僕は小浦悠斗、クラスの中で目立つこともないごく普通の高校生だ。隣は僕が片思いをしている美少女、小野美咲の席なので幸せな毎日だ。
いつもと同じように授業を受けていると、どこからともなくおならの音が聞こえてきた。席が遠い奴らにはわからなか
ったかもしれないけど、僕にはその音の主が誰だかすぐにわかってしまった。静まり返る教室でみんなは周りを見回しながら犯人探しを始めている。
隣へ目をやると、恥ずかしさで顔を真っ赤している美咲の姿が見えた。やっぱりそうかと確信したのは僕だけじゃなく、「まさか美咲が……?」との声も上がってしまい彼女は今にも泣きそうだ。
なんとかしなければ、と義務感のようなものにかられた僕は思わず椅子を蹴飛ばしながら立ち上がってしまった。こうなったらやるしかない!
「おなら、出ちゃった!」と、堂々とおなら宣言だ。
教室は笑いに包まれ美咲もホッとした笑みを浮かべている。僕はその笑顔を見るだけでまた幸せな気分になっていた。
だけどそれはただのきっかけにすぎなかったのだ。なんとそれから僕と美咲は急接近、一緒に過ごす時間が増えていく。もしかしてと言う期待とまさかという疑念に挟まれた僕は、美咲の気持ちを確かめるための一歩が踏み出せない。結局一年が終わろうかという今も、隣の席のクラスメートのままだ。
しかしやってきましたクリスマス、僕は勇気を振り絞って一緒にイルミネーションを見に行こうと美咲を誘った。彼女には奇跡的に予定がなかったらしく、OKを貰えて舞い上がった僕は、景気付けにコーラを一気飲みしてから待ち合わせ場所へと向かった。
初めて女子と一緒に見るイルミネーションに緊張したけど、美しい光の中で見る私服の美咲は最高にカワイイ。この雰囲気なら言えるはず、僕は今日こそ心の内を打ち明けようと決意するのだった。
こんな風に、おならから始まった少し恥ずかしい恋物語はハッピーエンド? それとも?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-03 16:40:00
24118文字
会話率:40%
胡椒一気飲み族族長・木村山 一郎美咲
最終更新:2024-04-26 20:08:03
2805文字
会話率:10%
「奥歯なんて要らないですねー」っていう、食レポは間違っていると思います。
とりあえず、味噌漬けの豚肉をジュージュー炒めてから、ポテサラをコーンスープとともに、その前にもずく酢を一気飲みしたっていうらしい。
最終更新:2023-10-29 22:47:27
200文字
会話率:0%
永遠は総合商社で事務として働いていたある日、課長の提案した飲み会に参加する。
いつも永遠に粘着してくる窓際の先輩がそこで一気飲みを強要してきて堪忍袋の尾が切れた永遠は………。
美しさを追及したサスペンスドラマ。
最終更新:2023-05-19 13:59:05
3618文字
会話率:30%
独身アラサーOLの私は、仕事に疲れて帰ってきたワンルームの賃貸アパートで、大好きな乙女ゲーム「フォルトゥーナの祝福」をプレイしていた。
目の前に広がるのは「フォルトゥーナの祝福」の世界。壮麗な王宮、華やかな貴族の邸宅、そして、煌びやかな魔
法学園の光景。
出てくる男性キャラは全てイケメン、主人公であるヒロイン「リディア」はとても愛くるしい笑顔を見せる美少女……。
しかし、私が好きなものは、そんな典型的な純愛乙女ゲームではない。
悪役令嬢モード──。
ベネディクト公爵家の令嬢「アイリーン」となって国内外を駆け回り、最後の「断罪イベント」で、バカ王太子ローゼンハルトもろとも、偽ヒロインのリディアを国外追放にすることを目指すモードである。通常モードでは悪役令嬢を演じるアイリーンが、逆にヒロインを断罪するシナリオだ。
「私、ローゼンハルトは、ベネディクト公爵家アイリーン嬢との婚約を破棄することを、今ここに宣言する!!」
私はゲームプレイ中に缶ビールを一気飲みして気を失った後、「逆断罪イベント」の開始を告げるそのセリフで目を覚ました。
急性アルコール中毒で、しばらく気を失っていただけだと思っていたが、何かがおかしい……。
目の前にアイリーンらしき美人がいて、隣にリディアのように可愛い美少女が立っている。後方には、私が何度もゲームで見たイケメン達……。そして、私はアイリーンを断罪するように人差し指を向けていた。私の想像通りなら、ここにいるはずの人物が一人見当たらない……。
──私、もしかして、「フォルトゥーナの祝福」の世界の、バカ王太子のローゼンハルトに転生しちゃった!?
この話は、破滅寸前の王太子に転生してしまった独身アラサーOLが、破滅を回避するために、ゲームのシナリオを超えて奮闘する物語です。
【注意】……良い子は、絶対に、お酒の一気飲みをしてはいけません!!!!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-14 21:44:12
22156文字
会話率:41%
あらすじですわ~~~~~~~~!!!
ワタクシ、白鳥アントワネットはお嬢様でありながらゲーム会社でファンタジーRPGのデバッガーをしておりましたわ!
徹夜続きのデバッグ作業を完遂し、ついにマスターアップを迎えた記念に最後のエナドリ
を一気飲みしたら死にましたの! エナドリは体によくないですわね!!
死んだら異世界に転生するのがこの投稿サイトのならわしですけれど、ワタクシなんと、さっきまでデバッグしていたゲーム世界へ転生いたしましたの! しかもバグだらけの初期ROM!
ゆ、許せませんわ~! せっかく潰したバグが復活しているなんて!
だったら! ワタクシが今一度すべてのバグを滅ぼして差し上げますわ!
ワタクシの武器はこの世界のすべてを知るデバッガー頭脳! バグにはバグぶつけんだよの精神でいっちょブチかましてやりますわよ~~~!!!
なお、既に最後まで書きあがっているので安心して読み始めていただいて構いませんことよ!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-16 19:00:00
111178文字
会話率:69%
某ブラック企業で連日深夜残業させられていた、社畜3人組。
だがある日、エナドリの一気飲みをかましたところ、3人同時に異世界転生してしまった!
夢の異世界に色めき立つ3人。しかし現実は思ったより厳しく……!?
定期的にドスケベ、血しぶき、そ
してストレスを摂取しないと死ぬ体質の3人組。
果たして彼らは、ストレスフリーな異世界を生き残ることが出来るのか!?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-02 19:12:52
38230文字
会話率:36%
伯爵令嬢のセシリアには、婚約者である侯爵令息のルーカスがいる。
だがある日、一緒に参加した夜会で婚約者のルーカスがセシリアの親友であるベアトリスと口付けをしている所を見てしまった。何時も紳士的で優しかったルーカスと信頼していた親友のベアトリ
スに裏切られ、セシリアはショックでその場から逃げ出した。気付けば中庭で蹲っていると、見覚えのある美青年に声をかけられた。彼は若くして騎士団副団長の座まで上り詰めた公爵令息のヴァルタル。ほぼ初対面の彼から「そんな婚約者捨てて、俺にしなよ」と言われ……。
あの夜からモヤモヤが治らないセシリアは、また夜会に参加する事になる。そこでまさかのルーカスから「君みたいな、つまらない女性とは結婚などしたくない」と言われ婚約破棄をされてしまう。
自棄になったセシリアは、ワインを一気飲みして広間を後にした。するとまたヴァルタルと出会して……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-03 20:58:17
43348文字
会話率:51%
マクドナルドで痴話げんかに遭遇した主人公・糸田祐樹は、帰路の公園にて、イライラを抑えるために缶のジュースを一気飲みした。飲み終えた空き缶をゴミ箱に投げ捨てたが、それは外れて道路に転がっていく。彼はイライラしたままそれを拾いに行ったところを
、トラックにはねられて死んだ。
お決まりの異世界転生が始まる。彼はところてんの見た目をした何かから、チートとハーレムの転生特典をアドバイスされるが、ところてんが癪に障ったので、拒否。ルートビア――死ぬ寸前に飲んでいたジュース――をいつでも飲める能力をもらって、異世界に行く。
そこはジャングルだった。見慣れぬ生物に追いかけられる。自分が女になっていることにも気づいて彼はショックを受ける。
追いかけられていた見慣れぬ生物は、実は主人公を助け導く存在だったらしく、とある村に送ってくれ
る。その村では、テスェドという老人が快く迎え入れてくれた。
その村で主人公は、慣れない風習や環境に戸惑いながら、その老人や村の者たちと仲を深めていく。主人公が転生特典としてもらった飲み物を作りだす能力も、村の者たち一人一人が持つ能力と同等のモノらしいとわかり、主人公は自分の能力や村で当たり前に使われる能力について知りたいと思うようになる。 しかし、村には独特の決まり事があり、彼らには彼らの宗教に基づく価値観があった。主人公もそれに対して受け入れがたい違和感を覚えつつも、その宗教に組み込まれてしまう。村の内部事情に少しずつ慣れてきたと思ったとき、村のある森の近くに領土を広げる隣国から、兵が派遣されてきて、新たな問題の火種が起きようとしていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-21 18:00:00
435770文字
会話率:49%
大学時代、70kgあった体重を、4日間で58kgまで落としたことがあります。
しかも、この間、断食やら食事制限やらは一切しておりません。ご飯はおかわりするし、平気でコカ・○ーラも一気飲みしておりました。
この体験は、何ら嘘偽りはござい
ません。みなさんもこれが、で・き・れ・ば・高確率で減量できますよ。
※実際の体験談ではありますが、減量のため、真剣に読もうと考えると、精神衛生上よろしくない可能性がありますので、ご注意を。先に結論を言っておきますが、簡単に減量ができるわけではありませんので悪しからず。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-06 07:00:00
8418文字
会話率:0%
男子中学生であった長嶺心(ながみねこころ)は部活での帰り道、謎の女性販売員を助けたついでに、女性が売っていた、スペシャルドリンクを購入する。
その夜、その飲み物を口に含み、美味しすぎて一気飲みしてしまった。
そしたら、なんと美少女になって
しまった!?
視線や態度、期待に理想、そして恋愛
あの日から日常が180度変わってしまう。
そして迎える高校入学式、彼女は決意する。
普通の高校生活を送ってみせると。
普通の生活を夢見る性転換男子が送る。
ドタバタ学園コメディです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-15 22:09:59
20308文字
会話率:38%
美大に通う二年生の智哉は、自らが所属するサークルの新人歓迎会に参加する。新入生たちは皆それぞれに着飾っていたが、一人だけ着飾ることなく、更に高身長も相まって目立つ女性がいた。彼女の名前は“あやのちえ“。彼女は新人歓迎会の最中、何度も一気飲み
をさせる先輩に対して怒りを顕にした。誰もが彼女と距離を置いてしまう中、智哉だけは“あやのちえ“に興味を抱くのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-15 05:35:01
234646文字
会話率:4%
同窓会で酒の一気飲みをしたところ、どうやら異世界に転生してしまったらしい魚介料理人の主人公。
その異世界は魔法や龍が存在するようなものではなく、住民皆魚介類の謎世界!!
そんな世界の中、魚ではなく別の素材を使っているという体にして、生きてい
くために魚料理を勧めていきます!!
無事に毎日を生き抜くことができるのか!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-23 13:49:36
772文字
会話率:6%
⑴『FIREのBLACK狂い』・・・終わらない朝の缶コーヒーを飲む習慣狂い 毎朝飲んでいる缶コーヒー、FIREのBLACKは、何気なく飲み始めたが、今や、飲まなくては狂うだろうとする、小説的エッセイ。
⑵『FIREのBLACK狂い』・・・
不可思議なあっさり狂い ブラックコーヒーである、あっさりとしたFIREのBLACKは、一気飲み出来てしまう、あっさりとした味わいである。その様に飲み易過ぎる故の、狂いがあるとする、小説的エッセイ。
⑶『FIREのBLACK狂い』・・・終わりに 太陽が降りては昇る様な、生態系の当たり前の狂いであると思われるFIREのBLACK狂いの自分は、つまらない人生だと思っている人に、FIREのBLACKを手渡すだろう、小説と一緒に。そう言った、狂いであるとする、小説的エッセイ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-12 04:32:25
1450文字
会話率:25%
ニホンでの春の楽しみの一つ、桜の花見。宴席での飲みすぎなどで事故が多発するのが常であったが、今年はちと様子が違っていた。乱れ切った花見の宴会を憂い、健康警察が見回りを始めたのだ!飲酒強要の強姦未遂犯などを次々と現行犯逮捕、収容し…。
最終更新:2019-03-27 20:20:15
3378文字
会話率:74%
「次に大怪我をしたらトマトジュース一気飲みね」
俺の飼い主は何処かズレてて、何処か頼りない。でも何処か、眩しい。
※『ある日出遭った狼さん』続編クロ視点
※暴力、流血表現アリ
最終更新:2015-03-24 17:37:35
13998文字
会話率:46%
赤城真奈の経営する赤城ホテル。
赤城ホテルにはとある事情で寮にいられない女の子が逃げ込む場所だ。
今日も複雑な事情で寮から逃げ出してきた女の子が赤城真奈のコーラの一気飲みを目撃する。ゲップはしない。炭酸を飲み込むのが真奈のポリシー。
書き手
は真奈の親友の宇佐美唯子。なるべく読みやすい文章を心がけています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-07-16 01:00:54
490文字
会話率:0%
夏休み直前、学園のアイドルに告白した野球少年。しかし彼女は『特殊な性癖』の持ち主だった! タッチ好きに贈るアホラブコメ。(電撃LLお題『夏休みの計画』用作品。軽くてポップな正統派学園ラブコメです。『タッチ』へのオマージュが盛り込まれています
)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2009-09-28 01:54:02
1999文字
会話率:26%