「わたくしは犯人ではありません!」
ある夜、王宮で開かれた舞踏会会場で、一人の子爵令嬢が何者かによって撲殺された。
容疑者として捕まったのは被害者を苛め抜き、凶器と共に見つかった公爵令嬢――マリアージュ=ドミストリ。王太子・ルークの婚
約者である彼女は、恋敵を次々と罠にかけることで有名な悪役令嬢でもあった。
――どうして私がこんな目に遭うんですの!? 人生、早々と詰みましたわ!
まんまと真犯人の罠にはまり、殺人事件の犯人に仕立て上げられたマリアージュ。
だが彼女は犯人に襲われ気を失った際に、前世の記憶を取り戻していた!
この世界が乙女ゲーム「CODE:アイリス」の世界であること。
このままではやがて悪役令嬢ルートを辿り、ルークに婚約破棄され処刑EDを迎えてしまうこと。
何より前世のマリアージュは、某法医学教授に勤める助教授だったのだ――!
科学捜査の概念が全く発達していない中世ヨーロッパで、マリアージュが懇願したのはもちろん「司法解剖」。
これには王太子どころか攻略キャラ達も揃ってドン引き。
魔法というチートスキルが活躍する異世界で、果たしてマリアージュは自分の無実を証明できるのか?
そして前世の記憶を取り戻した彼女は、やがて自分を裏切りヒロインと恋に落ちるルークに復讐できるのか?
これは一人の悪役令嬢が自分の運命を変え、数多くの事件を解決していく物語の――まだまだ序章。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-08 17:19:51
135033文字
会話率:47%
学生にも関わらず警察キャリア官僚でFBIも認めるプロファイラー、暁増結留。超能力が当たり前となった世界で、SJPDという超能力対策部署に所属し、難事件の捜査に当たる。
学生捜査員の仲間達や、ドイツ人解剖医師、マスコットの被り物をする科学捜
査官など、個性豊かなキャラクターが織りなす警察ドラマです。
※この作品は「小説家になろう」「カクヨム」に掲載しています。
■登場人物
・暁増結留|主人公。警部補で学生捜査員たちのリーダー。『解析干渉』という能力の使い手。統計とパソコンが得意。
・朝陽乃日凪|学生捜査員。『鉄騎綱』という能力の使い手。食べることが好きな空手少女。
・昼埜遊人|学生捜査員。『消失顕現』という能力の使い手。ゲーム好きで仲間内のムードメーカー。
・雨夜想|学生捜査員。『殘知』という能力の使い手。真面目な委員長タイプ。本が好き。
・晩過誠|暁たちの上司で警部。四十代のくたびれたおじさん。
・エルフリーデ|ドイツ人解剖医。司法解剖で暁たちをサポートする。ペットを飼育することが好き。
・色深蒼&色深翠|双子の科学捜査官。科学分析で暁たちをサポートする。マスコットの被り物をしている。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-30 20:35:46
139921文字
会話率:56%
池袋のマンションの一室で遺体が発見された。
被害者は女に性転換した元男で、同じく男に性転換した元女と「夫婦」だった。
死因は不明。まるで普通に眠っているかのよう。だが目玉をえぐり出されていた。
警察は殺人事件として捜査を始めるものの、なぜか
警視庁本庁の刑事たちにやる気がない。さらには司法解剖まで遅れている。
しかも捜査の結果は……被害者は自殺、目玉をえぐり出したのは飼い猫だった。かくして捜査終了宣言。
だが、これに納得のいかない海老名忠義を始めとする池袋北署の刑事たちは、本庁にも極秘で捜査を続行し続ける。
その行く手に立ちはだかる巨大な黒い影。相当な力を持っている。国際的な陰謀の臭いも。ついには、その黒い影が暴力という形で海老名に襲いかかる!
果たして海老名の運命はいかに? 真の捜査の行方は?
自称名探偵・丸出為夫が今回も大活躍(少なくとも自分ではそのつもりだが)。しかも彼の親友と称する謎の精神科医とともに……
ぜひご一読を!
※今回は少し長いので、連載形式に戻します。
ちなみにこの作品はエブリスタにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-29 23:00:00
69290文字
会話率:50%
朝食の時
テレビを見ていた
天気予報のお姉さんが言っている
今日は4月にしては寒の戻りで冷たい雨が降るって
弟のスティーヴィーが今夜、彼女のロイスとデートに行くから車を貸してくれって言ってきた
渋々、あたしは愛車のアルファロメオの
キーを渡してバス通勤に切り替わった
バス通勤の際に幼馴染のラナと一緒になり急遽、仕事終わりの飲み会に
2軒目のバー、レッド ハウスで飲んでた際に母さんから電話が
スティーヴィーが自己で死んだって…
全3話完結
意外なクライマックスで楽しんでいただければと願っております
書く読む、ノベルアッププラス掲載折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-01 10:52:12
17103文字
会話率:0%
ここ最近、全身の血を抜かれるという殺人事件が神奈川県で横行し、解剖医である誠一郎の司法解剖の依頼が増える事態となった。
実はその事件は一ヵ月前から少しずつ起きており、それと平行するように未成年の行方不明者も続出していた。
そんな中ある
夜、誠一郎はみすぼらしい姿の不思議な少女と出会う。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-18 03:18:26
135955文字
会話率:35%
七月五日、東京都内全域に大雨特別警報が発令された。
台風三号の影響で江戸川区にて要救護者が溺死したが救急搬送先の病院で死亡確認時、遺体損傷が見られた為、念のため司法解剖に切り替えた結果、他殺であることがわかる。
また、別の地区でも
台風三号の影響で護岸一部が決壊し、崩壊法面から白骨化した遺体が発見。
科警研での詳細鑑定により身元が判明し江戸川区で他殺と判明した成人男性と親子である事実が浮上し、親子連続殺人事件として佐久間が捜査を開始する。
成人男性の身元を捜査していくうち、様々な事件と連動し、偽ブランド詐欺や覚せい剤を巡る殺人へと発展していく。
親子の因果関係と親子を中心に広がる謎を解き明かし、佐久間は本ボシまで辿り着くことが出来るのか?
政治力に抗う佐久間の生き様必見の作品。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-08-15 18:27:22
99178文字
会話率:66%
華野宮高校のミステリー研究部、略してミス研の部長・日向井(ひむかい)慧(あきら)は好奇心がきっかけで、学校内で起きた殺人事件に遭遇する。部員の滝原(たきはら)、麻井(あさい)、比奈田(ひなた)、三ツ井(みつい)の四人を巻き込み、知り合いの
大津(おおつ)警部に頼み、捜査の手伝いをしている。
一週間後、第二、第三、第四の殺人が次々と起こる。その後行われた全校集会で、大会出場を予定していた部活を出場辞退するという話しになった。事件現場へ行き、犯人の手がかりが少ない中、絞殺体(こうさつたい)の首に巻きついていた弦(げん)楽器の弦にわずかながら血痕が検出された。慧がふと、七不思議のことを思い出し、大津警部に昔から七不思議があったか聞くと、もしかしたら図書室に七不思議関連のものがあるかもしれないと聞き、図書室で、学校関連の書物の中に七不思議に関係があるものがないか捜し始める。二時間ほどして、見つけたのは七不思議をテーマに書かれた一年前の文芸集を見つける。
さらに三週間後、慧が自宅で、課題をやっているとき、大津警部から新たな殺人が起きたと連絡が来る。迎えに来た大津警部の部下・品川(しながわ)刑事の車に乗り、学校へ向かう。学校に着き、大津警部の案内で、現場に向かう慧。鑑識の現場検証後、慧も、現場を見ていた。大津警部と別れて、部室に行き、滝原に他の三人にも来るように伝える。
しばらくして、司法解剖の結果を教えに来た大津警部と三ツ井を除いた滝原たち三人が来る。大津警部に報告があって来た品川刑事。新たな手がかりを大津警部から聞いた後、品川刑事の携帯電話に傷害事件の連絡が来る。二人は急いで、現場に向かう。
現場を再度、見直した後、最後の事件は今夜起きると予想し、犯人が来ると思われる教室近くで待ち伏せをした。犯人は無事、逮捕された。
事件解決から数日後、慧は久しぶりに図書室へ来ていた。
その時、誰もいない図書室の本棚から落ちた本は……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-03-11 22:17:11
30496文字
会話率:69%
中田康浩は中央医科歯科大学の法医学准教授。昨年、外科から空きポストを埋めるために転任してきた。メスを持たせれば一流だが、法医学の経験はまだ浅い。
その彼に、繁華街で発見された死体の司法解剖依頼が舞い込む。教授は出張中。米国から来ていた美麗法
医学研究者が彼を手伝うことになる。
犯罪への異様なまでの憎しみを持つ彼女に押されるように、二人は事件の真相に迫ってゆく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-07-27 17:49:28
40446文字
会話率:19%