摂政や関白の御不興を買うというのはどれくらい恐ろしいことか。
最終更新:2024-10-28 00:00:00
279文字
会話率:0%
イースグレイ王国の王女として生を受けたラティア。けれど女の子だったという理由だけで、国王夫妻からは名前を付けてもらえず放置され、彼らの不興を買うことを恐れた使用人達からも敬遠されてきた。ラティアという名前を考えてくれた優しい2人の兄達と過
ごしていたが、王妃に王子達の教育に悪いと、引き離され一人ぼっちになってしまう。
成長するにつれ、世間では外へは姿を見せない幽霊王女と囁かれていたラティアだったが、実は――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-10 00:00:00
211035文字
会話率:48%
王太子の婚約者であるリリアナは、親友デルフィーヌにだけ打ち明けていた心の奥底の思いをかなり大袈裟&悪意ある解釈で告げ口され、王太子の不興を買う。
そのせいで婚約破棄され、魔王の花嫁として魔王城に送られることに。
「花嫁って、生贄っていう
意味ですか」
「……そのままの意味だ」
実際に会った魔王は心あるいい人だった。
残してきた家族を守る為、そして十年前に生き別れた幼馴染を捜す為、魔王の花嫁としてこの地で生きていくことを決意したリリアナ。
だが、彼女はまだ知らなかった。
目の前にいる魔王その人が、彼女がずっと会いたいと願っていた幼馴染本人であるということを……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-22 20:07:39
19890文字
会話率:42%
行こうとも会おうとも思っていた。
でもまぁ、押し掛け女房宜しく、依り代は臺に飾られていたから、大丈夫だろう。
そう油断したのが事の発端だった。
そんな話を三緒様に申し上げる。
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳
御座いません。
注意事項2
そんなんだから、また不興を買うんだよ。
と思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-21 18:15:35
960文字
会話率:45%
お前に、俺の名を背負う覚悟があるのか?
御方はその様に仰って、此方を見下ろした。
その言葉の意味が分からないとは言わない。
その御方の名前を背負うということは、全てを背負うという事。過去も、現在も、全て。
注意事項1
起承転結はありません
。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
注意事項2
何度でも書いて、また書いて、それでもまた書き続ける。
生涯かけて、納得いく物はきっと出来ないとおもうのです。
でもそれこそが最大の奉公になるように。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-09 12:57:29
846文字
会話率:43%
ロイは幼馴染の聖女ティアから、突然、パーティ追放を告げられる。
「ちょ、ちょっと待ってよ。どうして、俺が追放なんだ?」
「はぁ~~、あんたバカァ? 私は大錬金術師ヘルメス様との婚約が決まったの。その私の相棒が、あんたみたいに魔法も満足に使
えないカスだと知れたら、私の価値が下がるじゃない?」
だが、ロイにはティアに教えていない事実があった。実はロイこそ、大錬金術師ヘルメスだったのだ。正体を隠しながら、陰ながらずっとティアを守ってきたのである。
正体を話したのに信じてもらえず、ロイは冷たく追放される。
「私があんたと結婚する訳ないじゃない。絶対にお断りだわ!」
ロイはティアに愛想をつかし、ヘルメスとしてティアとの婚約を破棄する。
「おのれ、聖女め。ヘルメス様のご不興を買うとは、ゆ、許し難し……!」
しかし、そのことでティアは国王から嫌われ、冒険者としても失敗続きで、落ちぶれていく。
ロイに陰ながらずっと助けてもらっていたことに気づき、戻ってきて欲しいと頼むがもう遅い。
ロイはSランク冒険者であるレナ王女と婚約し、王国の英雄として、どんどん成り上がる。
やがてティアはロイがヘルメスであったことを知り、泣いて悔しがる。だが、ロイの元には魅力的な美少女が集まっており、彼女の入り込む隙間はもはやどこにも無いのであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-05 18:01:33
174354文字
会話率:46%
学校から帰宅した伯爵令嬢スフェーンは受け取った書状に書かれていた文字に目を疑った。
そこには何と爵位剥奪の文字が!
理由は出仕拒否中の長兄と謹慎中の次兄のせいだった。自由奔放な両親と奇人変人兄弟を守るには多額の税金を納めなければいけないのだ
が、そんな大金はない。
ならば私が働きましょう!
男装したスフェーンはギルドで任務をこなすが今度は出席日数が足らずに学園追放の危機に!
そんな時に聖女の護衛をすれば特別恩賞が貰えると聞きつけた。ただ、この聖女。我儘過ぎて護衛達から不興を買うことに。立ち寄った村でも問題を起こし、そのせいで子供が行方不明になってしまった。聖女の為にと行動した事が結果的にダンジョンの主を起こし村が襲われる事態に発展。スフェーンは魔物を欺くため1人でダンジョンに向かうが過去のトラウマから危機に陥ってしまう。
これは一人の少女が家族や友人の為に奮闘し女性で初の爵位授与となり悪しき風習を変えた物語。
✳︎この作品のオリジナルはpixivにも掲載されています。
今回、応募にあたり加筆修正したものを、こちらに載せています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-25 12:49:46
77892文字
会話率:49%