一生懸命頑張るのは格好悪い
高校一年生、葛城小太郎。勉強も普通、運動も普通、取り立てて特技がある訳でもなく、さりとて『物語の主人公』の様にぼっちな訳でもない。普通に社交的で、普通のルックス、まさに『モブ中のモブ』そんな小太郎が三連休
プラス創立記念日の四連休で新発売のゲームをクリアし、感動に打ち震えていると、テレビの中から女の子が現れた。
「私、サキュバス。卒業試験で男の子と『にゃんにゃん』しないといけないの。だから――いいかしら?」
突如現れたサキュバスに小太郎もタジタジ。しかもこのサキュバス、いざ事に及ぼうとすると顔真っ赤にする純情って……
サキュバスなのに、貧乳
サキュバスなのに、ツンデレ
サキュバスなのに――純情
これは、そんな純情サキュバスと過ごす一人の男の子の物語
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-09 16:27:36
47828文字
会話率:70%
黒幕(名詞)1.表面に出ず、かげで指図したりする人、2.黒い幕
俺は、正義の味方が嫌いだった。正義の味方はテレビの中の人間しか救わないから。
そんなキッズ時代を過ごした俺は、徐々にその思いを悪への憧れへと変質させていった。
そして、最終的
に黒幕という存在にたどり着いた。
決して表に出ず、全てを裏で操る。気づけば、黒幕に踊らされている。
かっこよすぎではないだろうか。
黒幕になりたい。黒幕になりたい。黒幕に、なりたい!
だが、俺は黒幕にはなれなかった。
志半ばで死んでしまった。
黒幕になりたかった。
そして、俺は転生し、黒幕になる。
真っ黒な幕に。
ちがうちがう、そうじゃない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-23 21:20:00
5938文字
会話率:28%
ある日突然、世界中の人間が俺になった。
俺とは俺だ。もはや名前なんて意味はない。なぜならみんな俺だからだ。名前とは区別するためのものだろう? みーんな俺だ。呼ぶにしても『おい、お前』や『ねえ、そこの君』だ。でもそう言っている奴も言われて
いる奴も俺なのだ。
女も子供も老人も全員俺。髪、顔、体。外見が俺と同じになったのだ。
理由はわからない。宇宙人か神様の仕業か、はたまた入浴剤を風呂に入れるようにように別次元の俺という成分がこの世界に零れ落ち、俺色に染まったのか。テレビの中で、そんなような説を宣い、頭を悩ませているどこかのお偉い学者様も俺。コメンテーターもアナウンサーも、俺、俺、俺。
折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-04-09 16:00:00
1514文字
会話率:0%
連歌は続くよ
どこまでも
《連歌ノ法》が、施行された。
それ以来、日本中の神社本殿及び寺院本堂等の腰は、カラフルになった。
社寺の腰には、色とりどりのベルトが巻かれた。
神社仏閣の中心となる建物(本殿や本堂等)の外周りには、グルッと一
周、連歌を募る紙のベルト(帯)が巻かれた。
今、目の前にあるお寺の、本堂に向かって左端から始まる髪帯は、鮮やかなスカイブルーだった。
フォレストグリーン地の、Tシャツを着ている。
Tシャツには、前面真ん真ん中に、三つの図柄が入っている。
和尚さんは、天念に急かされ、草履を履き、庫裡をゆったりと飛び出す。
和尚さんは、天念に背中を押され、のけぞりながら、歩を進める。
青からの赤、鮮やかな青からの真紅の赤、スカイブルーからのヴァージンレッド。
僧侶二人組とは思えない色の軌跡を描いて、シグナルみたいな二人は進む。
その名も、[連歌ん雁]。
《ん》は、「私ん家、俺ん家」のような、《の》を表わす《ん》。
《雁》は、メジャーな渡り鳥を表わす。
よって、名が表わすものは、《連歌の渡り鳥》
この辺りの地域にある神社仏閣は、軒並み、紙帯の停滞に悩まされていた。
総じて、約一ヶ月前に投句された句が、停滞を引き起こしていた。
「なまじっか、連歌とか短歌とか俳句の心得があったり知ってたりするから、
《ん止め》と《本歌取り》に怯んでしまって、句を繋ぐのに、
二の足を踏むんだと思うんです」
連歌ん雁地元遊撃隊二チームは、盛況の内に決定した。
早速、明日より、各四チーム(飯与宗次一人チーム、県担当連歌ん雁チーム、PST、SCT)は、活動を開始することにする。
ちょうど、ヨサブソンという芸人が、テレビの中でネタをやっている。
三つの、半分にしたドラム缶のような、バケツのようなものに、細長いボードが入っている。
ボードには、文字が書かれている。
《お題作戦》を採用して以来、紙帯の停滞は、順調に解消されている。
U―22組の自由奔放と、O―23組のオーソドックスが、適度に矯正されて、ほどよくいい感じの句が詠まれるようになっている。
繋げ易い句が一度提示されるやいなや、各寺社の紙帯は、また滑らかに滑り出す。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-25 09:30:42
42205文字
会話率:30%
異世界に転移した。異世界のテレビの中に。
そして、俺の手のひらにはリモコンが用意されている。
魔法使いの女の子に小型テレビを抱えて貰いながら、俺はリモコンを駆使して無事元の世界に戻るために奮闘するのだった。
最終更新:2024-03-04 12:30:12
10139文字
会話率:54%
ある日突然私の目の前にあらわれた、推しに食事に誘われパニック。
これって夢なの?現実なの?
テレビの中のスターと一般人のOLのラブコメディー!
最終更新:2024-02-28 19:23:28
3112文字
会話率:41%
世界を脅かす悪。
人々の夢、希望、平和、笑顔、様々な尊い物を奪う怪人達。
そんなテレビの中でしか、画面の向こうにしか存在しないような悪が現れ、そしてそんな悪と悪に立ち向かう者達が繰り広げた死闘の末に悪を打ち破った英雄達。
しかし、その
勝利には1人のヒーローの犠牲があった。
そんなヒーローが目が覚めるとそこは....
人々が絶望に涙を流す時、悪との戦いに幕が降ろした英雄の新たな戦いの幕が上がる!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-12 12:00:00
18981文字
会話率:41%
その日、私はあるテレビ番組を見ていた。
テレビの中の4人組は、目の前にある物をがむしゃらに食べていた。
理由は分からなかったが、私は彼らから目を離すことができなかった。
やがて、母が何気なく溢した言葉によって、その理由が分かるまで──。
「あら、ダイエット特集? 珍しいもの見てるのね」
※この作品は小説投稿サイトノベルアップ+でも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-04 21:29:23
4014文字
会話率:27%
水原涼(みずはらりょう)。本年20だというのに仕事もせず、ゲームばかりしているいわゆるニートというやつだった。
自分はもうこのまま誰とも交流せず死ぬのだろうと思っていた。
だが、ある日1つのゲーム【ライフドリーム】を購入し、涼の人生は大
きく変わっていく。
【ライフドリーム】をプレイした涼の目の前には黒い渦が現れ涼をテレビの中に引きずり込まれたのだ。
そして目を覚ました涼が見た光景は、魔物、スキル、魔法がはびこる、まさにゲームの世界のような世界だった。そこで始まるサバイバル生活。
果たしてそこは天国なのか地獄なのかは分からない。
人生なんてつまらない。そう思ったことはないだろうか。
自分だけ不公平だ。そう思ったことはないだろうか。
もう疲れた…死のう…そう思ったことはないだろうか。
あなたの人生は誰のものでもない。あなたの人生です。
今1人の青年の壮絶な物語が始まる。
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アルファポリスでも投稿しています!
HOTランキング8位入りした経験あり折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-14 09:06:44
37776文字
会話率:29%
子どもたちの夢を育てるキャラクターショーは、イベントの花形。テレビの中から飛び出したヒーローやヒロインと触れ合える楽しいひととき。
そんな華やかなショーの裏側で、みずからの姿を表に見せることなくショーを支える人びとの活躍を描いてみました
。
具体的な年齢制限は設けませんが、お子様の目に触れさせるかどうかは保護者の方々でご判断願います。
もしかしたら夢が壊れるかもしれない描写が含まれておりますので……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-12 23:00:00
8907文字
会話率:24%
「くしゃみ」テレビの中では戦争が起きている わたしはそれを安全な場所で見ている 「FAKE / FACT」フェイクとファクトが混在する
キーワード:
最終更新:2023-02-10 19:34:54
403文字
会話率:100%
10畳ない一間にちゃぶ台を囲んだ4人の家族いた。
「ねぇねぇお母さん!お父さん!」
テレビに向かい合って座っているのは小学生の実(みのる)。
「コロッケってのは、肉より芋だ。精肉店のコロッケなんて邪道だ」
テレビに文句を言っているこの人
が俺の父親。
「あら、カニクリームコロッケですって。本物のカニかしら」
実の呼びかけよりもテレビのカニクリームが本物のカニかどうかの方が今は重要らしいのが俺の母親。
「わぁ〜美味しそう!これが有名な山村精肉のコロッケなんですね!」
そしてこの元気な声はテレビのリポーター。
さて、時として子供とは残酷なものだ。
好奇心ゆえに、
「ねぇねぇ、どうしてオジさんっててっぺんだけ髪がないの?」
とか、
「ねぇねぇ、どうしてオジさんは道で寝てるの?」
などと、平気で聞きにかかってくる。
だがしかし、俺は長男だ。弟であるお前の疑問は全て受け止めたいと思う。
さぁかかって来い弟よ!俺は兄として、峰山家の長男として、お前の全てを受け止めてやる!
・・・と、これが、(決して)貧乏(じゃない)峰山家の今月のお話。
「見てー!兄ちゃんがテレビ出てる!」
半分に切られていないまぁるいコロッケを頬張る実、
「やっぱりカニクリームコロッケはカニバサミがついた本物じゃないとね」
カニバサミを持ちながらコロッケにを食べるのが母親、
「やっぱりコロッケはジャガイモより肉だ。牛肉に限る」
肉汁の旨味を堪能しているのが父親、
「月刊スター発掘!好評発売中」
そして、この声がテレビの中の峰山家長男の俺。
これが、消して貧乏じゃない峰山家の来月の話だ。
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スター街道 ~決して貧乏じゃない峰山家長男の俺~折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-30 21:33:36
1679文字
会話率:47%
テレビの中で起こった悲劇
キーワード:
最終更新:2022-04-02 23:39:56
600文字
会話率:15%
広島に古くから伝わる昔話……。おさん狐と猿猴……。主人公山田瞬は幼い頃より祖母からよく見て聞かされた広島に古くから伝わる怪談昔話で御座います。
そんな怪談話を幼少期から聞かされていた山田瞬なのですが、2020年の連休が中止の謎のウイルス自粛
の中、YouTubeの動画を見ながら去年の、2019のクリスマス開けの日に、同業者の大島のオジサンから今アメリカや中国で恐ろしいインフルエンザや未知のウィルスが流行りつつあるから君もマスクを着用しなさいと強く進めてきたことを思い出し。早くから謎のウイルスが世界中に広まるかもしれない? と、予想をたてた大島のオジサンや、2019年の年末頃で、もう既に謎のウイルスが世界中へと広がる可能性があるかもしれないと? YouTubeの動画に投稿していた人達の事を思い出し驚愕!
そして去年の2020の除夜の鐘の音と共に起きた怪談……。大晦日におこなった掃除で見つけた古びた絵本……。昔祖母に多々読んでもらったことのある広島に古くから伝わる怪談昔話である。おさん狐の古びた絵本を何故か見つけた主人公山田瞬……。そして目を通すのだよ。でッ、その夜大晦日の特番の間合いで見たテレビの中に流れる。インスタントのカップそばのコマーシャルを見ながら。そのコマーシャルの中に登場をする男性のところに突然現れるお狐様の妖怪を見て、自分の許にも表れてくれないかと? 羨ましく思い邪念を絵本へと込める寝落ち……。
すると? 年が明けた新年の除夜の鐘の音の後と早朝に不思議な出来事が起きる。
と、いったところから始まる低所得の主人公と妖怪とが、謎のウイルスが世界中に猛威を振るう。謎のウイルス大恐慌の最中の、2020年の大晦日までの話を書いていく予定で御座います。
特に世界中に広まった謎のウイルス……。春の頃からの末端の生活者と呼ばれる者の販売業や世間を傍から見た日常の状態……。今年春に大変に流行った自宅での趣味を兼ねた。各インターネットの投稿サイトへの投稿などを簡易的ではありますが、皆様にコミカルに伝わればと思い筆をとりました。
だからホラーと言っても。ほとんど怖い話は御座いませんのおしからず……。
販売業と特にこの春から全国的に流行りをみせた。YouTube動画、インスタグラム、カクヨムさま等の投稿サイトへの話も簡易的ではありますが、書けたらと思います。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-25 06:39:09
127521文字
会話率:9%
「今晩のお天気は晴れ! しし座流星群がよく見えるでしょう」テレビの中にいるお天気のおじちゃんがにこやかに教えてくれます。
流星群は流れ星がいっぱい流れるんだって。じゃあ、お願いもいっぱい叶っちゃうかもしれない。
テレビを見ていた、正博(まさ
ひろ)くんは大興奮! お母さんにも教えてあげなくちゃ!
はたして、正博くんのお願いごとは叶うのでしょうか?
男の子とお母さんの日常の会話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-25 20:22:22
922文字
会話率:46%
目覚めると見知らぬ部屋。そして、自分が記憶喪失だと気付いた剛田 巴(女)。
そして、急についたテレビの中のイケメン天気予報士から
「君はこの世界の人間じゃない。そして俺はこの世界の神だ」と言われる始末。
天気予報士(自称 神)によると、
剛田巴のいる今の世界は彼が作った世界で、そしてこの世界の主人公である桜坂 日奈子のために作られたらしい。そして、巴がこの世界から抜けるためには日奈子の恋愛成就が条件。しかも高校卒業までに成就しないと、時間が巻き戻って永遠モラトリウムフラグ。
この世界に不満はないけど、永遠モラトリウムは困る。大人になりたい。
剛田 巴が、主人公のために恋のキューピッドやりましょう。
しかし、候補者は、覆面が趣味のお掃除&節約狂い、初恋拗らせ系男、沸点の低い爽やかヤクザに、コミュ障御曹司、バカなふりをする腹グロ男。
神様よ、もっとまともな男はいなかったのか。
よし、今から恋のキューピットするからお前ら大人しくしていろ!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-13 23:57:10
71821文字
会話率:42%
テレビの中の「彼女」に惚れた。何でもない、ただのファン。
そんな「うち」が、初めて足を踏み入れたライヴハウスの夜。
ビックリするような奇跡が訪れました。
長編小説「フラッシュ」のサイドストーリーです。
https://ncode.syose
tu.com/n8180ef/
(「フラッシュ」をお読み頂いてからの方がより興味深いと思いますが、本作単独でも分かる内容になっております)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-31 17:26:08
13151文字
会話率:26%
どうしょうもないことは、この一生にどれくらいあるだろう。正義を守るヒーローは、あの頃のテレビの中、ヒーローでしかなかったのか。大切にしているものを、奪わないでほしい。朝を奪わないでほしい。
最終更新:2020-10-10 01:35:09
416文字
会話率:0%
自称ご当地ヒーロー「サウザンド・ソルジャー」こと田中正義は、昼飯のチャーハンを噴き出した。
テレビの中で「正義のヒーロー」っぽいヤツがケンカをしているではないか。
のみならず、そいつは容赦なく街を巻き込んでいる。
あってはならない光景だ。
こんなのはヒーローではない。
ただの「破壊者」だ。
一刻も早く排除せねばならない。
そして自分こそが真のヒーローであることを宣言するのだ。
チャーハンを食っている場合ではない。
田中正義は自作のスーツに着替え、家を飛び出した。
バイトはバックレてもいい。
誰が真のヒーローなのか、そろそろハッキリさせねばならない。
正義の行使者たるヒーローは……ヒーローは自分だけでいい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-21 23:58:01
36381文字
会話率:38%
なろうを読んでる、もう1人の俺へ。
自分がそろそろ特別じゃ無いって気づき始めたか?
テレビの中じゃ同年代の奴がオリンピック出てたり俳優やってたり輝いてるのに、俺はコンビニのレジバイト。何やってんだろって、すげーへこむよな。
なろうを読
んだら誰だって勇者や王様になれてモテモテだ。でも現実では、「通行人A」が良いところだ。それどころか、ミスして店長に怒られて、「バイト_バックレ_スレ」で検索したりしている。
何か始めなきゃって思って、小説を投稿しても、誰にも評価つけてもらえないし。やっぱり才能なんて無いのかなって不安になる。この世界に、俺、必要?ってよく考えてたよ。
でも…。でもさ。
こんな凡人の俺でも異世界で誰かを救うことができたんだ。大丈夫。こっちの世界でもやっていけるよ。小説で賞を取るとか、でっかい夢が叶わなくても、また夢を見つければ良い。「80歳まで小説を書き続ける」とかね。じーちゃんがなろう書いてたら、絶対面白いよな。
これは俺が、異世界で「人気小説家になる」までの話だ。向こうで書いていた日記をもとに、こっちに帰ってから書き起こした。なるべく忘れたく無いっていうのが一つ。あと、誰かがまた夢を持てたらいいなって思ったんだ。
じゃあ、また。
コンビニの休憩室で
T折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-30 18:00:31
491文字
会話率:0%