そこは「この現実世界」に似ているが、2001年のある出来事を契機に歴史が大きく分かれた、様々な「異能力者」が存在し、科学技術と超常の力が併存する平行世界の地球。
北九州市を拠点にする妖怪系広域暴力団の末端組織に所属する葛城忠雪(かつらぎ た
だゆき)は、どこにでも居る平凡なヒーローオタクのアラフォー三流魔法使いである。
彼は「推しヒーローと戦い華々しく散華する」という夢を叶える為、ヒーロー活動歴1年目にして「生ける伝説」と化した「悪鬼の名を騙る正義の女神」こと護国軍鬼4号鬼が居る久留米市に向けて1人旅立つが……当然ながら、所属組織からは脱走と見做された挙句……?
しかも、たまたま使った「組」の車の中に有ったボストンバッグに何故か入っていたのは……「魔法少女」のコスチューム?
更には、推しヒーロー達は揃って広島に出張中?
ついでに、葛城が向かった久留米市は、つい最近、地元の暴力団が御当地ヒーロー達に壊滅させられたばかりで、葛城の元・勤務先の上部組織「青龍敬神会」と熊本を拠点とする広域暴力団「龍虎興業」の間で勢力争いが起きかけており……?
果たして、彼の明日はどっちだ?
「なろう」「カクヨム」「アルファポリス」「Novel Days」「GALLERIA」「ノベルアップ+」「note」に同じモノを投稿しています。(「GALLERIA」「note」は掲載が後になります)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-05 12:17:37
4835文字
会話率:15%
天童司(てんどうつかさ)は県内有数の進学高校に通う高校一年生。
同じクラスにまさに大和撫子の名にふさわしい清楚な美少女がいる。
容姿端麗、成績優秀、さらに社長令嬢と完璧美少女、姫川杏里(ひめかわあんり)。
だが自分にとっては遠い存
在で、住んでいる世界が全く違う。
俺は意図して関わり合いにならないように過ごしてきた。
何となく過ぎていく日々、そんなある日の夜、彼女と出会うことになる。
駅前のベンチで一人座っている彼女。いつもだったら声もかけず通り過ぎるだろう。
しかし、その時は声をかけた。
彼女は通学用バッグとは別に、大きなボストンバッグを横に置き、遠くを見つめている。
夜も遅く、普通だったらとっくに帰宅している時間だ。
「お前こんな時間に何してるんだ? 早く帰れよ」
俺に目を向け、唇をかみしめながら彼女は答える。
「天童さん? あなたには関係の無い事よ」
「そっか、気を付けて帰れよ」
めんどくさがりでも、ほおっておけない主人公と、意地を張りながらそれでも優しさに触れ、徐々に主人公に惹かれていくヒロイン。
一つ屋根の下で生活を共にし、互いに想いを寄せ、少しずつ二人の距離が近づいていく。
交際が始まってからも二人の物語は続き、そしていつの日か二人は……。
二人の想いが通じるまでが恋物語ではない。
想いが通じ合い、二人で歩み始めてからもずっと続く恋物語。
『あなたの心には誰がいますか?』
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2019年5月 現実恋愛ジャンル 日間一位になりました。
2019年9月 第4回ツギクル小説大賞 奨励賞 に選ばれました。
2019年10月 総PV600万突破いたしました。
2020年2月 総PV1000万突破しました。
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※アルファポリス様、ツギクル様、カクヨム様にも掲載中。
Copyright(C)2017-紅狐折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-13 14:41:25
890872文字
会話率:39%
「飼えないから殺すのよ。他に理由はないわ」
そう言って母は、わたしが見ている前で、わたしにも良くわかるようにゲージに入れた子猫をゲージごと川に沈めた。
子猫は最初必死にニャイニャイと鳴き喚いていたが、やがてゲホッと咳き込んで、その後は声
が聞こえなくなった。
わたしが三歳くらいのときのことだ。
「やってみると結構大変なのね。手が痺れたわ」
母は子猫の入ったゲージを回収する気はないようで、あらかじめ用意しておいた大きめの石をいくつかゲージの上に載せて、それが浮かび上がらないように細工をした。
次に大雨が降って水位や水の流れが変わるまで、重石を載せられたゲージはその場に沈み続けているかもしれない。
子猫の腐乱死体とともに……
何が起こったのかよくわからず、びっくりしているわたしの手を取ると母は帰路に着いた。
川から歩いて五分ほどの安アパートまでの比較的良く歩く道だった。
折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2022-08-05 10:11:30
26166文字
会話率:16%
炎上した過去を持つ「私」こと正華は、その過去を知る可哀そうな人・佐野と再会する。佐野は大金のつまったボストンバッグを持っており、一晩泊めてくれと請う
最終更新:2022-05-28 06:28:37
11248文字
会話率:57%
「――おまえ、今、俺に嘘ついただろ」
嘘を見抜く貴族ルードと、大商家の鑑定士ナザトの怪異遭遇譚。
現在更新中「糸の別名」
差出人不明のボストンバッグ。中に入っていたのはノートと指輪、それから、人形。
夜な夜な街を闊歩する、人形たちの謎を追
う。
★完結しました★
第一話「花と鳥、風と月」
謎と、嘘と、怪異。兄妹の所有する剥製の館で、失踪者を探す。
○予告漫画 https://twitter.com/popdropop8/status/1136247833890156544
○本館掲載ページ(イラスト有) https://yokohachi8.com/original/yosekaru/
擅自轉載斷然拒絕,擅自轉用斷然拒絕
Do not use my works without my permission.折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-28 20:30:08
247263文字
会話率:39%
月曜日
家出をすることにした。
すぐに荷造りをした。
リュックとボストンバッグを持って
家の門をくぐったら、
ベランダで洗濯物を干していた向かいの家のおばあちゃんと目が合った。
気まずくなったので、Uターンして自分の部
屋に戻った。
火曜日
リュックとボストンバッグを持って
今度は裏門から出ようとしたら、
庭師がハシゴを担いだまま門を通ろうとしていた。
歳のせいか、若干フラついていて、通り切るまで時間がかかりそうだった。
Uターンしようとした途端、目が合って嬉しそうな顔をされた。
半分持って一緒に運んであげた。
「ありがとうございます」と満面の笑みで言われ
気まずくなったので、そのまま自分の部屋に戻った。
水曜日
リュックとボストンバッグを持って部屋から出たら、叔父が立っていた。
「何を企んでるの?」と
いつもの気持ち悪い笑顔で聞いてきた。
とても不快に感じたので、Uターンしてそのまま自分の部屋に戻った。
「僕に話してくれたら手助けしてあげるのに」
そんな声が外から聞こえてきた。
いい歳した大人が"僕"とか言ってんじゃねーよ。
木曜日
断腸の思いで荷物を半分に減らし、
リュックのみを背負って部屋から出た。
廊下には母の部下たちが待機していて、
そのまま車に乗せられ、学校へ登校した。
金曜日
今日も部屋から出ると部下たちが待ち伏せしていた。
車に乗るのを拒否し、そのまま出て行こうとしたら、羽交い締めにされた。
手足を動かして拒否するが解放してくれる気配はない。
そんな様子を見ていた母は言った。
「それほど家を出たいなら、ここへ行きなさい」
そして羽交い締めにされたまま車に乗せられ、
降ろされたのが、ここである。
つくづく思う。
生温いと。
目の前には古びたアパート。
202だとか言ってたっけ。
ボッロい家だな。
住めんの?こんなところ。
頭ではそんなことを考えながら、
心臓は少しだけ、ドキドキしていた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-11-30 23:38:30
603文字
会話率:34%
わたしの部屋の隣の空室に、挙動の怪しい男性が引っ越して来た。顔はサングラスとマスクに目出し帽で隠され、ボストンバッグを抱えるその姿は、銀行強盗。
そんな問題ありな隣人に、ドン引きしたり腹を立てたりしながらも、ほだされていってしまう女の子のお
話。
*病名は伏せてありますが、ある病気が出て来ます。実際とは違ったり、個人差があるので、フィクションだと思ってお読みください。コミカルにしてあるので、そういうのがだめな方にはオススメいたしません。
*病気と当人の性格性癖には、まったくの因果関係はありません。
*毎日20時更新予定。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-03-06 20:00:00
72187文字
会話率:34%
〝妹のボストンバッグを開けてみれば、人間の死体が入っていた。〟妹を警察から匿うべく姉は死体遺棄を決行する。
最終更新:2017-08-12 00:32:12
2217文字
会話率:16%
バス停のベンチの下にあった謎のボストンバッグの中身は、大量の札束・・。誰が何のために・。欲に目がくらみ盗んでしまった高校生、博人。、彼を待つ運命とは?
最終更新:2016-07-04 21:56:02
504文字
会話率:12%
その少女は佇んでいた。
持ち物は黒いボストンバッグただ一つ。白いブラウスに落ちる滑らかな黒髪を風に揺らし、憂いを孕んだ翡翠の眼で、何もない空を見上げていた。
最終更新:2015-07-29 17:47:00
1977文字
会話率:29%
まさしとユキの子供は四年前に誘拐され、殺された。犯人は自殺。そのせいでユキはだんだんと狂っていき、まさしはそれに苦しむ。犯人はなぜ彼らの子供を殺したのか。未来と命はどこにあるべきものなのかを問う短編ミステリ。
最終更新:2011-09-20 20:00:00
3703文字
会話率:14%