かつての王国ネルーダを、妖魔達の支配から国民を救い出したロルカとパステルナークであるが、その平安に満ちた国の聖なる丘で祈りを捧げていると、再び妖魔達が国を支配するという未来の啓示が与えられる。自国の未来の危機を救おうと、再度、聖なる森の時空
を超えられる扉を開こうとするパステルナーク達。未来の国で蔓延る妖魔達を相手に念の力を持った幼児を連れて、パステルナーク達は最後の戦いに挑む。
此の作品はカクヨムにも掲載されています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-11 14:35:17
8590文字
会話率:32%
森で一人暮らすロルカは、人間の作った道具と会話して、自らの意思で動き、喋ることのできる力を与える変わった能力を持っていた。
お喋りな道具たちと共に、目立たぬよう静かに暮らしていたロルカだったが、森で大怪我をした美貌の男性を拾ったことをきっか
けに、王位継承の争いに巻き込まれていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-10 20:14:15
26159文字
会話率:38%
『猫たちの時間』シリーズ11。
俺、滝志郎。人に言わせりゃ、『厄介事吸引器』。
周一郎がスペインに消えた。
俺に残されたのは遺書めいたセリフとガルシア・ロルカの詩集。坊っちゃま命の高野は半狂乱、何をトチ狂ったのか、俺に周一郎捜しを手伝えと言
う。スペインに引っ張り出された俺の前に立ち塞がるのは、周一郎の過去に絡む妖しの影、魔物かそれとも人の子か、スペインの空に葬送の鐘の音が響く。死ぬなよ!周一郎! 俺の叫びは届くのか……。
この作品は「アルファポリス()」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-11 00:00:00
73840文字
会話率:59%
神繭《カムンマユラ》は神の力をその身に宿す者のことである。
彼等は羽化することによりその力を行使するが――大人と子供の魅力を併せ持つ成人したばかりの神繭であるロルカは羽化したことさえない。
自分がなんの神の繭なのかも知らないまま平
和に暮らしていたロルカはある日、成人を理由に隣村まで『冒険』に出るよう告げられる。
そんな風習があるなんて聞いたことがないなと首を傾げつつ、盛大に送り出されるロルカだったが――。
これはロルカが神繭として成すべきことを見付ける運命譚。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-06 19:11:21
91386文字
会話率:38%
【四聖】で風魔法の使い手でもある風の薬師トイスと、元最強剣士で世間知らずな弟子のロルカの旅物語です。
一話完結の連続もので、人を癒したり、魔物を倒したりしながら旅を続けて行きます。
彼らにはそれぞれに旅の目的がありますが、お互いにそれを明
かすには少し時間がかかるようです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-17 08:07:59
119975文字
会話率:49%
第四次人魔戦役。
人が住まう北の大陸『バルティカ』と、魔族が住まう南の大陸『ヌーナ』の狭間、血みどろに塗られた歴史を持つ亜大陸『アメイジア』で起こった悲劇。
人側の最後の防衛の砦・マトゥラ要塞の戦いで、人は奇跡の大勝を収める。
その奇跡の陰
には、後に長きに渡って語り草となる6人の勇者の姿があった。
勇者たちは戦いの後、人々の歓喜に押し流されるように、皆、英雄となった。
―――
時、所を別にして、現代日本。
自分が何者かであることを忘れた青年・晴(ハル)は、恩人である理詠花(リエカ)とその娘・琳(リン)と共に、穏やかとは言い難いものの、幸せな日々を送っていた。
しかし、それは束の間の安息。
自分の存在意義を追い求める晴の望みに応じるように、異界の扉は開かれる。
晴の目の前に現れた、少女・ロルカ。
「さぁ。帰りましょう。兄さま」
ロルカのその言葉にいざなわれ、晴は様々な思惑が渦巻く戦いへと足を踏み入れることになる。
自己の存在意義と存在証明を掛けて、晴は剣を取った。
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【作中の記号について】
「」・・・セリフ
“”・・・心の声
◇・・・場面転換
⇆・・・視点の切り替え
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・更新頻度は低いです。
・ご質問・ご指摘はこちらから↓
Twitter:https://twitter.com/bul_tre_dra折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-30 12:00:00
68382文字
会話率:36%
実際の街からお送りする、あまりガイドブックには乗らない素朴な田舎の風景と、現地の少女・イサベルと留学生の私が織りなす恋物語。
最終更新:2017-11-09 04:34:33
1178文字
会話率:44%