高校1年生の梅雨時。親の出張で一人暮らしを満喫している平々凡々の僕は、とある雨の日、顔の良すぎる隣人である鎖錠さんと出会う。
隣室の玄関前。ずぶ濡れで膝を抱えて座る彼女をほおっておけず、自室に招くことにした。
そこまでは良かったのだが、
「
好きにすれば」
と、濡れた服が気持ち悪いと脱ぎ出すは、シャワーを浴びた鎖錠さんに貸したパーカーにおっぱいは収まらないは、
無防備で、どこか自暴自棄な彼女にたじたじ。
翌々日には、どういうわけか学校にまで現れてお弁当を手渡してくる。
コスプレ不法侵入か? と言うと鎖錠さんは隣の席を指差す。
そこは入学時からの空席。不登校の生徒の席で――。
「鎖錠ヒトリ。よろしく、お隣さん」
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折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-02 08:10:00
48090文字
会話率:22%
僕の名前は黒瀬湊人。青春真っ只中の現役男子高校生だよ!さて、そんな僕には彼女がいる。名前は花宮加織。気怠けな雰囲気が特徴的ないわゆるダウナー系美少女ってやつなのかな?そして、そんな"りあじゅう"な僕は重大な事に気がついて
しまった。加織から『好き』って言われたことがないじゃん!!『好き』って言われたい!!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-22 11:44:56
6077文字
会話率:54%
使う全ての魔法が召喚魔法(ほぼ暴走)になってしまう魔法学園の学生と帝都の文委付番シリーズと呼ばれる秘宝を狙う怪盗の対決の物語。それは主人公が帝国のエリート教育を司る四校の成績トップで構成される秘密学生結社に紛れ込んだことから始まった…日本
の大正時代を思わせる世界に魔法をぶち込みました。
世界大陸の東側を支配する古き帝国の都には国家のエリートを養成する四つの最高学府が存在した。
皇族貴族の子弟を預かる修学館。
軍人を養成する帝国士官学校。
魔術研究の中心である魔導院。
官僚やビジネスエリートを輩出する帝国大学。
それぞれの機関には予科(付属高等学校)が設置されてエリート達の登竜門となっていた。
護尋慶三郎はその内魔導院の予科である魔導学園に通うエリート…の落ちこぼれだ。使う魔法が自分で意志を持って暴走する奇妙な能力に目覚め、その他の事でも脇道に逸れた彼は進級時のクラス替でその現実を突き付けられてしまう。
そんな時主人公は学園名物の天才魔術師に金曜会と呼ばれる四つの学校で最も優秀な学生で構成される親睦会、金曜会の今期のメンバーに選任されたと言われる。魔導院での希望のコースへの進級と引き換えにそれを承諾した主人公は悪役令嬢風お姫様、高性能脳筋軍人、ダウナー系美少女とかなり個性的なメンバーと出会い怪盗や妖魔と対決しながら古い帝国の裏側を覗き込んで行く。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-20 08:00:00
41214文字
会話率:44%