木津根(きつね)財閥の一人娘、貴子は、毎夜「祓い屋」として悪霊退治をしていた。
木津根家では、家が祀っている「白狐様」との契約で、巨万の富を得る代わりに霊力を持った子が悪霊退治をしなくてはならないのだ。
ある日、貴子は、仕事中に宇佐木(う
さぎ)という男に助けられる。
宇佐木は戦争から帰ってきたばかりの傷痍軍人だった。
「なぜこんなか弱いご令嬢が戦わねばならないのでしょうか。世も末ですね」
「そんなに言うならあなた、わたしに協力なさい」
行く当てのなかった宇佐木は貴子に拾われ、貴子の執事となるが、後に「貴子と似た境遇」の家の嫡男だったことがわかる。
奇妙な縁で主従となった二人が、徐々に絆を深めていく、和風ダークファンタジー。
※大正~明治初期あたりをモデルとした異世界です。
※秋月忍様主催の『男女主従祭企画』参加作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-09 20:18:32
10840文字
会話率:37%
光村 雄介と妻の夕凪には三人の子が生まれていた。その内の長男の陽一と末っ子で長女の優花が両親の代わりに悪霊退治をしている。陰陽師や巫女としての霊力が強い優花は弓矢で悪霊と戦っていた。守護龍の月華と一緒にだ。
そんな優花の前にある時、謎の青年
が現れて助けてくれた。父のはとこである女性の息子だと告げる青年に驚く優花。青年と優花は徐々に惹かれ合うが--?
(「白光の神子と金の龍」のスピンオフで次世代の物語です。前作を読まなくても大丈夫なようにはなっています。)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-13 16:32:46
6348文字
会話率:65%
一般JKの白厩掬(しろまやきく)はある日、雰囲気ありすぎな図書室で一人の女性司書とハーフっぽい少年に出会う。なんと彼女たちは霊力で悪霊を追い払う「祓い屋」だった!
さらに、掬の両親は生前、かなり実力のある祓い屋だと知り!?
「霊召術、遊遊
浮藍。」
選ばれし少女:掬の未来は祓い屋か、それとも!?
あの世とこの世を繋ぐ図書室で、生を受けた意味を知る―。
急展開満載の、霊界ファンタジー!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-03 12:00:00
2951文字
会話率:61%
重複投稿ではない 2作品目( 10投稿目作品 )です。
◎ 「 ♥ 」編集済みです。( 2021.3/14 )
誤字に気付いたら、教えていただけると有り難いです。
◎ ド素人が知識のない状態で書くので、作品に対して色々と質問されたり、
突っ込まれても読者さんが求める返答は出来ませんので御了承ください。
オカルト分野で活躍する職業── 陰陽師,退魔師,祓魔師,除霊師,浄霊師,霊幻導士 ──が至って普通に存在している日本。
“ モノノケ ” と呼ばれる魑魅魍魎の類いを退治したり、祓ったり、除霊したりして生計を立てているボロいオカルト商売がお盛んな日本が舞台となります。
母親の胎内で命が宿ったその日から、強い霊能力を持つ主人公。
普通の生活から離れた、ちょっと変わった大学生活物語────にしたい話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-03 10:21:10
187659文字
会話率:37%
悪霊退治エージェント「カノサット」。
国立の組織として設立され、約300名の隊員が在籍。
夜な夜な悪霊退治に奔走している。
週3回、数時間の勤務でかなりの報酬がでる、ありがたいお仕事だ。
悪霊が動き出すのは主に夜であり、隊員たちは夜になると
活動を始め、明け方には眠りにつく。
隊員たちは昼間何をしているのだろうか。
そう、彼らは普通に仕事をしているのだ。
本来なら絶対知り合うことのなかった隊員たちが、霊力という共通点により出会い、相手を知り、ときにぶつかりながら人生を歩んでいく、そんな日常とも非日常とも言える、少し奇妙であたたかい日々の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-23 07:18:52
2285文字
会話率:18%