成山秀貴は稀有な体質だ。
彼を産んだ瞬間、母と産婆は死んだ。
死因は心臓麻痺だという。
尋常ではない量の磁気や電気を放出する彼は、十五年間隔離されて暮らしてきた。
時は昭和後期。
呪禁師である父が遺した数珠により、人に近付けるようにな
った秀貴は家を出ることになる。
引き取られた先は、母方の伯父の元だった。
しかし、予定されていた引き取り手は他の人物で……。
そんな、人と触れ合うことに少し臆病な少年が、高校へ通うまでの試練 (?)の日々を綴った物語。
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※この作品には、現代社会において不適切とされる表現が多数含まれます。
(飲酒運転、暴力、殺人、反社会勢力など)
お肌に合わない方は静かにブラウザバックしてくださいね!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-15 06:02:19
125779文字
会話率:37%
兄の死をきっかけに、警視庁公安部に存在している "陰陽課" に所属した早良知親(さわらともちか)。見鬼の才を持ち、若手のなかで頭角を見せるが、その実、術者でありながらも鬼神を使役出来ない無能力者である事を隠していた。
ある任務についていた際、三大妖怪の仕業により自身の護符の効果が消されてしまう。
捕まった早良を救ったのは、妖美な雰囲気の男。威厳を放つ放浪の呪禁師、崇徳だった。
それからというもの、早良の任務先にたびたび現れる崇徳。早良は崇徳と出会った事で己の宿命に翻弄されていく―――
和風ファンタジー 現代 公安警察折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-29 21:59:58
4915文字
会話率:16%
呪術師に対抗して呪いが降りかかるのを防ぐ。それが術禁師の役割である。神主の家系に生まれた現在16歳の貴堂崇史は、家族に内緒で術禁師の仕事を始めることにした。崇史は依頼をこなし、一人前の術禁師になることはできるのか!?
最終更新:2014-11-26 03:36:48
769文字
会話率:0%
『きみ、なんで火がお口から出てるの?』『……へーぇ。オレの火がみえるんだ』幼い日、墓石の陰から現れた妖しい子に、山内くんは命を救われた。小学校六年生になった山内くんは緑豊かな兵庫県山奥の町で、その子、十妙院家の紺(こん)に再会する。しかし今
度は“仲間”にひきこまれ、この世ならぬものが見えるようにされてしまう。そのために事件につぎつぎ巻き込まれ、さらに、自分が以前から誰かに呪われていたことを知る。『心配するな、オレが守ってやる』紺は胸を張るが、その胸はふくらんでおり、ずっと彼女を男の子だと思っていた山内くんは困惑せざるをえず……?
狐と禁呪、恋とおまじないの青春オカルティックファンタジー。
書籍化決定しました。角川ホラー文庫様から出版します。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-11-24 17:14:36
191723文字
会話率:34%
異世界の平安時代っぽい所で繰り広げられる悲喜こもごもな日々。
最終更新:2013-08-12 00:49:28
5809文字
会話率:47%