「たぁッ!」
ヒュッ!
青年の持つ剣が相対する相手、彼と比べれば大男と呼べ…否、誰の目から見ても大男と形容されるであろう男の腹を薙がんと横薙ぎの一撃を放つ
「甘い!はぁぁぁぁぁッ!」
ガキャン!
音をたてて薙いだ剣が、触れれば斬れ
るであろう刀身で当てたにも関わらず大男の身体を切り裂けずに弾かれる
「ッ…<チカラ>による<障壁>か…!?」
<チカラ>…世界に満ちるなんらかの法則性をもったエネルギーの塊、有史以後この能力は人類の発展に貢献してきた。誰しもが使えるまさに無限の可能性をもったエネルギー…ただし未だそれは人類のみしか使えず無機物には宿すことはできても発生させることはできないというものだった…
「ッ!ヴァルセルトー!!!」
今の攻防で大男、ヴァルセルトが行ったのもその<チカラ>の操作による防御。通称<障壁>と呼ばれる類の防御用運用方法である
「ふ…甘い、甘いぞツバキ!」
現在2人はその<チカラ>を各々の得意とする運用方法で酷使しながらギリギリの剣戟を交し合っている
「椿!」
その彼の後ろで1人の少年…ツバキと、椿と呼ばれた青年が守らんとしている少年が叫ぶ
「安心しろ光輝、俺は負けない。お前を殺させるかよ…」
その光輝と呼ばれた少年…彼が、彼こそが狙われている存在で…
「馬鹿椿!俺のことはいい、だから…勝て!!!」
その光輝は応援するしかできないほどに、どこまでも…無力だった…
創造のリクリエイタ…光輝は果たして何者となれるのだろうか…さて、開幕ですよ
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-10-30 16:31:53
9517文字
会話率:70%
時は戦国、魔族が人々の治める国を平らげんと欲し、人間・エルフ・獣人・ドワーフ達が治める四つの国がソレに抗いながらも、隙を見て他国を併合しようとシノギを削り合っている時代。
そんな混沌とした時代の中、一人の若武者の出現により世界が動き出す。
最終更新:2013-09-12 16:22:55
8375文字
会話率:54%
日々の戦技訓練。〈西風の旅団〉のギルドマスター、ソウジロウ=セタは今日も、相棒との剣戟を繰り返す。橙乃ままれ先生作『ログ・ホライズン』二次創作SS。シリアスものです。
最終更新:2013-08-19 20:00:00
4687文字
会話率:6%
刀。
それは、その美しさゆえに、数々の者を魅了する、美術品。
それは、日本の冶金技術の高さを証明する、工芸品。
だが、その意味は、武器。その目的は戦闘、そして他者の殺害。
凶器ゆえに、鈍く光る銀の煌きに魅せられるものは数知れず。
だけど
も、八島大輝の元へ現れた日本刀は、少し違っていた。
人の言葉を喋り、大飯喰らいで、バカっぽい、狐の尻尾と耳を生やした女の子だった。
その銘は、小狐丸葛葉。
刀剣譚。
最高の剣を決める、刀剣たちの宴へ、ようこそ。
さあ。最後の一振りになるまで、斬り合いましょう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-04-10 17:50:31
112448文字
会話率:39%
織田家が統治する神州国。安定した日々の中で起こる難事件に対して、特派と呼ばれる衆が解決する。そんな話。
異能の武器を入れたローファンタジーもの。とりあえず思い浮かんだので書いてみた。
最終更新:2013-03-06 12:38:27
6017文字
会話率:46%
舞うように踊る剣。ぶつかり合い、剣戟の音が何度も響き渡る。呼吸さえも戦いのリズムの中に組み込まれ、二人の戦士が刃を交える。その戦いの先に待つものは……。
※自分のサイトでの掲載、及びリンク先投稿サイト様でも掲載しています。
2011年
冬頃の作品。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-12-10 00:00:00
9552文字
会話率:13%
戦争だけは変わらない、どこであっても。
陸軍に所属する柏啓次は新型兵器・強化外装骨格の装着者としての命令を受け、遠い異国の地へと派遣されることになる。
そこにあるのは岩と砂、銃弾とテロリスト、そして策謀と野心。
一兵士が、仲間と共
に戦場を駆ける。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-07-21 02:00:23
34606文字
会話率:41%
【希望の星】……それはかつて起こった戦いにより、【堕怪】と呼ばれる魔物が跳梁跋扈する……名とは裏腹の星。
剣戟が響き、魔法・気法という超常現象が飛び交い、幻想の中に語られる種族が溢れる星。
そんな世界に……【蒼髪の女神】は舞い降り
る。
星の人々の希望となるために。
……という感じで話が進む、ファタジー系オリジナル作品となっております。
王道RPGのようなノリを意識して書かせていただく予定ではありますが、いずれカオスなノリになる可能性があります。
以前から書き溜めてはいたのですが、色々あって今までかかってしまいました。
更新はそこまで早くないとは思いますが、もし気に入っていただける部分があり、楽しんでいただければ本当に幸いです。
それでは、よろしくお願いします! 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-06-24 21:18:18
83103文字
会話率:29%
※リメイク化準備中。新規小説として再開する予定です。公開できた際には、この小説は削除する予定です。
――その前に、ある■■■■の話をさせてほしい。
それはあまりにも当たり前で、しかし一定を超えてしまえば異常であって、酷く醜く気持ち悪
いソレは生まれてしまった。
生まれる場所を、時間を、状況を間違えてしまったのだと誰もが口を揃えて叫び散らす。生きるが罪。存在が災禍。誰も望まれなかった。しかし世界は、ソレの死を嫌った。
死ね。死ね。死ね。殺意の呪言はいつしかソレにとっての祝詞へと変わっていった。
万象、一切合財塵も残さず絶滅してしまえ――ソレがそう思い至るのも必然。ソレは自らを最底辺の劣等種だと信じて疑わない。何もかもが眩しくて、煌めいていて、壊したくて堪らない。
ソレは深淵。ソレは超深奥。ソレは唯我。ソレは、■■。
本題だ――ある神楽の話をしよう。この神楽がいと雅と見られるか、いと醜悪と見られるか、それは烈士達の舞に委ねられる。
幕府が成立して三百年、平穏が掻き消え始めたのは六十余年前のことであった。
今や乱世――山賊、海賊、辻斬り、更には妖魔が横行跋扈する時代。町村外での殺しは法では裁けない。
力無き者は何も守れず奪われ殺される。これは一般。これが普通。
領間の衝突なぞ簡単に生じ、勝利領は敗北領の金品や武具、女といった戦利品を持ち帰り、戦果によっては宴を開く。結論、蹂躙して悦ぶ馬鹿者が圧倒的に巣食っているのだ。
皆全て、海外諸国との外交により外来の技術を貪欲に取り入れた幕府の出過ぎた意向が原因である。
堕ちた極東の国。形式上、幕府が治めし“神の住まう国”――神は必要か?――
国の名は“神州”――“神州高天原大八島国”
力が全てのこの国で、真に恐ろしきは人か、妖魔か、はたまた別の何かか。
これより、鮮烈なる神楽が幕を開ける。演目は『紅蓮天照烈士之神楽』
天照の下に集い、神州屈指の益荒男達は烈士として舞い踊り、咲き歌い、散り奏で、艶めく演じて、紅蓮の如く生きていく。
さぁ、前座は終了。拍手喝采の準備はよろしいか――。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-05-25 04:19:36
198380文字
会話率:48%
高校卒業間際に首相を斬り捨て己が腹を切つて死ぬる少年、黄泉の國へ行くもあはれ地獄へも入れず異世界へ誘はれ、輪廻を彷徨い、女子(をなご)姿と成つて突貫し、赤髮少女と出會ひ、先生々々とゐつて赤髮少女に慕はれるが、赤旗と共産主義によつて貴族主義
者の魔法使ひ――魔術師――を打ち倒し、階級を打倒せしめんとする赤髮少女が爲に宿敵同士と成りて、己の心は櫻色のやうで赤髪少女は朱色のやう、と思ひつゝ、何が因縁か先生と教へ子同志にて鍔鳴らし刀を振るひ、斬り結ぶ。
と云ふドタバタ美少女ラブコメディー、始まります♪
『Arcadia』なる所でも同じタイトルでやってます。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-11-08 23:49:45
139289文字
会話率:8%
竜のいる世界、イディン。
ラスタバン王国の都ティムリアの港で陸に上がったシーリア(海の民)の若者アシェルは、王宮付き調達人として、親方エナムス、仲介人元締カラックと共に食材調達の旅に出る。
背後で国家間陰謀が動き出す中、竜との出会いが彼らの
運命を大きく変え、長閑な旅は、次第に不穏な空気を帯びて行く。目的地の隣国に着いた時、ついに大きな事件が――
大体近世あたりの文化水準で、魔法は無いですが、空中船やら機械兵などが出てくる摩訶不思議な世界。登場人物がほとんどオヤジというハードファンタジー。
●後日談「竜石の一日」追加掲載
(初出:2010/7GREEサイト内コミュ電メ名義より転載・2011/5エブリスタ・ヒラK名同)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-10-03 13:37:14
237080文字
会話率:43%
時は明治二年。榎本武揚率いる旧幕府軍との戦いに備え、北上する新政府軍艦隊。その旗艦『甲鉄』に乗船する佐賀藩士・古賀千之助は、ある日雑巾に足を滑らせて転倒し、頭を打つ。次の瞬間、彼が見たのは……。菊の紋の下に新時代を切り開かんとする者達と、葵
の紋に忠を貫く者達。双方の艦に宿る戦姫たちは、何を信ずるのか……?(注・残酷シーンとギャグシーンの落差が激しくなると思います)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2009-12-27 00:12:31
24966文字
会話率:40%
1797年進水、数多くの激戦を勝ち残り、200年に渡ってアメリカを見守り続けてきた船が、116年ぶりの航海に出る。“彼女”の目に、今の海はどう映るのだろうか……?日本の三笠、イギリスのヴィクトリーと並び称される『世界三大記念艦』の一隻にして
、今なお就役中の帆船にスポットを当てた艦魂小説です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2009-02-20 23:20:08
10409文字
会話率:37%
ある夜。魔道師たちの住む里に、邪悪な魔の手が奇襲をかける―――。その目的は、大賢者の館に保管されているあの力だった。そんなことも知らない、ある村に住む少年ソウルは、剣術の修行に明け暮れていた。しかし突然、暴走した火山へ調査に行った父親が行方
不明となってしまった。少年は捜索を決意するが・・・?少年を待ち受ける運命とは・・・?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2009-04-15 22:51:53
28106文字
会話率:42%
準決勝直前。極限の緊張感と戦う青年の前に現れたのは……
最終更新:2009-04-04 16:18:15
2500文字
会話率:42%
三日月の夜、決起開始――悪政を正すために立ち上がった者たちのその生命は、その意志は、次なる世代へと紡がれていく……彼らの選択を無駄な徒労と思うだろうか? ★国内図MAP公開★ (本サイトの外伝掲載を転載)
最終更新:2009-02-10 23:09:25
56113文字
会話率:41%
個性あふれる従業員たちの、重なり合う事情や思惑。和洋の魔術が入り乱れ、剣戟と拳が鎬を削る戦い。そんなさまざまな問題に立ち向かう主人は、そのたびに頭と体を酷使し、なおも前に進んでいく……だが一番の問題は、客の少なさである。 ――それは不思議な
宿屋主人の、日々徒然なる気苦労日記。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2009-01-04 14:50:57
622767文字
会話率:50%
黒鈴の御遣いにして薬屋にして女衒――大和黒純。腰に提げるは二尺三寸一分の妖刀「凶歪」。呪を病んだ人々へ、魔境の薬を届けよう。妄念に囚われた薬売りの、それは決して美しからざる物語――
最終更新:2006-09-02 01:02:11
13024文字
会話率:13%