異世界転移したオッサンが、壊れた魔導書ドラクエと家族を探す物語。
彼の初めての魔術は
「超回復ラブリービューティー」と「超絶操作マッスルマリオネット」だった。
竜の国、スヴァルトアルフヘイム。
賢人と戦っていた。
軍の一部は、ある問題で頭
を悩ませていた。
壊れた異世界人の案件だ。
軍に所属していた青年、ユミル。
彼は戦火で両親を失い、全身に火傷を負った妹と暮らしていた。
壊れた異世界人の交渉役に任命される。
妹の治療環境を良くするために、奮闘したが。
異世界人の逆鱗に触れて、瀕死の重傷を負う。
壊れた異世界人、直樹。
彼は家族を奪われ、生きる希望を失っていた。
青年に怒りをぶつけてしまう。
彼は妹のために、命がけで自分と交渉していたというのに。
家族のために命を賭けたのか?
できることは全てやったのか?
もう一度、立ち上がることを決意する。
体は歩くことすら、満足に出来ない。
だが、彼には力が在った。
異世界人が持つという魔導書、冒険の書だ。
希望を託す。
魔導書、自体は大変素晴らしいもので満足のいく物だった。
わからない疑問も、瞬時に回答してくれた。
でも、気に入らないことがある。
魔導書の文面だ。
文句を言ったら、魔導書と喧嘩になってしまう。
魔術は改ざんされ、使用不可能に追い込まれる。
謝罪し、許してもらう。
魔導書は直すことを約束した。
直樹は魔導書を確認し、愕然とする。
魔術は、改悪を極めた。
「超回復ラブリービューティー」と「超絶操作マッスルマリオネット」に変わっていた。
仕方なく隠れて詠唱するが、見られてしまう。
痴態を演じるが、効果は絶大で申し分ない。
軍からは、物資の輸送任務に付くよう打診が在った。
魔導書を調べてみるが、条件を満たせない。
強化の必要があるらしい。
だが、強化にはポイントが必要だった。
そのポイントは、訓練でも、敵を倒すことでもなく。
イベントという曖昧なもので増加するらしい。
直樹は、ある決断を迫られる。
その決断を堺に……
首都では、変質者の目撃情報が相次ぐようになった。
おっさんが、フリフリの服に変身する。
おっさんが、叫びながら筋肉を見せつけるのだ。
軍施設でも出没するようになる。
直樹は軍の兵士と争いになった。
戦いの末に交渉の席に付き、物資の輸送任務が開始される。
彼の旅は始まった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-25 01:11:02
282851文字
会話率:25%
とある少女、エルは異世界から勇者を召喚する儀式を行った。そして、現れたのは異世界を350回近く移動したことがある少年、カケルだった。彼は瞬間的に魔法やら、言語を覚える。まさに存在そのものがチートであった。
だが、そんな彼がやってきたの
はロリコンやら腐女子やら個性豊かな人物がたくさんいる世界だった。なぜだか彼が最強であることが霞むぐらい周りの存在感が強すぎるのであった。
『あれっ? 俺の周り変人しかいなくね?』
※魔法の設定はアバウトです。
※ハイテンションで書きました。大変素晴らしい出来になっております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-27 01:19:05
298244文字
会話率:57%
私は婚約者に婚約破棄を突きつけた。
けれど俺様で幼馴染で、王子様な私の婚約者はそれを許してくれなかった。
それどころか、口づけをしてきたり色んな所を触ったり――全くもって婚約破棄に応じてくれそうにないんだけど。……どうしてくれようか。
こ
れは悪役令嬢に転生してしまった主人公が、自分にベタ惚れの俺様王子に婚約破棄を突きつける話。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-06-14 21:42:44
10705文字
会話率:26%