厄介体質の不器用男とその仲間達による、藁しべ武器開発ファンタジー!
はるか北に真竜の住まいたる山脈を望む、広大ながら名も無き森林。
魔獣の跋扈するこの森を相手に、人の生存領域を押し広げんと募られた開拓者達によって、開拓の最前線となるべき集
落が築かれた。
集落の名はドゥーロン。ドゥーロンの里と人は呼ぶ。
このドゥーロンの里にて魔獣と対峙する役目を担う武装開拓者の中に、ザインという一人の男がいる。
人並外れて腕が悪い、という訳でもないこの男が開拓者の中でも最下級に留まっているのは、馬鹿真面目で正直過ぎる……いわゆる損な性格と、とある厄介な『体質』によるものだった。
だがある日、一人の少女の導きによって、ザインは運命の出会いを果たす――。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-11 21:01:13
71305文字
会話率:23%
昔、昔、はるか昔、妖怪、物の怪、魔物が存在していた頃。
人々は、暗闇に潜む彼らを恐れ、畏怖していた。
そんな時代に奇妙な出来事から話は始まる。
あるところに、名士の一族がいた。
その名士の一族は年々名を上げており、もうすぐその土地の有
力者に名を連ねるといったところでした。
そんな名士の一族でしたが、子供に恵まれず一人娘しか授かることができませんでした。
そんな一族に不幸が襲います。
鬼が近隣に出現し、名士の一族の一人娘が鬼に襲われたのです。
名士の一族はその鬼を命からがら討伐しますが不幸はここでは終わりません。
なんと鬼が娘に襲い掛かり、娘が鬼の子を孕んでしまったのです。
鬼と人間が交わるなど、まして鬼の子を孕むなど聞いたことがありません。
名士の一族は醜聞を恐れ娘を家にかくまいます。
そうして、月日が過ぎると娘は子を産みました。
その赤子は額に角が生えており、まさしく鬼の子でした。
名士の一族は祟りを恐れ、赤子を森に捨ててしまいました。
偶然か? はたまた必然か?
世にも珍しい鬼と人の子がここに誕生したのである!
ただの子供では生まれたその日に森に捨てられれば一日たりとも生きてはいけないだろう。
だが、鬼の血が赤子を幸か不幸か生かしてしまいます。
生まれながら生えている歯で地面を歩く虫を、地面に生えている雑草を、時には雨水を食らいました。
赤子は生き延び、二の足で地面を蹴り上げられるほどたくましく成長します。
さて、今回の物語は赤子が捨てられて200年という月日が経ったところから始まります。
鬼でも人でもないこの男、
鬼人。
彼の物語の始まり、始まり……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-22 12:00:00
9659文字
会話率:12%
顔がカッコイイ訳でもないこの男が何故? 女の子にモテるのか!?
僕は、内気で人見知りだから、、、。
女の子に話しかける事すらできない初心な男の子なんだと、、、!
自分自身よく分かっている。
まあ、見た目もカッコイイ訳でもないし、、、!
女の子には、一切モテない男なんだよ!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-02 03:00:00
1903文字
会話率:39%
あなたは、私の文句ばっかり!
私の職場に、何か口を開けば、、、?
私の文句しか言わない男がいる、、、!
彼の名前は 『石井 たくと』25歳、お調子者で愛想がイイ!
職場の人たちには嫌われないが、私には物凄く嫌われている、、、!
私の名
前は 『坂本 りな』22歳、私の彼氏でもないこの男が
私は大嫌い!!! なんなの!? 石井のくせに、、、!!!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-10-27 03:00:00
1941文字
会話率:65%