『僕は、ずっと独りだった…』
ラジオと音楽を聴くのが趣味の少年、狼谷一希には、人との繋がりというものがほとんどなかった。
孤独な少年である彼のもとに、ある日、彼の運命を変える出会いが待ち受ける。
最終更新:2024-05-29 18:00:00
12758文字
会話率:38%
朝、目を覚ました僕は、ギャンギャン鳴り響く、煩いアラームを止めた。
起き上がり、支度を整え、パンパンの鞄を持ち、学校へ向かって走り出した。
1年通い尽くし、慣れ切った道だ。
僕―――葉月瑞には、1つ、自分でも理解できないところがある。
そ
れは、いつも時間ギリギリで起きるとか、置き勉も出来ない、謎に律儀な所とかでは全くなく、それは、過去の記憶が全くないことである。
僕は曲がり角を右に曲がり、国道沿いを更に飛ばして走った。
この時はまだ、僕の身にとんでもない事が起きるとは知らなかった。
始業式を終え、僕は、天神という新入生と一緒に、校内を回ることになった。
そこで、僕は苗字が同じな、葉月陽花という生徒と出会う。
その天神と陽花の2人とは、何かと腐れ縁で、特に陽花なんかは、僕の家に居候しだしたし、夏休みに入る前は、僕のバイト先であるファミレスに現れたし、夏休み中、海に遊びに行ったりと、何かと3人でつるむことが多かった。
だが、その海で、僕は、天神を助けようとして、結果的に海で死んでしまったのである。
それからは、不思議の連続であった。
気が付いたら、10歳の世界に居たり、知らない祭りに行ったり。
僕は訳が分からなかったが、そんな混乱している僕の元を訪れた、身長の高く見えたる、死ぬ前の姿そのままんまの天神を見て、ただ事ではないと気が付いた。
それから僕は天神に説明し、しかし、複雑な気持ちのまま、その日予定していたらしい夏祭りを楽しんだ。
花火を見て、夜景を見て……凄く楽しかった。
その日の真夜中。
突然、陽花が現れた。
どうやら、陽花は僕にとって特別な存在だったらしい。
事情を聴き、僕は、自分がするべき使命を知った。
ただ、その次の日、僕はまた、死ぬことになるのだが……。
それもまた、使命なのかもしれない。
だが僕は、ずっと後に気が付くことになる。
これは、僕が天神を救う話ではなく。
僕が天神に救われる話だったという事に。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-26 23:29:54
88298文字
会話率:32%
生まれながらに家、そして領地に厄災を呼び寄せたとされ、家族にすら疎まれている少女、レベッカ
『疫病神』『最悪の象徴』『リーズ家の恥晒し』etc.etc.………数々の蔑称で呼ばれ、レベッカは蔑まれていた
虐げられ、反論すれば拳が飛んでくる。ご
飯は一日に3食出てくることなどなく、1食貰うことすら奇跡に等しかった。そんな環境下で、レベッカは一人無意味に耐え続けるしかないのか………と半ば絶望していた
誰もレベッカに手を差し伸べるはずがない………本来なら、レベッカもそう思い、現実の理不尽に耐えきれず自ら命を絶つ選択を考えたことだろう
だが、レベッカには信頼出来る、頼れる人がいた
レベッカの専属執事であるアイトは、物心つく前からレベッカの味方であった
唯一レベッカが心を許せる相手として、信頼し、そして惹かれていくのは必然だったのかもしれない………
「安心してください。僕は、ずっとお嬢様の味方ですから」
これは、絶望に打ちひしがれた少女の、成長の物語
※カクヨムにも投稿しています
※アルファポリスにも投稿しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-30 00:43:35
188497文字
会話率:42%
僕は、天に昇り、生まれ変われることになった。
僕は、ずっと人間を恨み、人間になりたくて、
そしてロボットと人間の架け橋となりたかった。
人間に、なる…?
最終更新:2022-08-04 01:00:00
237文字
会話率:15%
日本が南方へと徐々に植民地を広げつつあった頃、現実社会での生き苦しさから逃れるためロンドンに留学していた僕は、ずっと確執を抱えていた父が危篤との知らせを受ける。急ぎ帰国するも臨終にも葬儀にも間に合わなかった僕を出迎えたのは、喪主を務めた十六
歳の妹・結析子(ゆきこ)。生来病弱だった結析子の、三年前よりもいっそう儚げな様子に僕は心を痛める。やがて僕と結析子の前に、生前の父が遺したはずという「試料(サンプル)」を探し求める女性研究者が現れる。かつて父が手がけた海底地質調査にまつわる秘密は、僕と結析子の関係性をどう変えてしまうのか。クトゥルフ神話的アーティファクトにまつわる幻想時代奇譚。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-31 23:15:31
41636文字
会話率:23%
僕の彼女をどうか! 僕の元へ返してください。
___僕は、ずっと好きな彼女がいたんだ。
だけど? 3年も付き合っていた彼女から僕は急に真剣な
話をされて、彼女にこう言われる。
最終更新:2020-08-26 03:00:00
1270文字
会話率:30%
悪魔な女に狙われた僕。
___僕は、ずっと大好きで付き合っていた彼女と別れてしまった。
彼女とは? 僕と彼女が中学生の時から大学まで一緒で。
最終更新:2020-05-29 03:00:00
1858文字
会話率:32%
整形男の恋心。
僕は、ずっと大好きな女の子がいるんだ、、、!
でも、彼女の好きな男性のタイプは、、、?
今の僕とは程遠い。
最終更新:2019-05-25 03:00:00
2010文字
会話率:28%
僕は、ずっと高いところから落ちたかった。
最終更新:2019-07-23 00:33:25
3280文字
会話率:21%
「永遠に朝が来なければいいのに…」
隣の席の女の子がイジメられていても、小説の主人公のように、立ち上がる勇気がない僕は、ずっと見てみぬふりを続け、現実から逃げている。
そんな不甲斐ない僕を変えてくれたのは、いつも見ている星空だった。
最終更新:2018-08-25 15:34:55
517文字
会話率:0%
楽しかったから、ここに残そうとした僕は、ずっと君を忘れないでいます。
この作品は、もともと作詞から始まって、それを元にショート・ストーリーを作ってみました。
最終更新:2018-05-18 15:58:17
815文字
会話率:20%
僕は、ずっと妹が欲しかった。
そんな僕にも、やっと妹ができる、、、
最終更新:2017-12-29 06:23:18
959文字
会話率:10%
胸が苦しくなるような、恋愛ストーリー
最終更新:2017-09-18 21:18:52
3089文字
会話率:57%
僕は、ずっと考えていた。
彼女への仕返しを。
そして今日、その日がやってきた――
最終更新:2017-03-14 22:00:00
761文字
会話率:8%
孤独な高校生 平山と、平山の唯一の友達である少女 コバトのお話。プロローグです。
最終更新:2016-02-06 19:27:38
2033文字
会話率:26%
彼女が死んでから2年が過ぎた……。
僕は、ずっと一緒に生きたいと願った彼女の思いを引き継いでいくために今も生きている。
けど、僕の心は穴だらけだった。
彼女を無くしてから今までの時は、ただの偽りの時でしかなかった……。
「会いたいよ
……美樹」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-09-11 06:33:44
604文字
会話率:7%
水の叫びの続編。と、いっても前回ちょこっと顔を出しただけの康治の恋物語。「きみが気付かないだけ。僕は、ずっと、君を見てた。」なんて、恥ずかしくて言えやしない。
最終更新:2008-08-06 12:13:43
1147文字
会話率:29%