イルカ人間(万物の霊長シリーズ①)
ワタシは、人間視点から物事を見る方法以外知らない。
知らないが、知ろうとすることはできる。
違った人間に成ることを決意した。
これは、永遠のレパートリーが生まれ違った人間になるのだ。
少しずつ、
万物の霊長を追加しよう。
第一章 イルカ人間(万物の霊長シリーズ①)
「なんだよ、オス人間かよ。おれは女の人間アズちゃんとショーをしたいんだ。そしたら、踊り狂って最高のパフォーマンス、アピールをしてやりきっと俺に釘付けだぜ」と、イルカ人間は言った。
すこし狭いがこの水族館の生活も悪くない。飯は出るし遊び好きな俺らにとっては、道具がいっぱい置いてある。
エリアの一部は、テレパシーの反響がありすぎてびっくりするが、ゆっくり泳げば問題ない。
しかし、人間たちは不思議だな。エサをあげて俺らをみて喜ぶ。自分たちは遊ぼうとしない。なんなら、すぐに捨てぐるぐる目を廻している。水族館や動物園、植物園とチップによってなんでもできると思っている。
ワタシのように水の中を自由に泳げなければ、水上を20mも飛べない。
飛ぶと大喜びするが、着水に反動が来るんだよな。
楽しいからいいけどね。「与えられたら食べ、与えられなかったら解決しようとする。それだけにいいのに、頭でこねこねしテレパシーのノイズをだす」
人間から少し変わった扱いをされているオス人間がきた。博士と呼ばれている。こいつは、おれらのノイズとテレパシーをキャッチしているぜ。一緒に踊ったり、兄弟の食の掟や自然の掟を理解している。
その掟を知った人間は、イルカ内でもボスになると決まっているんだ。なぜなら、人間は見様見真似で狩りを覚え、生命の循環が活発化するからだ。
俺たちはいまをいきなつくことを選ぶ。
しかし、人間界ではこの掟を忘れてしまったようだ。
だから、この男はいつまで経ってもチップをもらう。
そのチップで俺たちに変わった食べ物を買ってきてこっそり与えてくれる。
毎日同じ食べ物は、飽きるんだぜ。それを知っているから、美味しいものをくれる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-22 09:52:06
1387文字
会話率:4%
【グロ要素あり】
【胸糞要素あり】
【エグすぎる展開】
【人外主人公】
【主人公が最大の悪】
【“人間視点ではない”ハッピーエンド】
異世界転生者は普通、人間だ。
たとえ転生後が人外であっても。
その精神は人間のものである。
たとえ人外並
みの精神だとしても。
必ず、人としての考えに立脚したものであり。
人として、理解できるはずだ。
しかし、最初からヒトでないものが転生したら?
人としての心を持たず、怪物のまま野に解き放たれてしまったら?
“それ”は、秘密の研究所で生まれた。
“それ”は、施設を脱走してしまった。
“それ”は、人を喰らって生きてきた。
“それ”は、人に化けることが出来た。
“それ”は、人の心がわからなかった。
“それ”は、人の姿で死んでしまった。
“それ”は、神すら騙すほど似ていた。
“それ”は
異世界に転生した。
“それ”が大地を踏みしめた時、嗅いだことのない匂いに満ちていることに気付いた。
だか、それは全て“肉”の匂いであることだけは分かった。
“それ”にとって、全ては“食べ物”だった。
人間も、魔物も、エルフも、オークも、勇者も! 魔王も! 転生者も!! 神も!!! 何もかも!!!!!! 喰らい尽くせ!!!!!!!!! 本能が叫んでいる!!!!!!!!!!!!!!!!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-19 00:00:00
5891文字
会話率:46%
【本編完結】
「ルーチェ、僕と婚約してください」
「無理です!!」
ルーチェ・フルールはどこにでも居るような地味な顔立ちの令嬢。…なのだが、王妃様主催のクジ引きにより、「麗し王子」ことセシル王子の婚約者として選ばれてしまった。
たかが
子爵令嬢にそんな大役は務まらないと、必死の説得の甲斐あって婚約者「候補」として落ち着いたものの、18歳までにある条件を満たさなければ即成婚。
ならばその条件をクリアして、早々にお役目御免を狙うしかない!
距離を縮めてくるセシルを気にしつつも、ルーチェは候補解消の為に奔走するのだった。
※幼少期よりスタート!
※サブタイトルに入っている人間視点で物語は進みます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-12 12:04:53
75722文字
会話率:50%
もしも人間とクマが出会ってしまったら。登山客とツキノワグマが運悪く出くわしたお話です
※人間視点とクマの視点があります
最終更新:2020-08-10 23:04:07
4467文字
会話率:51%
せっかく学んだのでそれを使って語ってみた。
『タイトルとは何が正しいのか』を「長文タイトル」という切り口から考えてみる。
最終更新:2020-06-17 22:09:40
6305文字
会話率:2%
虐待を受けた野良猫が復讐する話。
最終更新:2019-01-16 00:50:48
4865文字
会話率:29%
アラサー文化獣人類学教授であるミステリューズ(種族:人間♀)は、本の印税で研究資金を稼ぐべく、未知の種族と言われる狼獣人の村に潜入する。
しかし、言葉が通じないが故に、研究の為に村に滞在させてくれるように頼んだつもりが、結婚の申込みをしたの
だと勘違いされてしまい……?
恋愛に疎い研究命の女教授と、表情が顔に出にくい純朴むっつり狼獣人の青年がそれぞれの視点で送る、勘違い夫婦物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-11-24 23:29:58
131750文字
会話率:29%
御神木である白木蓮の化精(♀)と人間(♂)の悲恋風味のお話。人間視点で進みます。【R15】は保険。
短い人生の終わりに際して、かつて男児であり、青年だった男が、望むものとは?
和モノ春花企画、参加させていただいてます。
最終更新:2017-04-07 18:00:00
13803文字
会話率:17%
その世界には圧倒的な力の差があった。人々には決して足元にも及ばない、人々が願ってやまないような奇跡を軽々とこなす力を振るう者達。彼等は精霊と呼ばれていた。
この話は短編集です。それぞれの話に直接的な繋がりは少ないですが、一つの世界の
話なのでたまに他の話の登場人物が出てきたりはします。
一応日常ものとして考えてますが、ここでいう「日常」は「割とよくある事」と言った感じのニュアンス。ほのぼのしてたり、ふざけてたり、悲劇があったり、すれ違いがあったり。同じ世界観でやれるだけの色々な話を、何でも出来るせいで大抵の事に動じないし、割と好き放題な精霊視点で書いていく予定。時々人間視点もあり。
時々さっくりと容赦なかったりえぐかったりする事をやってますが、表現はかなりあっさりめ。精霊は切っても血は出ませんし、すぐ直ります。人間も精霊の手にかかればすぐ直ります。直さない時も多いですが。
超不定期更新中。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-10-20 23:27:32
31512文字
会話率:41%
重複投稿 7作品目
2008年に別サイトへ投稿した短編作品。
超絶優秀な発明家( 通称:博士 )に作られた人造人間視点の話。
最終更新:2016-04-08 21:46:27
614文字
会話率:0%
【蛇の気持ち】の人間側+その後を少々。
もふもふ大好きだったはずなのに、その場の勢いで拾った蛇に情が移り──という人間のその後?
もふもふは出て来ません。
最終更新:2013-10-21 21:24:45
920文字
会話率:6%
雨の日に捨てられた子猫と、拾った人間と、それを囲む猫好きの人達のお話。
別の話が100回を越えたのでその話のパラレル版を記念に勝手に書きました。
不定期に更新予定。
よろしくお願いします。
最終更新:2011-01-23 14:18:06
18718文字
会話率:24%