世界に存在する御伽話のような存在、特殊能力者。
普通の人間には耐えられない強大な力を持つ彼らは、その能力をときには善に、ときには悪に使いながら、今日まで人として、生きてきた。
その1人である少女、マチルダ・スカリターは「超越」の能力を持つ
。
過去彼女のみで一国を壊滅状態に陥れたことから、“破壊の怪物姫“と呼ばれ、世界三強の1人として恐れられていた。
しかし過ぎた力には代償がつきものだ。
彼らは力を使う代わりに、暴走を引き起こす。
それを食い止めるのが、特殊能力者の対となる鞘という存在。
彼らはただの人間であるが、それぞれ対となる能力者にのみ暴走を抑える等のことができた。
その方法はキス。
「他国の国王に拉致同然で嫁がされて、尚且つ、好きでもない男とキスしなきゃいけないなんて、嫌だ!ぜーったい、嫌だ!」
「ガハハハハ!諦めろ、マチルダ!其方は私と夫婦になるのだからな!」
「誰がお前みたいな筋肉だるまと結婚するかぁ!」
これは、無理やり他国へと嫁がされた姫が脱走を繰り返し、鞘となる国王との愛をなんだかんだで深めていく物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-15 00:00:00
27386文字
会話率:24%
炎の女神エイデアリーシェを崇める国フランマテルムで、女神の巫女(リーシェン)であり女神の紅き剣であるカリタリスティーシア。
男神エイディンカを称え、神の巫覡(ディンガー)を最高の栄誉と地位としているグラキエス・ランケア帝国において神の巫
覡であり、神の蒼き槍であるプリメトゥス。
帝国よりの侵攻軍、若き総大将プリメトゥスと迎え撃つカリタリスティーシア、自らをも破壊する能力を持つ二人の闘いはフランマテルムの街に多大な被害をもたらすと思われた。戦うしか能力の使い道がないと蔑まれ続けたにも関わらず、自らを犠牲にしたカリタリスティーシアの献身や彼女の率いる私設騎士団員の犠牲により、エイディンカの神力を阻む結界が築かれた。それにより帝国の侵攻軍は撤退を余儀なくされ、国への侵略を長い年月阻まれる事となった。
神の権威を欲しいままに増長したフランマテルムの女神神殿の神官たちは、次こそは我々が…と先代とは違い侵略侵略を良しとしない、今や皇帝となったプリメトゥスの治める帝国へと武器を向ける。
帝国の炎の女神神殿に所属する若き神編術師フィリオラは、女神よりの警告を天啓として受けた、と皇帝プリメトゥスへ面会を求めて皇帝側近武官の前に現れる。
フィリオラを見て驚く皇帝側近武官にフィリオラが言った言葉は「久しぶりね」であった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-14 20:00:00
149772文字
会話率:34%
神代の最後を飾る十二人の王。その一人に選ばれた少年――ノートは、ヘンテコな魔法使い――ミナーヴァと出会い、様々な事件に巻き込まれながら、理想の王道とは如何なる物なのかを模索することとなる。
最終更新:2023-10-05 14:20:49
105128文字
会話率:60%
日本でヒーローに憧れていた少年東城黒斗はとある事情から今までいた世界とは全く違う環境の世界へと謎の天使によって転移する。
その世界は魔法が存在する場所で偶然女王を助けてその後通りすがった魔法使いシルビアやその祖母カリタに住む場所を貰い
、世界に適応するために修行をつけながら魔導騎士団に入団する。
様々な出会いをしながらノアの方舟と言う過去に最高級の成績を残した騎士団を復活させ、タルムード帝国や世界を守るために奮闘する物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-15 02:39:58
937413文字
会話率:44%
恐妻家
鳥が憂鬱にさえずる。食卓にならぶのは、味噌汁、白米、漬物以上である。私の箸をもつ手が震えている。否、箸が震えているのかもしれない。ありがたい朝食である。震えているき
ゅうりの漬物を、申し訳なさそうに、ガクガクする上顎と下顎の間にある穴に、運び込む。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-09 16:34:19
1964文字
会話率:0%
高校生のカリタは、ゲーム雑誌にて新作VRMMOの記事を目にしていた。
その時は忘れていたが、幼馴染のミキと雑談しているときにゲームの存在を思い出す。
話の流れのまま、二人はそのゲームをやることになった。
リアルに感じられるファンタジー世界
のゲームに面白さを感じる二人だが、そのゲームには大きな欠点があった。二人以外にプレイヤーがいなかったのだ。
このままではすぐにサービスが終了してしまう可能性が高かった。
そこで二人は流行りの動画サイトでプレイ動画を配信し、ゲームを宣伝しながら遊ぶ事にするのだった。
そんなあらすじですが基本的にただダイブ型VRMMOっぽいもので遊んでいるだけのお話です。
残酷な描写ありは保険です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-04 21:54:46
230407文字
会話率:42%
不運の事故により命を落とした主人公。
そして彼は、生前ハマっていた異色な話題作である恋愛RPG〈Caritas《カリタス》-救いの手-〉の登場人物で、敵組織のキーパーソンかつ必ず死ぬ上に報われない悪役娘が気になっていたままだった。
そして
主人公はなぜか、必ず死ぬ敵組織の幹部で悪役かませな[暗黒戦士ジルバー]に転生してしまった!
――もしかしたら、[悪役娘]を救えるチャンスなのでは…!? と逆に熱意が燃え上がり、彼女を連れて組織から逃げ出した。
しかし彼女はキーパーソン…。どこまでも死亡フラグが追いかけてくる…!!?
絶対フラグをへし折り続けてやんよ!!と決意した主人公の、まだ見ぬハッピーエンドを勝ち取るため奮闘していく物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-07-22 04:59:12
27240文字
会話率:21%
すべての国民が魔力を所持しているカリタリアと呼ばれる世界の中で、 一人の少年が世界を変える。ざっくりいえばこんな感じです。心が歪んだ少年と、傷付いた心を抱えて生きる少女が、その瞳に映すのは、善か悪か。
出来損ない、と呼ばれた少年が心に秘
める、たった一つだけの誰にも言えない秘密とは。
彼と彼女の出会い、これを運命と言わずして、なんという?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-01-06 01:24:26
7686文字
会話率:13%
カリタの通りに小さなアトリエを構える若き画家、セインには「人の心の声」が聞こえるという特殊な力がある。その力のため、人の輪から背を向け内にこもりがちな彼の前に、ひとりの少女が現れる。
素直で清廉な雰囲気を持つその少女、ミルフィーユに彼はどん
どん惹かれていく。そんなふたりを見守るセインの若き義父、エドガー。だが、エドガーにもある秘密と複雑に絡まった過去があり・・・
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-05-04 12:00:00
109560文字
会話率:34%