様々な種族が共存する世界。しかし、魔族だけは別だった。
数十年に一度、魔族の中から魔王と呼ばれる存在が誕生し、他種族に攻撃を仕掛け、世界に害を与えてきた。
魔王の心臓は特別で、この世界の者が破壊しても再生してしまう。その心臓は異世界の者でな
ければ完全に破壊することができない。
よって、異世界から『勇者』と呼ばれる者を召喚し、魔王に対抗してきた。
この戦いは魔王が誕生する数十年おきに繰り返されている。
ある日、ミライは家を出ようとすると謎の光に包まれる。気が付くとそこは全く見覚えのない場所。
何が起こったのかわからないまま、言われるままに近くの村に行き、話を聞くことに。
この世界の話。魔王と勇者。
ミライが召喚された理由は、先の勇者が魔王に敗北したからだという。
先の勇者の名はカザマ。1年ほど前に行方不明になった兄・カザマだった。
カザマがこの世界に召喚されていたことに驚き、すでに死亡していたことを知り、怒りをあらわにするミライ。
魔王との戦いを拒否して帰還を望むが、元の世界に帰るには魔王を斃すしか手段がないと告げられる。
この世界の為ではなく、兄の仇討ちと自分の世界へ帰還するという目的の為、ミライは魔王討伐の旅に出る。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-21 20:00:00
299666文字
会話率:36%
魔王の討伐を果たして帰還した勇者と結婚した主人公『クロエ』。
新居での初夜、勇者が魔王に寝返った事実が発覚。
騎士だったクロエは、勇者の裏切りに激昴して刃を向ける。
抵抗虚しく敗北したクロエは、勇者の魔術で遥か離れた最果ての地に転移させられ
てしまう。
勇者と魔王を討ち倒すため、騎士クロエは長い旅路に出る。
笑いあり、涙あり、恋愛あり、メイドもショタもカエルもあり。
剣と魔法の王道ファンタジー。
※毎日更新中
※登場人物紹介は極力ネタバレを排除しております。
※「マグネット!」に同時掲載中
※第六回ネット小説大賞一次通過作品折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-21 19:30:00
4217169文字
会話率:39%
勢いに乗る勇者が魔王城に迫りくる中、魔王軍では度重なる緊急会議が行われていた。
破竹の勢いで魔族領域に攻め込む勇者はついに!
魔王軍最強と呼ばれ恐れられている四天王の一角を切り崩すに至った!
人族と魔族の長きに渡る戦いは遂に勇者と魔王による
最終決戦の様相を呈し……
「魔王様!四天王が……炎滅のアナフレクシが勇者に討ち取られました!」
そして……
「くくく……奴は四天王最強の男……」
その言葉を最後に、魔王様は姿を消してしまった。
この物語は、魔王様がいなくなってしまった後の魔王軍を必死になってまとめ上げた男の汗と涙とほんの少しの愛と溢れ出る忠誠心が紡ぐ戦いの記録である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-21 06:49:52
87184文字
会話率:35%
長篠紫音は、すべての苦しみから解放されるため、月野宮大橋から最期の一歩を踏み出す
目を覚ますと、紫音は神界にいた
少女の声の神によれば、ある世界が破滅の呪いをかけられているらしい
その世界には、先にふたりの転生者がいた
そのうちのひとりが、
破滅の大魔王となって世界を崩壊へと導いたのだ
紫音は神に、その世界を救ってほしいと頼まれる
神により紫音が転生したのは、病気で亡くなった姉が原作を務めたBLゲームの世界だった
長篠紫音の転生先は、勇者が魔王を討伐したあとの魔族の国。若くして新魔王――レクスに選ばれた悪役魔王リベルだった
先の転生者のひとりが原作者である姉・長篠美緒
もうひとりの転生者によって滅び、再生の時を待つその世界は、姉の原作との差異が生じている
勇者に討伐されたはずの先代魔王――キングが存命しているのだ
キングはなぜかリベルを溺愛するようになっていた
キングに翻弄されるリベルは、ポケットラットという最弱魔獣の家系とは思えないほどの膨大な魔力で世界の再生を目指す
物語の主人公はノア・オリヴェル。魔王国を本当に救えるのは、彼の光の魔法と五人の攻略対象たちだ
リザードマンの騎士フィリベルト、セイレーンの魔法使いルド、デーモンの執事ブラム、オーガの侍女カルラ、ハーピーの侍女イーリスに原作者の姉ミラ・ローシェンナを加え、リベルは魔王国を破滅から救うため無限の天啓とともに立ち上がる
*「魔王討伐後の新魔王は苦悩する」のリメイクです
*カクヨムにも掲載中折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-20 18:00:00
41303文字
会話率:55%
リリア本人曰く
「え? えぇ、確かに私は勇者の血を継ぐ家系よ。だけど、本家でもないし、特別な能力も無いし、あんまり自覚もないし、だいたい勇者って結構子孫を残しているんだから全部が全部能力者なんてありえないでしょ?今では酒場では勇者を名乗る人
同士が殴り合いしてるって始末じゃない、私にとっては大した意味の無い事かなぁ」
伝説の勇者が魔王を倒したとされる年から百年経ち、大陸の片隅では
勇者の子孫として生まれただけで勇者らしい能力を全く引き継がなかった娘が、
王国から適当に国認定勇者に指定され、
これから勇者っぽい事を始めようとしていた…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-20 16:00:00
1939766文字
会話率:21%
勇者が魔王を倒した後。
自分の冒険を後世に残すため英雄譚を描くことにしたのだが……。
最終更新:2025-05-19 07:02:12
927文字
会話率:44%
勇者が魔王に勝利し、人類が魔物を征服した。
人々の世界は魔法と歯車で装飾された活気に満ち、
世界は魔物の居ない安寧を獲得する。
だがそんな世界に異を唱える者たちがいた。
其れは魔王の腹心。或いは虐げられし血族。
或いは文明への復讐者。或
いは戦地に取憑く狂気。
或いは――人と魔の狭間に産まれ堕ちた殺意。
それはやがて集結し、群れを成し、
いずれは一つの時代を砕く『ラスボス』となる。
これはそんな宿命を背負う少年の育成観察録である。
※カクヨムにも同じ作品を投稿します折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-18 20:01:19
207061文字
会話率:30%
この世界には昔、勇者と魔王が存在していた。
勇者は魔王を倒し、世界に平和と幸せを実現するため、
魔王は勇者を倒し、世界に破滅と絶望を実現するため、
その両者は相まみえることもなく、互いにいがみ合い、何度も何度も争っていた。
そして・・
・・そして・・・・その二人の物語は勇者が魔王を討つことで終幕を迎える。
ずっと昔、誰かが話してくれた勇者伝説というお話。
その頃は俺も・・・勇者にあこがれていた。
自分も勇者になって大切なものを守りたい、きっと勇者はすごいのだろう。
そのお話の勇者にあって、話がしてみたいとも思っていた。
ただ・・・それは本当にばからしいことで・・・
絶対にありえないことなんだと、理解してしまった。
だってこの世界には勇者なんていないのだから。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-18 09:00:00
2937文字
会話率:32%
道を歩けばチンピラに絡まれ、夜コンビニに行けば強盗に巻き込まれ、車を運転すれば後方から走ってきた車に追突される。そんな面倒事にしょっちゅう巻き込まれる体質を持っていた俺、石川 輝(てる)はある日、事故によって死んでしまい勇者が魔王を討伐して
から20年後の異世界に高校生の姿で転生してしまう。
その世界は人魔戦争で協力関係にあったはずの複数の人間の国家、そして亜人の国家が、他国で暗躍し何度も戦争を繰り返す纏まりを失った世界だった...折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-18 00:08:36
2730文字
会話率:17%
勇者が魔王を倒して二年、世界は平和を享受する前に、戦後復興に追われていた。
魔王軍の残した爪痕は深く、国々に余力はなく、故郷を失った戦災難民への支援は十分とは言えない。
そんな中、橋の国“呪われた王女”ローレンティアは国をまたぐ一大部隊、銀
の団団長に任命される。
彼ら銀の団の目的は、戦災難民のために魔王城を居住区へと改築することだった。
―――これは厄介払いの計画だ。
そう評する彼女の元に、探検家、泥棒、傭兵、狩人、商人、鍛冶師、農家……様々な専門家達が集う。
彼らは互いの技術と構想を持ち寄り、未だ魔物達が棲む巨大ダンジョン・魔王城へと挑んでいく。
魔王城攻略、モンスター生物学、資源利用の模索、政治の駆け引き、集団生活…………。
これは、勇者と魔王のその後の話。
戦後の時代の最前線、彼らは、魔王城で生きた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-17 20:06:39
2621857文字
会話率:28%
売れない吟遊詩人、失職した踊り子、することが無い遊び人───
やがて彼女らが魔王を倒す『勇者パーティー』と呼ばれることを、まだ誰も知らない。
最終更新:2025-05-15 21:00:00
8490文字
会話率:20%
勇者が魔王を討伐し、剣と魔法の時代は絶頂を迎えた。
しかし、戦後復興の中で人々はナショナリズムを見出し、近代化に希望を見出した。
不完全なナショナリズムは、戦友だった他種族との決別を引き起こし、急速な資本主義の発達が助長した貧困と格差は、社
会主義の勃興による政治的対立を引き起こした。
魔王軍を壊滅させたベテラン冒険者の超越的な剣術や魔術は、徴兵された農民が放つ弾丸の前では、無意味に成り下がった。
そうして、旧時代の拠り所を失った者達、新時代に未来を託した者達は、それぞれの理想を追い求めていった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-13 07:00:00
53833文字
会話率:16%
現代ではいわゆるブラック企業に就職してしまった、香月翠斗25歳。
そんな彼は帰宅中、通り魔に刺され死亡してしまう。
「毎日死ぬほど働いて、家には眠りに行くだけ。精神も肉体も限界。挙句、終わりがこんなことになるなんてついてないなぁ・・・」
しかし、神様は見捨ててはいなかったのだろう。意識が薄れゆき気が付いたら目の前に神様が。
そして彼が転生した先はよくある、勇者が魔王を討伐する旅に出るよくある異世界。なのだが・・・折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-12 20:33:52
634399文字
会話率:39%
勇者アークは世界を救った。人間にも魔物にも優しい世界を作るために、犠牲を出しつつも魔王を打ち倒した。
物語の主役は勇者アークの親友の、盗賊スキル持ちレプト。彼は勇者と出会うまで、保護した子供たちの為に盗みを働いていた。
その時に身についた手
癖の悪さが、やり直しの旅にいざなうことに。
※カクヨムで連載中折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-12 13:02:48
545586文字
会話率:45%
ただただ米軍etc.が魔王を蹂躙するお話
短いからすぐ終わるので読んでもらえると嬉しいです
指摘もよろしくお願いします
最終更新:2025-05-11 17:40:00
1442文字
会話率:17%
魔術師アナスタシアは勇者コウキと魔王を討伐し、魔物はいなくなり、平和が訪れた。
魔法の世界から、魔力が失われた。
最終更新:2025-05-11 08:10:00
1711文字
会話率:5%
勇者が魔王を倒して世界は平和になりました。
そんなの昔話でしかない。
ほんとうにあったのかな?
どうやったんだろう?
どんな力だろう?
何があったんだろう?
些細な疑問から
かつての勇者を辿る者たちのお話。
最終更新:2025-05-08 16:54:02
10144文字
会話率:33%
女神に愛された勇者が魔王を討ち果たす――。
語り継がれる伝説の時代から幾星霜、世界は再び終焉の時を迎えようとしていた。
そんな中、エルフたちが暮らす森にも異変が起き始め……?
森を救わんとするエルフの少女と、災禍と祝福を身に宿す巡礼者の女。
二人が歩む二つの旅は、果たしてどこへと向かうのか。
これは約束された終焉の時代で足掻く者たちの、希望と慟哭の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-05 22:00:00
581336文字
会話率:32%
魔法と剣が栄えるホーニン王国。そこは魔王によって平和を脅かされていた。
しかし、勇者が魔王を討伐して無事平和に、とはいかなかった。
勇者と聖女は国王へ嘘をつき魔王を生かすことにしたのだ。そして、生き延びた魔王もまた嘘をついて生きてい
く。
嘘が嘘を呼ぶ、勇者と聖女と魔王の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-30 13:30:59
9651文字
会話率:62%
この物語は、最初から最後まで誰にも気付かれる事なく。
無能な勇者が魔王を倒すのを、こっそりと陰から手助けする為に。ひたすら見えない所で暗躍する運命を背負ってしまった、伝説のスキル『黒子』を手にした少年の全く報われる事も、誰からも賞賛される
事もない……孤独で地味な冒険物語です。
黒子となった少年は、その生涯をかけて。未来永劫に語り継がれる『勇者』の輝かしい伝説を、陰から支え続ける事になります。
そして彼は、永遠に大声で叫び続けるのです。『この無能勇者め、マジでふざけんなよッ!』……と。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-25 10:07:44
85086文字
会話率:22%