【あらすじ】
今から1300年前、突如出現した不治の病により、世界は二つに分けられた。非感染者の世界、左の国。感染者の世界、右の国。
右の国に住む少女エレノアは、逃げ出したい気持ちを抱えながらも現実を知り、変わらない日常を送っていた。
そん
なある日、左の国から一人の少女がやってくる。出会うはずのなかった二人が出会い、それぞれの物語が交わる時、変わらなかった日常が動き出す。
【以下、当作品の説明です】
全3話で構成される約12000字の短編です。
『物語はここから始まる』という終わり方をするので、苦手な方はブラウザバックお願いいたします。
9/21 1話
9/22 2話
9/23 3話(完)
19時00分投稿です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-23 19:00:00
11987文字
会話率:54%
人類にコンタクトを求めた異星人は、日中合弁会社の迎撃衛星サテライザー西木野に撃墜された。
生き残った異星人たちは外○人技能実習生並みの待遇でカイワレダイコンを作らされる。
「俺の人生カイワレダイコンを作るだけでいいのか……?」
と言ったかは定かではないが、異星人はサテライザー西木野をジャックし、地球への落下を企てる。
落下予測地点は日本列島。政治家や富裕層が我先に日本を脱出する中、逃げ遅れた奴らがいた。
彼らは人工知能搭載型変態自動車ハダリーに乗り、必死の逃避行を開始する。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-08 16:19:36
26365文字
会話率:41%
―「はい、転生完了」―
その様に美少女が告げた途端、私の体は肉便器へと化身したのである。…
私は榎本健太。通称エノケン。
44歳のサラリーマン―、変哲は無くとも、妻、中学生の娘と睦まじく暮らしていた。体脂肪率21%。趣味ヨガ。
ある
朝だった。通勤電車に紛れ込んできたブレザー姿の少女。彼女は私に痴漢をされたと誹り、途中下車させたのである。だが其処は記憶にもない無人駅であった。駅の内部はすでに異世界『肉便所』にすり替わっており、私は初めから誘い出された贄でしかなかったのである。
少女は魔王サロメと名乗り、地上から中年男性を攫ってきては『肉便器』と呼称する怪物へと化身させ続けているのを開陳した。『肉便器』は中年男性の頭部を残したまま、首より下は芋虫状の肉塊という異形の者である。且つ、残酷なことに知能は昆虫程度に堕とされた上、無意味に永らえる永遠の生を付与されていたのである。私もまた瞬間のうちに左腕を中心に肉塊化を付された。
―が、文字通り九死に一生を得、サロメから逃散した私は、地上への回帰を夢見、魔界『肉便所』を漂泊する。
やがて集うロープレ要素の強い仲間らと共にリベンジを誓うのだった。
キャラクター紹介。
・サロメ 悪魔らを統べる首魁。外貌は青い髪の儚げな少女である。元は矮小なサキュバス。三千年間かけて、男を狩るうちに大悪魔じみた魔力を宿してしまった黒呪術使いである。淫魔サロメにより創世された魔界の基本構造として、『悪魔は皆、見目うるわしい美少女・美女の姿をしている』という法則がある。
・ウリエル ショート桃色髪・貧乳スリム。両刃構造の大剣イスカリオテを駆使する女性剣士。両利き腕。エノケンの認知では年の頃、22〜24くらいの芳紀の人と見える。『少し目のやり場に困るビキニアーマーを着用し、背中に二枚の翼を生やしている』。エノケンにとっては、今のところ唯一の全面的共闘者であり腹心・相棒。肉便所と呼ばれる『地獄』の地図を所持している。
・ハスモダイ 元々はサロメと協働関係にあった月魄らしい。だが、いつの間にか肉便所内に幽閉状態へと陥っており、状況打破のためエノケンと同盟関係を結ぶ。ロング黒髪・爆乳ぼんきゅっぼん。魔女。『魔法使いの黒い三角帽子を被り、ウィザードローブを纏っている』。当然ながら魔法攻撃可能。エノケン認識では20代後半から30代前半の女性と見える。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-19 08:00:00
13370文字
会話率:9%
唯一の残った島はユートピアならぬでぃすとぴあ。
そこでは、青空を見ることは出来ない理由があった。ただ、それを知る者も、青空を見たことをある者もいない。ただ、暗い空の下で生活しているだけなのだ。
真実を知る者は居ない。
それは、きっと、青
空の彼方に居座るカミサマ以外にはね。
きっとね、笑い声が広がってるよ?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-02-17 11:20:06
20817文字
会話率:28%