……はい、推しが可愛すぎて心臓が死にました(なお、恋は生きています)。
あたし、飛鳥(あすか) ひなたは、恋をしている。
相手は学校一の美人、九条(くじょう) あまね先輩。
透き通るような白い肌、艶やかな黒髪、完璧な美貌――。
先輩は、いつでも無口で無表情。人間味がないほどに整った、憧れの存在。
廊下ですれ違うたびに、胸を高鳴らせて見送るだけの日々だった。
でも。
でもでもでも。
ある日、使われていない旧図書室で、見てしまった。
飲食禁止の場所なのに。
あの先輩が――デッカいおにぎりを頬張っている光景。
ほっぺをぷくっと膨らませて。
唇の端に米粒をくっつけて。
あたしに気づいて、耳まで真っ赤になっているところ……っ!
可愛すぎて、心の中でファンファーレが鳴り響く。
知ってしまったその瞬間から、もう止まれない。
そんな、知らなかった“推し先輩”の姿。
九条先輩の赤くなる瞬間が、私の生きがいになってしまったから。
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無表情で赤面症な“推し先輩”×暴走ぎみな”恋する後輩”。
甘くて、尊くて、ちょっぴり苦しい、青春百合ラブコメ。
※カクヨム、TALESにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 07:40:00
55899文字
会話率:28%
しずくは恋人である常盤の愛情を少し重たく感じることもあった。それは水の中で息が苦しくなることと似ていた。
ネオンテトラの水槽を見て、しずくは常盤のことを美しいと思っていると気が付く。そして、どこか人間味がないとも思う。
クリスマス当日、待ち
合わせに遅れて来た常盤を見て、しずくは自分の本当の気持ちを理解する。
※本作品はnoteでも公開しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-25 11:52:13
8701文字
会話率:40%
お嬢様が完璧すぎて『人間味がない』と仮面をかぶることになりました。
父君の指令です。
父君は再婚し、子連れの人と再婚。その子と共に、デビュタントに参加することになります。
最終更新:2024-03-18 15:10:00
5441文字
会話率:54%
これは、「天使は微笑み人を欺く」というお話の前日譚となっております。
家から飛び出したちえが公園で出会ったのは、人間離れした美しい子供だった。
あまりに人間味がないその子供に、少しの恐怖をおぼえたちえ。
そんなちえの考
えとは裏腹に、美しい子供は微笑みを浮べながら口を開く
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-28 17:45:59
4705文字
会話率:17%
ある天才によって生み出された無垢なる少女ルピナ。
素敵な美貌を持つが、人間味がないのが玉にきず。
ルピナが目覚めた世界は奇跡が証明された世界【ティタンヘイム】。
ちょっぴり呪われちゃっているルピナが持ち前の能天気さを生かしてしぶとく異世界【
ティタンヘイム】で生きのこるお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-30 15:27:46
9793文字
会話率:18%
タイトル通りです。
な労系を太郎系アニメの主人公と定義して、なぜ嫌われるかは主人公に人間味が感じられず、ご都合主義が目立ちすぎるからだと思います。
最終更新:2020-11-08 17:02:53
929文字
会話率:0%
※note, カクヨムに重複投稿
●プロット●
「2050年、1月1日は私の誕生日で、70歳、1980年生れの、セヴンティ。『除夜の鐘アプリ』は人間味がないけど、外出は禁止されて、どうにも窮屈な世の中だ。物を持たないシンプルな暮らし。A
Rを使えば、豆腐のようなのパックフードもおせち料理に見えて、悪くない。お友達は、botとさほど変わらない、旧世代の人工知能くらい。就寝時間を知らせるアラームがうるさくなってきた。やれやれ、私は勤労女性だ」
70歳の浅樹まなみは、シニア人材センターの勤労高齢者。松濤の高層ビルで、一日中仮想世界に繋がる若者たちへ食事を与え、身体を拭き、様々な世話をする。休日には、高齢者や移民の集まるショッピングモールへと出かけ、過去の平成文化とファッションを楽しんでいる。
ある日、怪我をしたまなみは、移民二世のリハビリ医、クラヴィスに会う。彼は移民の地位向上を願い、日本の若者たちを相手にテロを計画していた。VRリハビリの催眠プログラムにより、まなみはクラヴィスに同調していく。彼女はやがて、逆に彼をコントロールしはじめ、彼を脅迫し、セックスを強要する。70歳での初体験だった。
空疎にみえた二人の計画は、スマホと既存SNSのサービス終了の決定で、急速に高齢者層の協力者を獲得していく。「洗脳」に使うのは、古き良きソーシャルゲーム。強い理想と目的意識によりテロへ導くのではなく、逆にテロを日常のルーチンの段階にまで引き下げる。神、天皇、共産主義……至高の存在を必要としないが、絶対的な行動。その中心には空虚しかなく、実行者はなぜ自分がそれを行ったのかも説明出来ない。
ただ、まなみだけは17歳の少女のように、クラヴィスに恋をして、自爆を決意していた。だからこそ、彼女自身は失敗するだろう。テロは起きたが、生き延びたまなみ。彼女は拘置所の中でも、これまでの生活となんら変化を感じないのだった。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2016-04-09 21:45:14
1146文字
会話率:20%