引きこもり令嬢、ツェツィーリアには秘密がある。
それは、満月を見るとうさぎになってしまうこと。
この体質を自分でコントロールできないツェツィーリアは何があっても家から出たくない、でもデビュタントの時期は迫っている。
いろいろがん
ばってはみたものの、結局自分の屋敷でお披露目パーティーが開かれてしまう。そこで偶然出会った双子の王子に“不敬罪”として投獄されてもおかしくない大失態を犯すツェツィーリア。
とうとう首と体が離れてしまうのかもしれないと震えていると、双子の王子が提案してきたのは『不敬罪を見逃す代わりに双子の婚約者になること』だった。
でもこの双子、世間一般で知られていない『腹黒い一面』を持っているようで──?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-04 16:22:34
17199文字
会話率:34%
とある伯爵家の令嬢、コリンナは自身の童顔と幼児体型に劣等感を感じていた。ある日、幼少期に結婚の約束をした使用人であるダグラスの、聡明で美しく豊満な胸を持つ姉への想いを知ってしまったコリンナ。悲しみに打ちひしがれ、子供のような見た目の自分を女
として見る人間はいないのだと泣き腫らした。そして恋を諦め王立魔法学園に入学すると、何故か突然世間でも有名な双子王子に声をかけられる。大した面識もないはずなのに、双子は「僕達のどちらかと婚約してほしい」と告げる。
困惑するコリンナをよそに次々と甘い言葉を囁くイタズラ好きの双子に振り回され、コリンナの心は次第に揺れ動く。しかし、双子のどちらを夫に選ぶべきか、そもそも姉のように秀でた見た目でもない頭も別に良くない自分が男性を選ぶ権利があるのか、と複雑な気持ちのコリンナは決意する。
「どちらも選ばなければいいのよ!」と。
勿論、双子がそんな答えを認めるはずがない。コリンナは一体どちらを未来の夫に選ぶのか、それともどちらも選ばないのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-10 20:30:00
47733文字
会話率:46%
“私”は、窓から身を乗り出して落ちた、らしい。
目が覚めた時には名前も覚えていない思い出が一つも無い女の子になっていた“私”
“私”は、どうして窓から身を乗り出したのでしょうか。
***
ご都合主義のゆるふわ設定。
短編(3万字以
内)予定。
予約投稿完結済み。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-20 00:00:00
29479文字
会話率:12%
立ち振る舞いのせいでクールだと思われがちな公爵家令嬢のリリスは、実は極度の照れ屋だった。
一週間後に学園卒業の大舞踏会が開催されるが、リリスのペアはまだ決まっていない。
リリスは長年片思いしていたエリオット王子をペアに誘うと決心し、親友に励
まされつつ話しかけるのだが、突然現れたエリオットの双子の兄、レオ王子からペアに誘われてしまう。
タイミングが悪く断り切れずにいると、なぜかリリスはエリオットとダンスの練習をすることになってしまった。
楽しくダンスをするうちに、リリスとエリオットは昔のように仲を深めていくが、衝撃的な言葉をエリオットの口から聞いてしまう。
「実はダンスに誘いたい子がいるんだ」
翌日、リリスはエリオットが女子生徒と嬉しそうに歩いている姿を目撃する――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-18 07:11:22
11910文字
会話率:47%
双子の兄である第一王子が婚約者に婚約破棄を言い渡した。
この日を俺はずっと待ち続けていた。
最終更新:2019-09-18 19:06:31
7650文字
会話率:18%
田舎娘で世間知らずのアカリは、姉のローラが出稼ぎへ行っている間に、森の奥へ木の実を拾いに行き、熊に襲われてしまう。助けてくれたのは、身なりのいい男の人で名はルディ。
怪我を負ったルディを数日間介抱した数週間後、アカリに城から王子の使いのもの
が尋ねて来た。要件は王子の将来の相手として城へ来てほしいという。アカリはローラと馬車で城へ向かうことにしたがーー。アカリの初恋物語。
自サイト「月のミチ(閉鎖)」で公開していたものを改稿したものです。
2018/9/23 完結しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-09-23 18:00:00
122888文字
会話率:33%