西の王がフィディラー王の意思を継ぐ。
ヒプロ文明を滅亡させた脅威、それに立ち向かった王は月底の戦にて彼等を退けアプロディ王朝を築いた。
その時代が神話となり風化しつつある時代。この大陸には呪いが毒素のように溜まる。
それはその底に今も神喰い
の神が眠るからであろう。
神々の力を命と引き換えにする呪詛。
西の王と東の王による契りの法の呪い。
底の神の力に魅了されたノスフェラトゥ・ウラネオス・リオラの封印。
神々を束縛するヨモツヘグイ。
その呪いに人々は渇望する。西の王を。
キラゴ・カシナラの名誉を重んじるキラゴの騎士は月の目セリニの啓示を受けるであろう。
彼等が紡ぐ物語が、西の王を作りえるのだ。
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最終更新:2024-09-24 00:23:32
171511文字
会話率:54%
世に迷い、日々の不安に押しつぶされそうになった者達が迷い込む、あちら側の町。その名はヨモツヘグイ・グルメストリート。一度でも口にすればもう戻れないと言われる彼岸の美食。闇を孕み光溢れる町で、彼らは何を見、何を食し、誰と逢うのか。町のガイド、
ヨモツヘグイの狸人がご案内いたします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-23 08:23:17
541文字
会話率:0%
みつなつさんご企画、声優さんのご協力により動画化しています!
【朗読】女神見習いのタルト店とひとりきりのお客様
https://www.youtube.com/embed/_CxNhXkrgfc
とってもかわいいスミラックスとかっこいいクロ
ッカスが見られるので、ぜひご視聴ください!
ギリシャ神話に謳われるクロッカスとスミラックス。
神々に結婚を反対された二人は命を絶ち、女神によって白と紫の花に変えられるはずだったが、今、死者の楽園にいるのはスミラックスだけ。
とっくに生まれ変わっていたクロッカスは、再び生を終え、楽園、エリュシオンに足を踏み入れていた。
そこで話を聞く。
死者にタルトを振る舞おうとする女神見習いの娘の噂話を――――
※ 当作品はカクヨムにも掲載しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-11 07:37:40
4394文字
会話率:56%
怪談話ショートショート。
最終更新:2022-12-02 21:18:46
3033文字
会話率:3%
気が付いたらこの世とあの世の間にあるとされる悪夢駅にいた女の子、瀬戸花梨が幼馴染の男友達、阿部瑠人と一緒に駅からの脱出を目指す話。
ホラーっぽい感じのあらすじですが、主題が脱出をダシにして仲直りすることなので全然怖くない話です。
この作品単体でも読めるように書いたつもりですが、この作品は
『A君と色が無い世界』 https://ncode.syosetu.com/n7322gj/
という短編の続編です。
そちらは一応ホラーとして書いたので怖いのが苦手な方は読む際には気を付けてください。
※ガールズラブタグがありますがこの話はガールズラブが好きな人は見ない方がいい話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-30 18:00:00
18951文字
会話率:68%
記憶をなくした少年、近衛三霧は駅のホームで飛び込み自殺を目撃する。
自殺をしたのは顔の違う自分自身であった。
そして図書準備室に呼び出された近衛三霧は、八重樫エリアナという松葉杖をついた少女に「近い将来、お前は発狂する」と言われる。
一定時間を経過すると狂死する近衛三霧。
繰り返す時間の中で彼を生かすことが「手足」と呼ばれる少女たちの役割であった。
彼と五人の少女たちがおりなすループストーリー。
化身と呼ばれる少女、ヨモツヘグイ、ヒモロギノキミ、神おろし。
交錯する因果、すべての布石を回収した後に衝撃のラストシーンが訪れる。
美少女ゲームの構造であるマルチエンディングを下敷きにしつつ、登場人物各自の視点から描いた、運命の物語である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-09-11 14:00:00
240703文字
会話率:47%
全寮制高校である先司館学園へ転校して来た百足夢路はある日、クラスメイトの死を目撃する。
しかし死んだはずのクラスメイトは翌日、何事もなかったように登校してきた。
死を目撃した日から続く悪夢。
閉ざされた学園で次々と死んでゆくクラスメイト。
「ヨモツヘグイにならなくてよかった」と告げる寮の同室の少女と、悪夢の存在を知る少年が現れ、混乱と死への恐怖の中で、夢路は同室の少女から告げられる。
――――わたしたちは魔法使いだから。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-02-15 18:20:42
25139文字
会話率:15%
俺は死んでから、向こうの世界の食べ物を食べてしまった。
最終更新:2015-11-01 00:00:00
473文字
会話率:36%
雨が降りしきる夜のこと。
会社帰りにタクシーを利用した男。
運転手のおじいさんは、好々爺で交換がもてた。
そんな老運転手は、男にアメを勧めた。
「お客さん、アメは好きですか?」
最終更新:2010-02-21 13:58:07
3681文字
会話率:23%