死んだ者の魂は、月に乗って死者の国へと運ばれる。故郷の港以外から月の船に乗り込む事は出来ないため、魂の宿った骨を故郷の海に沈めることは、世界各地を経巡る海の男たちにとっての悲願だった。ややダーク風味な中世ヨーロッパ風幻想譚。
◆本サイト「雨
の庭」からの転載。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-04-29 21:30:15
13847文字
会話率:35%
辺境伯ルシエンテスの領土は、大半が深い森に覆われている。森の奥の滝は水妖の領域であると、里の者は滝へ行くことを禁じていた。ある夏の午後、領主の息子ガスパールは道に迷い、滝壺で一人の妖と出会う。ガスパールは彼女に心惹かれるが、人は治水をめぐっ
て水の一族と対立していく。中世ヨーロッパを舞台にした民話調の幻想譚。
◆本サイト「雨の庭」からの転載。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-04-21 21:57:30
15358文字
会話率:44%
旅の途中、少年達は盗賊団に襲われ、母と妹を連れ去られてしまい、
少年自身も盗賊により致命傷を受け絶命してしまう。
絶命したはずの少年が目覚めると、そこにはローブを纏った怪しい女性が佇んでいた。
そして、少年はローブの女性の手で魔剣にされて
しまった事を告げられる。
少年は選ぶ。魔剣となり。連れ去られた大事な人を助ける事を
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-04-25 21:03:18
38232文字
会話率:24%
―――たとえ華が散ったとしても、私は貴方を愛し続ける……
不可思議な事件が勃発する、ある寂れた町。そこに暮らす少女――千珠神楽。化け物に襲われた神楽は、二人の和服姿の男に助けられる。二人は、自らを“妖”と名乗り、神楽を守るために来た、
というが――
“妖の世”と呼ばれる場所で紡がれる、華のように儚く切ない、恋の物語
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-04-23 20:00:00
82754文字
会話率:40%
夜の平安京を一人で歩いていた安倍晴明は弱虫・泣き虫・意気地なしで、まだ陰陽師としての才能もなく、突然現われた鼬の物の怪に襲われて腰を抜かして怯える始末。
そんな晴明を救ったのは同い年の少年の陰陽師、村主崇慧だったが、崇慧は鼬を退治すると
気を失った晴明を当然のように放置して姿を消した。
それから数日過ぎたある日の夜、崇慧が鬼を退治している場面に出くわすと、その退魔行を晴明がやったことにし、今後は手伝いもしろと脅迫してきた。
ものすごく嫌なのに文句が言えない晴明は、渋々それに付き合うことになり……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-04-19 21:06:32
83242文字
会話率:41%
あなたは永遠があると思いますか? それをただの言葉だと、思ってはいませんか? 永遠に憧れるその心が、美しく思えたりするだけだと、決めつけてはいませんか?
沈みゆくこの島でも、毎年かならず夏は訪れます。蝉はどうしようもなくうるさくて、強い潮
風にあてられると髪はすぐにちぢれちゃって。
その一つ一つは、玻璃(ガラス)を通した景色(キオク)の欠片。
たとえそれが砕けたとしても、その一粒一粒は、絶対になくならない原子の証。
この世は原子の万華鏡。覗くたびに模様の変わる、思い出の残照。
だから傷ついたりしないで。すくい上げたその砂は、握ってしまえば落ちるけど、でもなくなったりはしないでしょう?
逆にわたしはあなたに訊きます。
子供ノコロニ 見テイタ世界ヲ アナタハ今モ 憶エテイマスカ?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-04-19 20:28:51
15539文字
会話率:26%
きっかけは一枚の古びた地図。未知なる至高の宝を目指してトレジャーハンターの二人組は南国の島へ飛び立った。
そこで一人の少女と出会いながら、二人はお宝に少しずつ近づいてゆく。
それと同じ頃、同じ島で怪しい連中が動き始める。
自称、世界一のト
レジャーハンターと一人の少女と未知なるお宝、さまざまな人々と思惑が交差する冒険譚。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-04-15 17:00:00
21849文字
会話率:41%
英雄・勇者になって女の子にちやほやされる生活に憧れるコノハは、いよいよ田舎村から冒険に出かける!
目指せ!勇者!モテモテ人生!
最終更新:2012-04-10 23:06:19
1143文字
会話率:37%
グランバニア大陸に激動の時代を迎えた。シャナ王国、セントレイズ帝国、バーゼット皇国の3ヶ国による覇権争いである。そして、シャナ王国に転機が訪れた。元高校生、東條和真が異世界に迷い込んだことである。やる気ないが、悪知恵ならあり!中世三国志版軍
師諸葛和真に策はあるのか!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-04-10 13:00:00
325024文字
会話率:30%
主人公の”俺”とその後輩”織瀬”の、恐ろしくも馬鹿馬鹿しい、有り得ないけれど有り得てしまったちょっと不思議な話の集まり。
最終更新:2012-04-09 02:19:01
3536文字
会話率:23%
本家で行われる生贄の儀式のため、生贄となる従姉妹と今生の別れを交わすために本家を訪れた分家の青年・朝霧(あさぎり)は、当の従姉妹に嵌められ、気がついたら自分が生贄にされていて…。鬼と青年の恋物語。
最終更新:2012-04-08 20:54:01
18096文字
会話率:38%
ある出来事をきっかけに彼らは世界から飛ばされる。 そして行き着いた先は……異世界だった! そこでは彼らは勇者と呼ばれたが……
辛い過去と向き合い、今を生きるべく彼らは新たな世界で戦っていく……そんな話です。
注意:この物語は主人公チー
ト(予定)です。 苦手な方はご遠慮ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-04-08 19:00:00
17259文字
会話率:40%
一応はVRMMO→トリップ、のつもり。
デスゲームではなく、帰る方法を探す訳ではなく、技術を持ち込む訳でもなく、あくまでゲームだけどやっぱりもう一つの現実で?
そんな微妙な距離感の2つの世界。その内の片方で進んでいく、ほのぼの日常冒険
譚。
※趣味とノリで書かれております。途中で破綻する・伏線回収不可・更新に数カ月かかる等の危険が高いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-04-08 04:00:00
100239文字
会話率:43%
山間の村で、横暴な騎士達に対する反乱が起こった。反乱の首謀者は、赤く輝く鎧をまとった戦士と、その友人の痩せた魔術師。たまたま村に居合わせた吟遊詩人は、魔法の腕を見込まれて、騎士達のいなくなった村を魔物から守る手伝いをすることになる。そして
吟遊詩人は、真の英雄達の生き様を目撃するのだった。
――いずれ長編で書きたいと思っている話の筋です。これだけでも作品として成立するかなと考え、発表することにしました。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-04-06 08:00:00
3164文字
会話率:42%
人間嫌いな烏(カラス)の悪魔 クロウ と、
病弱でも脱走が大好きな、入院中の少女 あさな。
小さな神社で出会った一羽と一人。
だがクロウには、あさなの「魂」を回収するという任務が課せられている…
かなわない…かなってはいけない恋
。
最後の最期、あさなの望む願いとは…―――
小さな小さな戦い。
天使と悪魔と人間。
現代を舞台に起こった小さなファンタジー小説。スタートです。
かなりライトに書き連ねてます。
どうぞお気軽に。
残酷描写は控えめを心がけています。
書き手自身が苦手なので。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-04-06 00:00:00
32075文字
会話率:36%
国境を越えて旅をしていたエドウィンは、背中に矢が刺さったまま拘束されている漆黒の狼に遭遇する。
瀕死の狼の正体は『森の守り神』と呼ばれる人狼(じんろう)だった。
明日には処刑される運命である狼は、一時だけ自由にして欲しいとエドウィンに懇願す
る。
人狼が処刑される事になった顛末とは?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-04-05 00:59:21
61962文字
会話率:20%
剣に魔法が飛び交う世界、「イヴ」。更にはドラゴン等の魔物も当然の如く―。そんな世界で三人の旅人が求める物は何か。富? 名声? いえいえ、彼等を動かすのは果ての無い好奇心と探究心。これは若くして旅に出た、三人の旅人の冒険譚。と、同時に、平凡嫌
いの作者が必死にイレギュラーを目指すファンタジー小説。 ※不定期更新になると思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-04-04 19:33:48
7070文字
会話率:32%
魔物や化け物がごく普通に、人間に交じって暮らす現代。人外達は死神の統制下、月明かりと黄昏、白日の間でひっそり生活していた。そんな中、人間の中でも人外にやや近い、古来より連綿と続く魔女の家系が存在する。秘術を伝える魔女の少女、その心臓を狙い
、魔女へと成り上ろうする6人の人間と1体の亡霊がいた。人間同士の闘争のため、死神が介入できない中、国連から派遣されてきた魔人が少女を守るお話。そして魔人は1000年に渡る因縁への決着を行う。※本作品は『GAIA小説広場』に投稿されていた作品を再編集しています。また本作品は『月シリーズ』として、別作者と世界観を共有しながら作成しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-04-02 06:00:00
419362文字
会話率:30%
何もかも失われた大戦争時代。唯一残ったものは、戦時活躍した英雄譚だけ。
その英雄譚に登場する英雄を祖先にもつ一族、その中で孤独をもつ少年が一人。少年は血の濃さが、その一族の中でも特に薄い。差別を受けて、忌まわしい『リアン』の名をもらった
少年は、ある決意を胸にする。
「俺は、先生みたいになる」
王道(?)+シリアス多めのファンタジーです。間違いが多い作者ですが、宜しく御願いします。
総合ユニーク20000人突破! 総合PV75000ヒット突破! 有り難う御座います!!
感想に制限をつけていません。過激な誹謗中傷は、作者の貧弱なメンタルが崩壊しますのでご遠慮ください。(2010年より、改稿作業をしております。初見の皆様は『読者の皆様へ』をお読みなってください)
現在の状況→ 改稿:new!【第1章6】まで 本編:【第7章10】まで
※なお、他サイトで上げていたものですが、引き上げております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-03-29 00:00:00
246182文字
会話率:41%
20XX年…って違う。
キーワード:
最終更新:2012-03-28 17:57:14
358文字
会話率:0%
この世界と似た別の世界。
その世界でも争いはあり、戦争はあり。
戦のために、巨大な要塞が築かれる。
その要塞は、いつしか巨大な生き物ようになり、人の制御から離れる。
黒島に築かれた要塞にも、人の手が届かない場所がある。
そんな場
所を探索する任を帯びた小隊がある。
この話は、そんな小隊の話である。
少し不思議で、マヌケで、ドタバタです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-03-25 18:05:11
16066文字
会話率:31%