金色 金無垢 赤子色
無色 忌み色 魔物色
これは世界を蝕む色彩に生まれついた子どもの物語。
魂の色彩を偽って、生き永らえてはいるものの、世界が自分の死を望んでいる事実は、その子に総てを諦めさせた。
得られるモノなど何も無
いのだと、決めつけていたその子は、けれどその本当の色彩を知った上でなお、自分のことを『友達』と呼んでくれる少年と出逢う。
友を得て、本当の意味で他人との関わりを持つようになるが、それでもただひとりの友達以外には色彩を偽って……そんなうたかたの日常が、はじけて消える日が訪れた。
無彩色の怪物は死んでしまえと、世界がその子に告げに来る。
あなたはかいぶつなんかじゃない、そう言って伸ばされた手があった。
それを、その子は、拒絶する。
――たいせつなひとだから、さよならを。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-13 12:32:41
942636文字
会話率:39%
骨太の異世界ファンタジーをお好みかい?
冒険者ギルドの存在しない世界をお望みかい?
便利な魔石を魔物が持たない世界を見てみたいかい?
古典的ファンタジー文明を知りたいかい?
共通通貨がない国々。言語を覚えないといけない地方。ハードな設定の剣
と魔法の世界。
俺はある日女神様に救われた。他の神に拉致されるところを助けてくれたんだ。元の世界にも戻してくれるらしいが、俺は女神様の勧めで異世界転移を決意した。
もう歳の俺は無くしちまった夢を再び夢見て、異世界をさすらうことにした。
仲間は敵へと死を恐れずに立ち向かう部下たちと、優れた知恵を持つ妖精だ。
狙うは世界支配。当たり前のように失敗するだろうが、駆け抜けてみてえんだ。
もう歳の俺がどこまでやれるかはわからねえがな。
世界を相手に立ち向かう愚かな俺の異世界生活。明日をもしれぬ苦しい生活の中で、俺は第二の人生を楽しむんだ。
まぁ、ただ1つ問題があってな……。
俺、幼女になっちまった。
不定期投稿です。
誤字報告ありがとうございます。大変助かっています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-28 19:00:00
1435779文字
会話率:44%
突然の自己紹介でごめんなさい!
私の名前は牧野 楓。24歳。
聖女召喚されました。が、魔力無し判定で捨てられる事に。自分の世界に帰る事もできない。冒険者として生き抜いていきます!
古典的ファンタジー要素強めです。主人公の恋愛は後半予定。
アルファポリスにも投稿中。
予防のためR15指定。
大まかな内容では完成しています。
Copyright(C)2020-まるねこ折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-06 20:00:00
48371文字
会話率:36%
文明は19世紀程度、封建制の架空世界のロー・ファンタジー。
限られた人にしか見えない龍を見ることができる少年が主人公の一人称小説です。
いわゆる剣と魔法のファンタジーではありません。
かつてのポプラ社文庫の海外小説や、古典的ファンタジーRP
Gの世界の雰囲気を目指しています。
本来は前編・後編に分けた作品ではないのですが、文字数制限の関係でふたつに分けました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-10-20 20:30:40
46031文字
会話率:51%
ファンタジー物初投稿です
伯爵家嫡男が侯爵家の侵害を逃れて冒険者になる過程で異世界から紛れ込んだ魂と一体化し、その魂の記憶を得る。高ランク冒険者となったが、辺境の開拓団護衛から新領主に祭り上げられる。伯爵家を弟に譲り、自身は東部辺境の領主と
して自立していく。
古典的ファンタジーを書こうと思ったら書けませんでしたので、現代風かも。
設定データやプロット、下書きなどを消失してしまいました。
一応、書き続けていく予定ですが、若干流れが変わるかもしれません。
またとんでもない展開になるかもしれません。
初めてのファンタジーものということで、ご容赦ください。
外伝の方も同様です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-07-11 13:39:48
125958文字
会話率:50%
▼あらすじ
宿敵オードを追って旅をしてきたアイネスは、オードが目撃されたという森のなかでエルフのエーデルワイスと出会う。
戦士の主人公にエルフのヒロインを据えた古典的ファンタジー。
男は川の流れに導かれて旅をし、遙かな海を目指す。
▼ご挨拶
みなさん初めまして、太陽ひかると申します。今回この場をお借りして『いつか海にぶつかる日まで』という小説を発表させていただきました。
これは戦士の主人公にエルフのヒロインを据えた古典的なファンタジー小説で、色々な新人賞に出してみましたが、第23回のファンタジア大賞で一次通過したほかはどこへ出しても一次落選でした。選評によると「古い」ということです。私もそう思います。が、私としては非常に愛着のある、可愛い、我が子同然の小説です。今までそれなりの数の小説を書いてきましたが、こんなに何度も手を入れて、化粧し直してやった小説はほかにありません。
もしこの小説を読んで少しでも楽しんでいただけたら、作者としてはとても嬉しく思います。
また本作は二〇一〇年三月に『Arcadia』で公開したことがあります。そのとき私は『penpen』と名乗っていました。本作がファンタジア大賞で一次通過できたのは、当時Arcadiaで感想を寄せて下さった皆様のおかげです。この場を借りてお礼申し上げます。ありがとうございました。
改稿を繰り返した結果、Arcadiaで公開した当時とはだいぶ異なったものになっていますので、当時お読みいただいた方でも新鮮な感覚で読んでいただけるのではないかと思います。
二〇一二年七月二十一日 太陽ひかる
本作は『カクヨム』と『Arcadia』でも公開中です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-07-22 07:23:08
89023文字
会話率:60%