『前世の記憶を消す協力をしてほしいの』
前世の記憶を持って生まれてきた栗花落千吏(つゆりちさと)は、前世で付き合っていた青谷涼介(あおたにりょうすけ)の生まれ変わりである只木理人(ただきりひと)に、自分の前世の記憶--明日見二梛の記憶を
消すため協力をするよう依頼した。
栗花落は只木が前世の記憶--青谷の記憶を思い出すことで明日見の記憶が成仏して消えてなくなるのではないかと考えており、前世の記憶を思い出すため栗花落と只木は前世の思い出の場所へ--。
最初は前世なんてあるわけがないと信じていた只木だったが、思い出の場所を巡る間に少しだけ青谷の記憶が蘇り、前世を信じ始め栗花落に協力をすることに。
そして協力をしていくにつれて、2人の、只木と栗花落の関係は深まっていく。
しかし、前世の記憶を思い出すと思わぬ弊害が起こり……。
只木が前世の記憶を思い出すことで、果たして栗花落の前世の記憶は消えるのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-31 07:47:25
4947文字
会話率:36%
私は、32歳の地味顔、小さな機械金属加工メーカーで事務員をしていた平凡な女性だったはずなのに――。
ある日、車に轢かれて死んだと思ったのに、奇跡的に助かり目が覚めたと思ったら、そこは、天国でも地獄でもなく、異世界だった。
私は、非の
打ち所がない美少女、エリーゼに転生して、新しい人生を生きようと思ったのだが、転生したエリーゼの記憶は全く思い出せないことに気づく。
その代わり、前世の思い出はすべて記憶に残っており、その記憶を生かして、エリーゼとして生きていくことになった。
前世の記憶持ちだと知らされた彼女の家族や近しい人間は、温かく迎えてくれた。
そして、エリーゼは前世の華道の知識を生かし、華道の心を異世界に伝えようと行動し始めた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-07 00:50:18
364366文字
会話率:52%
ボイパが趣味の通称『音の出るフリーター』だったヒイロはある日、交通事故で死に、魔法やスキルが当たり前のファンタジー世界に転生してしまう。(ボイパ=ボイスパーカッション。口だけで演奏するアレ)
その世界ではジョブを決められることが出来るのだ
が、その中でも「吟遊詩人」はバフやデバフの効果が弱すぎて最弱レベルの不人気ジョブとなっていた。
そんなことを知らずに前世の思い出から吟遊詩人を選んでしまったヒイロ。様々な楽器の演奏や歌でバフデバフを切り替えて仲間をサポートするのが吟遊詩人なので、楽器が演奏できないヒイロは異世界で早くも詰みかける。しかし、実はこの楽器演奏というのはボイパでも条件が達成できてしまうことに気づき、さらにはボイパで発動できるバフとデバフは普通の吟遊詩人では使用できないほどのチートレベルの効果だったと判明した。
最弱とバカにされる吟遊詩人が"誰も知らない未知の技術"によって異次元の力を発揮する、ちょっと変わった異世界無双話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-04 07:13:16
67190文字
会話率:52%
ハブメモリー国では10万人に1人の確率で前世の記憶を持った子供が生まれる。記憶の有無は遺伝しやすく前世の記憶を持つものが多い家系を貴族と呼ぶ。そんな国の記憶を持たざる貴族の話。
家族はみんな前世の記憶を持っているのに、、、
主人公のシュラム
はそんな劣等感を抱いていた。そんな時に前世の思い出す方法があると言われて!?これから旅に出ます!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-27 20:04:35
878文字
会話率:69%
皇帝だった父親が崩御し、その跡を継いだはいいものの、四年弱で弟にその地位を簒奪され殺されてしまった。
もう二度と皇位に関わるような家には生まれたくないと願ったのに、産まれた先はまさかの……。
それも、タイミング悪く男児の中では長子とし
て生まれてきてしまった。
このままでは将来、また皇帝にされてしまう。
親王になるまでは我慢できたものの、皇太子に冊封されるのは絶対に避けたい。
そのために、それらしい理由を考え、画策し、どうにか円満な話し合いの元、皇宮から逃げ出すことが出来た。
向かった先は江湖。
武侠が住まう領域。
その中でも最大の勢力を誇る鳳琅閣《ほうろうかく》で修業できることが決まった。
立派な薬術師になり、その実績をもとに放浪を続け、父には諦めてもらわなければならない。
そんな期待を胸に師匠と出会った初日に、どういうわけか正体が露見してしまった。
師匠はいわゆる普通の人間ではなかったのだ。
正直に話すしかない。
皇帝になりたくない理由を前世の思い出と共に師匠へ話すと、なんと協力してくれることになった。
やはり、会話は大事だ。
そして時は過ぎ十二年後。
弟が皇太子として冊封されることが決まった。
まさに順調そのもの……、の、はずだった。
師匠の元へ、皇宮に勤める太監から「お話したいことがあります」と連絡があったのだ。
「皇太子の冊封に、重大な問題がある」と。
そして太監の話を聞いた師匠は、それをすべて教えてくれた。
それでも、皇帝になるわけにはいかない。
無理だ。絶対に。
だから、別の方法で国を救うことにした。
少々荒っぽいが、もうこれしか選択肢はない。
国を、亡ぼすのだ。
※カクヨムにも併載。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-11 23:00:00
127919文字
会話率:47%
かつて聖女として召喚された女がその世界に転生した事に気付いたのは、召喚した国が滅んだことを聞いた時でした。そんなとてもあっさり風味なお話。
最終更新:2023-01-10 08:00:00
5094文字
会話率:7%
不幸にも死んでしまった、のだが目を開けるとそこは海のような光景で……?
よくわからない人物に「世界を救ってくれ」と言われ、『隣の世界』とやらに【エアム】として転生する!でも前世の思い出は全く思い出せず……
何故転生する事になったのか、何故思
い出はくなったのか、よくわからない人物とは一体誰なのか?
わからない事づくしで始まる冒険譚、世界から〇〇として必要とされた一人の〇〇の物語である。
タイトル回収は最後の予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-13 06:00:00
4170文字
会話率:42%