地球に星が墜ちる時、悪魔が一つ甦る。
神話の昔、神々が滅ぼした640億もの悪魔の肉体を凝縮・結合させる事で創られた異世界の地球。
太陽神が治める惑星系の厳重な囲みの中に生まれたこの第三惑星には、水と光の加護のもと、地殻と化した悪魔の肉体
に残る魔力を糧とする生態系があり、その頂点に君臨する人類の文明によって、星はゆっくりと蝕まれ、神々の思惑通り、緩やかなる終焉に向かい、平穏なる時を刻んでいた。
だがしかし、地上から仰ぎ見る天空には悪魔の魂が数百億もの星となって輝き取り囲み、隙あらば地球に降下して肉体を取り戻そうと、夜の地上を不気味に照らしている。
太陽神の加護を受けた人々は、夜が地上に闇を齎す間、太陽神の加護の光を反射する月の力を借りて、悪魔の降下を防いでいた。
そんな中、太陽系を取り巻く銀河の星巡りは、数億年に一度の天凶節を迎える。
太陽神の加護が薄れるこの時を狙い、悪魔の魂は月に侵攻、これを破壊することで、恵みの衛星を太陽の光を遮る小惑星帯へと変貌させた。
そうして出来た月雲=ムーン・クラウドの影響で、太陽神の加護の光が衰えた地球には次々と流星が降り注ぎ、肉体を蘇らせた悪魔たちによる地球破壊が始まった。
人々はこれに立ち向かうも、悪魔のエネルギーで出来た魔術体系では敵を倒すどころか糧を与えるだけの結果しか生まず、地球は無数の悪魔が跳梁跋扈する魔の世界となり、惑星崩壊寸前にまで追い込まれる。
人が、地球が、太陽が、そして神さえもが未来を諦め、膝を折って涙をこぼした時。
三つの巨大な彗星が、次元を裂いて地球に飛来した。
それは、破軍星。
次元を問わず、地球と呼ばれる星に危機が迫る時、あまねく敵からこれを守る、神々の盾。
星の寿命と引き換えに、天変地異で悪魔を滅ぼす、神をも超えた奇跡の破壊神。
その名は、爆神、爆神ダンガー。
いま、破軍星と合身した運命の少女たちが、地球奪還の狼煙を上げる!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-22 04:42:49
3683文字
会話率:73%
七人の【始祖の一族】によって創られた異世界【ライフ】
そこには九つの種族が存在し、平和という物が保たれた世界
その世界には、九つの種族が共通して語り継ぐ一つの神話があった。
名前は誰も知らず、その内容だけが受け継がれ続ける物語
七人の絶対
悪と一人の聖女の物語
惡と正義が終戦のその刻までを共に過ごした物語
そして正義を問う物語
注意:この小説は七つの大罪~異世界<ライフ>の(反)英雄譚のリメイクです
その為、似た設定やキャラが登場します折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-28 17:00:00
71565文字
会話率:39%
時は近未来。人工異世界“幻界”での出来事。
盗賊に襲われかけていた少年――黒井龍斗の前に、謎の青年が現れた。
謎の青年――真田宗治は、鞘付きのままの刀で盗賊三人をあっという間に倒してしまった。
“殺した”のではなく、“倒した”のだ
。
しかし宗治はそのまま空腹で倒れてしまい、女町人――姫宮リリアンの家に運び込まれる。
その日をきっかけに宗治と龍斗はリリアンの家に居座ることとなったが、そこには龍斗の幼馴染の少女――美山姫奈も住んでいた。
偶然の巡り合わせに動揺を隠せない龍斗と姫奈だったが、宗治を含め姫宮家に集まった彼らはそれぞれ“巡り会うべきでない過去”を背負っていた。
人を決して斬らない青年、真田宗治は何者なのか?
それぞれの過去とは何なのか?
人工異世界の街角一軒家で、噛み合ってはならない過去の歯車が動き出す。
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※この作品は小説投稿サイト「ノベルアップ+」「カクヨム」にも掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-28 21:15:57
240043文字
会話率:39%
ある日、俺は事故が原因で異世界転移をすることになった。
そこで龍に好かれやすい体質だと悟った女神様は俺に異世界転移特典として白い聖龍と黒い邪龍。そして自分の身体を竜人のような形状にすることができる能力を得ることに。
そんなこんなで
、異世界に転移させられた名前すら覚えていない謎だらけの主人公と、それを取り囲む個性的な龍達の異世界生活!!
現在二章完結致しました。三章現在進行中です。
誤字脱字、アドバイス等随時募集中です。気軽にお願いします。
微チート ハーレム含みます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-06-24 01:19:53
163325文字
会話率:57%
霜宮秀は文武両道、何一つ不自由のない順風満帆な人生を送っていた。男女問わず誰からも好まれる性格(嘘)で、誰もが憧れる完璧なリア充人生を送っていた彼は、ある日、不慮の交通事故に遭い死んでしまった。そんな彼が次に目覚めた場所は辺り一面、真っ白な
景色の広がる神域、そこに居たのは自称:創生の権限を持つ女神・イリスと名乗る女神であった。これは霜宮秀が渋々、女神イリスにより創られた異世界に招かれ、霜宮秀の後悔と懺悔を晴らす異世界ラブコメディーになるはずでしたが、生憎、招かれ先は俺が前世に住んでいた世界『地球』を真似て、彼女がちょうどハマっていた『RPG』要素が取り入れられ、シミュレーションゲームのように遊び半分で創られた...所謂、パクって創られた偽造異世界でした。まぁ可愛い女の子もたくさん居て、ファンタジー要素のある退屈のしない世界なんだが、前世で俺が得てきたリア充知識は異世界では全く通用せず、俺の属性は異世界には存在しないはずの無属性に選ばれたり、女神イリスは全魔力を使い果たし神々の神域に帰れないとか言い出し俺に媚びてくるし、魔王と言われる絶世の黒髪年上美少女が異世界を蹂躙し始めているそうで、女神イリスは魔王から神々の神域に帰れるために必要な膨大な魔力を貰うため、俺は魔王と初夜を過ごすため、俺とイリスは二人、魔王の住む彼の地へと旅立つことになった。これから先、俺の異世界生活はどうなっていくのだろう....折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-01-16 01:00:17
11157文字
会話率:33%