最初はThe Stalinの曲名をタイトルにしていたのだが、チンコロされたら面倒なことになるかもと、咄嗟に考えたタイトルに差し替え、冷静な判断力と実行力を持ち合わせていることを証明した人物の書いた文章。
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最終更新:2023-11-03 03:48:34
2119文字
会話率:0%
「このぺてん師めが!」
白昼。宮殿の私室で、吐き捨てるように宣言した婚約者……第三王子のバル殿下。その直後、鎧兜姿の衛兵達が私を囲んだ。
「御実家までご案内します」
衛兵の一人がそう告げたときには、殿下は私に背をむけていた。
手も足も、口さえだせないままその日のうちに実家へ連れられると、門番が私をのせた馬車をとめた。
「我が主君から、出戻りの娘などは当家に存在しないという言葉がありましたので」
門番の説明が、私を凍りつかせた。
自分でもわかっていた。王子の婚約者という地位を守るために、他人を陥れたのだから。誰もが私を恐れるのが快感ですらあった。いまさら報いを恐れても手遅れだ。
馬車からも実家からも放りだされた私はあてもなくぶらぶら歩き、いつしか川を見おろす崖まできていた。小さなころ、家族でピクニックにきた場所だ。
皮肉な気持ちを噛みしめながら、いっそ身投げしようかと思っていたとき。
一人の青年が、剣をたずさえやってきた。青年は私を無視して隣にたち、おもむろに剣を抜くと……沈みつつある夕陽を横一線に斬った! ように見えたのは錯覚だった。でもたしかにそう見えた。
「ふむ。まあまあか」
青年は抜き身の剣をためつすがめつそうつぶやいた。
「あのう、もし……」
勇気をふるって、私は声をかけた。
私の受けたざまぁは、ここから逆転する。
※カクヨムで先行連載中です。
https://kakuyomu.jp/works/16817139559100472444折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-30 18:40:17
100889文字
会話率:56%
「君には、ぼくがぺてん師に見えるのかね?」
「大いにそう見えるとも」と彼。
『国家(上)』、プラトン著、藤沢令夫訳、岩波書店、1979年。
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最終更新:2022-04-01 20:02:24
12908文字
会話率:22%
喜怒哀楽に満ちた人生を、すべてのひとが望むわけじゃない。
退屈な平穏を、願う声もあろう。
得るものなければ、痛みもなし。
最終更新:2022-01-20 00:00:00
428文字
会話率:0%
世の中に約立てようと真面目に研究してきた男が、ぺてん師と呼ばれ、社会から摘まみ出されてしまう話。
最終更新:2021-04-04 10:36:41
11642文字
会話率:68%
霊感探偵を名乗る美形の霊能力者榊光明。
今日も彼のもとで若く美しい女性の除霊が行われた。しかし、彼は霊感を全く持たないぺてん師だった。
除霊の後、助手の小日向すみかに語られる除霊の真実とは?
最終更新:2018-07-11 23:03:06
13167文字
会話率:69%
ある日突然起きた出来事
そして突然やってくる出来事
そして突然やってくる恋の話
最終更新:2017-09-17 18:38:01
433文字
会話率:10%
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僕達の恋愛は嘘の 「好き」 で出来ている。
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最終更新:2017-04-08 13:42:53
441文字
会話率:0%
現代の日本には魔法がある。
そんな魔法が当たり前にある世界で、魔力なんて持たず、しがない喫茶店の店員をしている私。
そんな私の元へ訪れる『彼』は不思議な力を使う偽物の魔法使いだった。
最終更新:2016-11-15 13:34:21
10927文字
会話率:36%
俺は生きる、ただそれだけ・・
最終更新:2015-08-27 22:07:17
666文字
会話率:50%
色を失う時は自分が消したいと願った時だ
でも、なにを伝えたかったのか私はわからない
伝えられずに、駄作がまた増えただけなんだ
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最終更新:2015-08-18 21:53:28
403文字
会話率:0%
医学部を卒業し『医師国家試験』ライセンスを取れば医師"お医者さん"である。
だが…
『医学部卒業』
『医師国家試験合格』
それ以外の道を辿り医師を名乗ってしまえばどうなるか
医学部に対しての嫉妬
医師というステ
ータスに替わるもの
…あったらどうするか
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-08-27 13:48:40
10714文字
会話率:30%