桜エッセイ八年目です。
昨年は「会いたいなあ」と思っていた方々と再会する日々が続きました。
もういっぱいいっぱい。
もう、いい。
転勤を機にこれで最後、と思っていろんな人と会って「またね」と交し合った日々を思い出して。
最終更新:2024-05-04 22:06:41
4800文字
会話率:16%
先日、草野球に誘われたんです。
これは『今』綴らなきゃなって強く思ったんです。
最終更新:2023-04-11 19:02:04
3597文字
会話率:17%
『これは二人の愛の物語。結婚を誓いあった二人。ある時片割れに異変が生じる。前日の記憶を失っていた。翌日には二日前の、翌々日には三日前の記憶が失われた。一か月後には『始まった日』から数えて一か月分の記憶が失われた。一日経つたびに一日分の記憶が
失われる。『記憶退行』と医者は告げた。二人が出会ったのは三年前。このままでは出会った記憶まで失われてしまう。──これはそんな二人の愛の物語』
以上のネタを「半脳少女」で有名なりょーさんが発案し、それがあまりにも魅力的なネタだったため、お願いして、書いたものです。少しだけ退行の速度をアレンジさせてもらってます。りょーさんには許可を得ています。
※千羽稲穂の同人誌「うかぶ青年」に収録されている作品になります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-11-19 17:52:32
20851文字
会話率:40%
あらすじ
冬の早暁、十五秒の揺れ。
灰燼と瓦礫に没した神戸の下町で、蒼海だけが以前と変わらぬ寧静に煙っていた。
*本作品は千羽稲穂さん主催「青春アンソロ」寄稿作品です。
【初出】青春アンソロ3
2021年9月26日
第9回文学フ
リマ大阪にて頒布
【最終稿】青春アンソロ傑作選
2023年5月21日
第36回文学フリマ東京にて配布折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-21 21:00:00
4762文字
会話率:17%
高校卒業とともに地元を飛び出し、不慣れな東京で保育士を目指して奮闘した女子短大生・純音。
そして、純音の家にひっそりと居座り、その苦悶を見守り続けた、自称座敷童子の少女・ユウカ。
二年間の日々は飛ぶように過ぎ、やがて、別れの季節が二人に迫り
ます──。
(本作は千羽稲穂さん主催「青春アンソロ3」企画応募作品に加筆訂正したものです)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-10 19:00:00
12375文字
会話率:37%
転勤で離ればなれになるのを境にして文通を始めた、幼馴染の美崎と「僕」。
日常会話の感覚で交わされていたはずの手紙は、ある日、唐突に届かなくなって──。
※本作は千羽稲穂さん主催「青春アンソロ2」参加作品に加筆・訂正を行ったものです。
最終更新:2020-12-29 19:14:52
11360文字
会話率:12%
私は今日も丁寧にドーナッツを選ぶ。
私が好きな人は髪が短くて、多分カフェオレが好きな人。
彼と会う為に、大切に大切に、そして丁寧にドーナッツを選ぶのだ。
※千羽稲穂さんのツノ鬼企画に参加致しております。
最終更新:2021-04-14 00:43:01
3122文字
会話率:58%
いつもの電車に乗ると、ガラスの角を持つ君がいた。
※千羽稲穂さん主催『ツノ鬼企画』参加作品です。
最終更新:2021-04-13 23:58:58
3086文字
会話率:8%
大好きな姉が結婚すると聞いてショックで家を飛び出した僕は、山で不思議な女の子と出会う。
独りぼっちで自分の名前を覚えていないというその子は、何と人食い鬼だった。
と言っても食ったのは何十年も前らしい。
鬼の女の子は、僕の初めての友達になった
。
※千羽稲穂様の【ツノ鬼企画】の参加作品になります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-13 21:43:17
8553文字
会話率:23%
千羽稲穂さん主催「ツノ鬼企画」参加作品です。よろしくお願いします。
最終更新:2021-04-10 03:40:11
4045文字
会話率:0%
ぼくは、民俗学専攻の准教授。そして妻の佳乃は、人間と鬼の合の子。その証拠に、彼女のこめかみには一対、後ろ向きに角が生えている。
※千羽稲穂さん主催『ツノ鬼企画』参加作品です。
最終更新:2021-04-04 23:35:39
6853文字
会話率:70%
――冬に花火大会があるんだよ。
珍しそうに彼女はチラシを見せた。
その花火大会は数年前に、僕と彼女が行ったものだった。
――そんな催しものがあったんだ。
僕は嘘をつく。
記憶喪失で通る彼女に気づかれないように。
彼女が好きでいるよう
に。
僕は彼女を想っていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-12-24 19:44:52
7437文字
会話率:35%