『葦原と海』『地獄の扉』という詩、2編。『葦原と海』は、古代の日本に思いを馳せつつ、自然を彩る二つの色について歌った作。『地獄の扉』は、いわゆるボードレールを始祖とする印象派(モダニズム)の手法によって歌った詩。
最終更新:2024-12-30 01:05:20
510文字
会話率:5%
「よく来たね、勇者くん」
大きな机の後ろで、椅子が回転する。そこに座っていたのは魔王...いや、高級スーツに身を包んだ中年の男性だった。
「僕は...魔王を倒しに来たんです」タカシは躊躇いがちに言う。
男性は微笑む。「そう、物語通りにね。で
も、ここでは私はCEOさ」
「CEO?魔王企業の?」
男性は軽く笑う。「魔王企業。悪くない響きだ。でも違うんだ。この物語全体のCEOさ」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-31 13:55:19
7758文字
会話率:26%
さあ、行こうか、きみとぼくと
最終更新:2024-02-14 19:00:00
2654文字
会話率:30%
雑文となります
面白くはありません
最終更新:2023-12-25 18:02:35
1847文字
会話率:0%
最近ここのエッセイのジャンルでドストエフスキーに関する投稿が増えているような気がしたので、私も何か書いてみようと思い立ちました。
以前『現代詩手帖』誌に載ったあるひとの論考への言及のほうがメインになってしまい、あまりドストエフスキーそのひ
とに触れることができなかった感じなのですが、ドストエフスキーを巡っては「ポリフォニー」という(私自身は好きではないのですが)重要な専門用語があって、問題の論考はその用語に対して鋭い問題提起を行っているように思えましたので、皆様にも図書館かどこかでコピーか何かを請求して、読んでもらいたいなと思っています。
とはいえ本文冒頭にも書きましたが、もう時代が変わってしまっているのかもしれません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-14 23:24:41
4387文字
会話率:0%
カフカ風不条理小説の体裁のなぞなぞ。
最終更新:2020-04-18 23:28:06
633文字
会話率:0%
この物語はフィクションです。
最終更新:2017-07-28 17:00:00
4951文字
会話率:0%
旅の途中、『僕』は秋梨という駅にたどり着いた。そこで見えてくるのは、田園風景。そんな中、一つだけ異色を放つ公民館があった。そこにあったものとは一台のピアノ。そして僕はそこで、不思議な出会いを経験する――
最終更新:2016-02-20 12:17:59
3418文字
会話率:30%
象徴詩。自身のブログ『代替品』より転載。
最終更新:2015-10-23 14:03:47
556文字
会話率:0%
ちるだ は にょろ にょろ にょろ と
はしるはざまにむかいくれないのりょうどをむこうがわへすすむ
ばしょさえ わかれば。
最終更新:2015-03-09 01:31:38
279文字
会話率:0%
十月も終わりに近づいたある日の夕方、就職活動中の霜浦修(しもうら おさむ)は神戸にあるウェブシステム開発会社の入社面接を受けた帰り、JR三ノ宮駅へ戻る途中に早々とその会社から不採用の連絡を携帯メールで受け取る。修はそのショックから癒しを求め
、家に帰る途中に王子動物園へ立ち寄った。動物達を眺めながら園内をとぼとぼ歩いていたところ、望月数歩(もちづき かずほ)という女子中学生にいきなり話しかけられ唐突に告白までされた。そのあと修は数歩に手を引かれ阪急電車に乗せられ、芦屋にある彼女の自宅まで連れて行かれ……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-07-05 00:14:24
93429文字
会話率:50%