あらすじ
冬の早暁、十五秒の揺れ。
灰燼と瓦礫に没した神戸の下町で、蒼海だけが以前と変わらぬ寧静に煙っていた。
*本作品は千羽稲穂さん主催「青春アンソロ」寄稿作品です。
【初出】青春アンソロ3
2021年9月26日
第9回文学フ
リマ大阪にて頒布
【最終稿】青春アンソロ傑作選
2023年5月21日
第36回文学フリマ東京にて配布折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-21 21:00:00
4762文字
会話率:17%
高校卒業とともに地元を飛び出し、不慣れな東京で保育士を目指して奮闘した女子短大生・純音。
そして、純音の家にひっそりと居座り、その苦悶を見守り続けた、自称座敷童子の少女・ユウカ。
二年間の日々は飛ぶように過ぎ、やがて、別れの季節が二人に迫り
ます──。
(本作は千羽稲穂さん主催「青春アンソロ3」企画応募作品に加筆訂正したものです)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-10 19:00:00
12375文字
会話率:37%
転勤で離ればなれになるのを境にして文通を始めた、幼馴染の美崎と「僕」。
日常会話の感覚で交わされていたはずの手紙は、ある日、唐突に届かなくなって──。
※本作は千羽稲穂さん主催「青春アンソロ2」参加作品に加筆・訂正を行ったものです。
最終更新:2020-12-29 19:14:52
11360文字
会話率:12%