
思わぬ事態に驚愕する
主人公。何が起きているのか把握するために、死体のそばに落ちていたビデオカメラの中身をたしかめる。するとそこにはこの島に集った十人の人々と、彼らの身に起きた惨劇の様子が記録されていた。狼マスクをかぶった殺人鬼の手により、射殺されていたのだ。しかも殺人鬼はこの島に集った十人の中のだれからしい。だが襲われた彼らは自分たちのなかに犯人がいるとは考えてはおらず、外部犯の仕業だと決めつけていた。
その事実を知り主人公は絶望する。助けを求めようと生存者を探して接触しようとすれば、これでは犯人扱いされてしまう。へたすれば、犯人だと決めつけられて殺されてしまうかもしれない。さらには助けを求めた生存者が犯人だったとしたら、邪魔者扱いされて殺されてしまう。
名前もわからぬ十人の人々のなかから犯人を特定するべく、いつ生存者と犯人から襲われかねない状況のなか、主人公は洋館を探索しながら、犯人につながる手がかりを探しはじめることになる……。
第62回 江戸川乱歩賞 一次通過作品です
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-07-04 15:07:48
141572文字
会話率:61%
陸の孤島の洋館で殺人事件が! 犯人は誰だ! 殺人はまずいが、人参はおいしぞ!
謎解きとかはまったく無いので推理モノとはいえず、これはギャグ、コメディーです。
最終更新:2015-05-20 21:06:57
1732文字
会話率:21%
年末に孤島の洋館で開かれたパーティー。そこで起こった殺人事件。それを、客の中に居た探偵が鮮やかに解決――と言う様子を観客気分で脇から見ていたニートのお嬢様、黒田茜とそのメイドの真里奈だったが、事態は徐々におかしな方向に転がり始めて……各方面
から寄せ集めたお約束を闇鍋風にありったけ突っ込んで混ぜ込んだらこうなりました。コメディなのかミステリーなのかよくわからない作品。FC2小説より転載です。
とりあえずジャンルは推理をつけてみましたが、こんなのをミステリーなんてのたまったら全国のミステリーファンに殺されそうな気も――おや? こんな時間に誰か……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-12-12 23:00:00
36353文字
会話率:54%