主人公は身体も弱く、運動神経も良くないため、皆からバカにされていた。
スポーツをすれば、無様(ぶざま)な醜態(しゅうたい)をさらして、クラスメイトにあざ笑われる毎日だ。
そのため、心の方にも影響が出て、暗くて臆病(おくびょう)で、ウジ
ウジとした性格になってしまった。
クラスメイトは、ますます主人公をあざ笑わらい、仲間外れにされてしまった。
集団で無視をすると言う、もうそれは虐(いじ)めだ。
妹はそんな兄に、我慢が出来なかったのだろう、誰かに嫌なことを言われたのだろう、主人公を毛嫌いするようになってしまった。
主人公の両親も、徐々に主人公を無視するようになっていった。
あまりにもウジウジとした性格だから、イライラが止まらなくなったんだと思う。
そんななか主人公は、異世界へ転移してしまう。
可愛い女の子に見つけてもらい、何とか生活をすることが出来ることになった。
スキルもレベルもない異世界ではあったが、主人公の肉体の弱さや運動神経の悪さが、劇的に改善されて、見違えるほどの素晴らしい身体へと変わっていた。
主人公が、死ぬほど手にしたいと思っていたものだ。
一度だけでも良いからなりたかった自分だ。
身体の好調が気持ちも引き上げてくれて、主人公はもうウジウジとはしない。
恵まれた身体能力を生かして、異世界を思う存分(ぞんぶん)に駆け抜けるぞ。
女子はもうキモイとは言わないんだ、それどころか「お嫁さんになりたい」と言ってくれるんだ、それに応えようじゃないか。
ふふっ、僕の身体は健康そのものだ、まとめて面倒をみてやるよ。
思い込みも含めて、主人公の幸せな異世界での物語が始まります。
※エッチなシーンは少しだけある予定です。
※この《第一部、〈千年様〉編》が完了したら一区切りとなりますが、 好評ならば続編も視野に入れております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-10 12:46:13
19850文字
会話率:24%
何者かになりたかった自分がいた。
18の冬、1人で隠れながらiQOSを吸った。何者かになりたい自分と、逃げる自分の葛藤から見えた新しい自分とは…
最終更新:2023-12-16 23:15:09
1115文字
会話率:0%
風間レイカは何にもしない何でも屋をしている女性。
彼女を雇っている、おまわりさんの黒田マサズミ。
レイカはマサズミの部屋に転がり込んで、
清く正しく一緒に眠り、
午前3時にレイカは静かに癇癪を起して、
身にまとっていた匂いをすべて洗い流して
しまう。
どの匂いが欲しかったのか、どんな匂いが自分に合うのか、
匂いを求めていく過程で、
どんな自分になりたかったのかが見えてくる。
レイカの求める香りとは。
彼女の求める香りはどうしたら完成するのだろうか。
この作品はカクヨムにも掲載しています。
個人サイトネギに降る雨からの再掲です。
http://negisystem.com/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-09 20:00:00
9219文字
会話率:8%
あの時の俺は、何でこの仕事に就くことを選んだんだろう…。
入職8年目の消防吏員「東亮一郎」は、自身の夢を見失い途方に暮れながら日々を過ごしていた。 自分がやりたかったことは?なりたかった自分は?災害対応をしながら、抱いていた夢を少しずつ取り
戻していく。そしてその先に見える将来の自分とは…。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-13 20:59:07
2002文字
会話率:33%
お世辞にも幸せな人生とは言えない一生を、そこそこ若くして終えてしまった私に待っていたのは人生のロスタイムを消化すること。人は誰でも生きていた間に享受できなかった幸せをしっかりと消化することができるし、それは当然の権利なのだとあの世の入り口の
案内人に告げられる。どんなご都合主義の人生でもOKだと言われ、私は戸惑いながらも自分がなりたかった自分、欲しかった幸せを妄想し始める。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-25 17:36:42
8909文字
会話率:54%
できない自分と、羨んでいるだけの自分に対しての美化が著しい。
キーワード:
最終更新:2020-11-08 19:13:48
627文字
会話率:0%
一九九五年五月。
モスクワで行われた対独戦勝五十周年パレードの最中、目抜き通りを行進していた旧ソ連時代のT‐34戦車が突如として爆発、炎上。
ロシア政府はこれをテロと判断し捜査を進めるものの、国家の威信を賭けた捜査は難行を極める。
ただ一つ
確かなことは、事件当時複数の人間が『何かを背負った犬』を目撃しているという事実だった。
時を同じくして、東欧諸国では謎の怪現象が頻発。
「深夜、大戦中の兵器が動いているのを目撃した」「何もない場所からキャタピラ音とエンジン音が聴こえた」といった噂が人々を不安に陥れてゆく。
一方、五十回目の終戦記念日を前にした日本。
高校二年の少女、宮坂由機は生徒会長として文芸部の部長として、忙しい日常を送っていた。
成績優秀にしてスポーツ万能、教師や生徒からの信望も篤い文武両道の才媛。
彼女はそんな周囲の評価に対して疑問を感じ始めていた。
「今の自分は、本当になりたかった自分なのだろうか?」
そして由機の幼馴染である不良少年・長谷川亮介は昔とはすっかり変わってしまった由機を遠くに見ながら、幼き日に思いを馳せていた。
そんな時、由機のクラスに一人の転校生がやって来る。
三宝荒神楓と名乗るその少女はズボンを履き、刀袋を持ち歩き、男言葉を話す、由機がこれまで見たことのないタイプの人間だった。
由機はそんな彼女を前に忘れかけていた亡き祖父の姿を思い出す。
息子夫婦からは煙たがられ、軍国主義の亡霊として近所の人々からも厄介者扱いされていた元戦車兵である祖父・機十郎の姿を。
やがて、少女達は巨大な運命の歯車に巻き込まれてゆく。
機十郎が形見として由機に託した刀の謎とは。
由機と楓の出会いが意味するものとは。
「久しぶりだな、由機……九年ぶりか」
少女達にとって忘れられない夏が始まろうとしていた――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-08 00:46:46
195765文字
会話率:43%
魔王vs英雄OnlineというVRMMO内で魔王にまで上り詰めた廃プレイヤーの少女がいた。
ある日少女が目覚めると、そこは城の中だった!?
どうやら寝る前までやっていた、ゲームとそっくりの異世界にトリップしてしまったようだ。
しかもその体は
人ではなく、ゲームでアバターにしていた人形の姿!?
それでも少女はなりたかった自分になれて大喜び。
「私≪人形姫エリスリーゼ≫として、この異世界で魔王になることにしました。」
決意を胸に今日も異世界で楽しい侵略始めます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-01 00:00:00
202073文字
会話率:48%
誰もがあの人のあんな才能や、ステータスが羨ましいな。
生まれ持った才能や、育った環境などが違えばあんな風になれたのだろうかな?
そう思う事があると思います。
いわゆる自分のステータスを自分の好きなように変えることの出来る世界…と聞くと、楽な
世界なのかなと思われるが、様々な努力や、苦難を乗り越え、なりたかった自分を自力で作り直す、そんなお話です。
初めて書いた作品です。
文法がおかしい所や、臨場感が湧かないなどがあるかもしれませんが、生暖かく見ていただけると幸いです。週一くらいずつ更新出来たらなと思っています。もしよろしければコメントや、ダメ出し等して頂けると幸いです。
よろしくお願いします。
R15とガールズラブは保険です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-01 11:55:39
14099文字
会話率:60%
いつも愛想笑いしている少年――杉本灯。
彼は、周りから「底辺」と呼ばれ扱われている。
それでも彼は、自分を殺しながら生きている
そんな彼に、世界を恨み諦める出来事が起きる。
その状況を作り出してしまった初めて自分を変え
たい、ふざけるなと思いながらも全ては手遅れとなってしまう。
そんな自分が嫌で、嫌で、恨みながら彼は海に飛び込み意識を失う……
そんな彼が、異世界で第2の人生を送り始める。
それは、なりたかった自分になるために、
本来の自分を取り戻すための少年の話。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-08-29 19:00:00
1303文字
会話率:29%
容姿、頭脳、運動神経が平凡、平均、人並みの人間、久保 正敏(クボマサトシ)。そんな自分を変えたいと願ってはいるが、具体的な努力をせずに日々を過ごしてきた。趣味であるネット小説を読み、自分も小説の主人公のように特別な存在になりたいと夢想しな
がら眠りにつく。目が覚めたとき彼がいたのは木々が生い茂る森の中であった。まさかと思いながらも「ステータスオープン」と唱えてみるとそこにはステータス画面が表示される。そう、彼は異世界に転移し、ありがちなチート能力【想像】の能力を手にした。
マサトシは異世界でなりたかった自分になるために異世界でなってみせると誓う。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-04-12 21:25:09
125786文字
会話率:38%
大阪で一人暮らしをする1人の女子大学生が、自分を取り巻く人々によって、新しい自分を手に入れ、かつてなりたかった自分を取り戻していく物語。世の中には色々な日常があり、いろいろな人がいる。彼女にとっての幸せとは…。
最終更新:2018-01-29 15:54:19
2640文字
会話率:26%
御伽市。
急開発によって未来都市へと変貌した『新街区』と、いつか見た懐かしい町並みを残す『旧街区』という二つの顔を併せ持つまち。
極めて無難に女子高生をやっていたわたしの元へ、秋の涼風に紛れるようにその日々はやってきて――わたしの前には何
人もの『ヒーロー』が現れた。
思い描いたモノになろうとまっすぐに走り続けて、なりたかった自分を手に入れた人。
そう在らねばと自分に強い続けて、英雄ということばをその背に負い続けた人。
絶対になれなくても、それでもと足掻いて、立ち上がって喰らいつき続けた人。
だから、これは強くて、格好良くて、優しくて。だけど時々、少しマヌケな――『ヒーロー』たちの物語だ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-02-16 13:36:41
262742文字
会話率:22%